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「アーティストを街から追い出さない」。ニューヨーク市が、DCLA(ニューヨーク市文化局)に過去最高となる3億2380万ドル、約500億円の予算を投じる。背景にあるのは、家賃や生活費の高騰によって、アーティストが都市で暮らし、制作を続けること自体が困難になっている現実だ。「美術手帖」の動画番組「アート・インサイト」では、文化政策研究者の作田知樹を迎え、マムダニ市政が打ち出す文化政策と、そこから日本や東京が学べることを考える。※本稿は美術手帖のYouTube番組「アート・インサイト」第7回を再編集したものです。

11月4日〜8日に開催される「アートウィーク東京2026」。都内各地の美術館やギャラリーを結ぶ無料シャトルバス「AWT BUS」が今年も運行される。全6ルートの沿線では、国内外のアーティストによる個展から、独自の視点で構成された企画展まで、多彩な展覧会が開催中。本記事では、各ルートの特徴とともに、編集部が注目したい展覧会を紹介する。

11月1日〜8日、東京・神田錦町の旧カプセルホテルを舞台に、新たなアートイベント「Tokyo Jazz Club」が開催される。2022年にスイスで誕生した「Basel Social Club」の共同創設者のふたりであるロビー・オクダ・フィッツパトリックとヤエル・サロモノウィッツが手がける本プロジェクトは、同イベントで培われた理念を受け継ぎながらも、日本のジャズ文化や東京独自のアートシーンから着想を得た新たな試みだ。現代美術、パフォーマンス、音楽、食、そして人々の交流をひとつの空間に重ね合わせる。この新たなプラットフォームは、従来のアートフェアや展覧会と何が異なるのか。バーゼルでの取り組みから東京への展開、そしてプロジェクトの背景にある思想について、2人に話を聞いた。

中国東北部で育ち、ともに1984年生まれのアーティスト、ワン・トゥオとルオ・ヤン。映像と写真という異なる表現を通して、歴史や記憶、身体、アイデンティティと向き合ってきた2人が、東京都写真美術館で開催中の「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」展に参加している(9月30日〜2027年1月17日)。故郷を離れた経験は、それぞれの創作に何をもたらしたのか。中国東北部という共通の出発点から、現実との向き合い方、観客との関係、そしてこれからの表現について話を聞いた。

2022年の初開催からわずか5年で、延べ7万人以上が訪れるイベントへと成長した「京都モダン建築祭」。なぜ、いま人々は古い建築に惹かれるのか。そして、建築への関心が高まるいっぽうで、なぜ日本では価値ある近現代建築が失われ続けるのか。今年で5回目を迎える建築祭の実行委員長であり、建築史家の笠原一人に、その人気の背景と建築を未来へつなぐための課題を聞いた。


































































































































