
現代美術コレクターへの道:アートコレクターの額装事情(前編)
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行ううえでの基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行ううえでの基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。
東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEX IIの「T&Y Projects」は、代表を務める栗田裕一が自身のアートコレクションを家具とともにコーディネートする形態で作家の個展を開催してきた。コマーシャルギャラリーとは異なるかたちで作品を見せる本スペースについて、栗田の思いをインタビューした。
フィンランドを代表するライフスタイルブランド「イッタラ」。1881年にフィンランド南部のイッタラ村に設立されたガラス工場からスタートした同ブランドを本格的に紹介する日本初の展覧会「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は9月17日〜11月10日。
1992年に日本で初めての展覧会を開催したアメリカの画家、ロバート・ハインデル。その日本デビュー30周年を記念し、「MODERN REALISM ロバート・ハインデル展」が代官山ヒルサイドフォーラムで開催される。会期は6月28日〜7月10日。
展覧会に行くと会場で必ず見かけることになる看視員。都内の美術館で看視業務を受託する株式会社協栄で、国立新美術館の看視業務責任者を担当する小杉脩に仕事の内容や目的、やりがいなどを聞いた。
東京都庭園美術館の新たな館長に、建築家として世界的に知られる妹島和世が就任することが発表された。
今週開幕した/閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい7つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
チームラボはアブダビ(アラブ首長国連邦)のサディヤット文化地区に、「好奇心」と「イマジネーション」を育むアートプロジェクト「teamLab Phenomena Abu Dhabi」を2024年に完成させると発表した。
構想から約40年という異例の時間を経て今年開館した大阪中之島美術館。財政難や整備計画の白紙などいくつもの困難を、関係者たちはどのように逆転したのだろうか? 3名のキーパーソンと識者にインタビューし、開業までの経緯や将来像などを振り返る。第2弾は大阪府・市の特別顧問で計画の再検討に関わった上山信一・慶応義塾大学総合政策学部教授に話を聞いた。
現在、箱根のポーラ美術館では過去最大規模となる企画展「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」が開催中だ。タイトルにある通り、従来のコレクションの代表作に新収蔵作品を加えたこの豪華な展覧会を、女優・モデルとして活躍する中条あやみと訪ねた。案内役は本展を担当したキュレーターのひとりであるポーラ美術館学芸員・工藤弘二。
チームラボが初めてセノグラフィー(舞台美術)を手がけた、ジャコモ・プッチーニの遺作オペラ『トゥーランドット』の新制作が、スイスのジュネーヴ大劇場で上演されている。
モダニズムを代表する画家のひとりとして、近年世界的に注目を浴びるフィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベック。その生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた映画 『魂のまなざし』が、7月15日よりBunkamuraル・シネマほかにて順次公開される。
現在開催中の「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の作品として、越後妻有里山現代美術館 MonETを会場に、ロシアの作家エカテリーナ・ムロムツェワの展覧会の追加開催が決定した。
グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展である第25回グラフィック「1_WALL」展が、6月28日〜7月23日に銀座のガーディアン・ガーデンで開催。会期中の7月14日にはオンライン上のライブ配信によって公開最終審査が行われ、グランプリが決定する。
2022年6月18日から9月25日まで開催される、国際現代芸術展「ドクメンタ15」。これまでの“アートの祭典“とはまったくく異なる様相に、賛否両論、熱い議論が巻き起こっている。今回の芸術監督に抜擢されたインドネシアのアート・コレクティブ「ルアンルパ」のメンバー、レザ・アフィシナと、アーティストチームのひとり、フレデリケ・ハンゼンに話を聞いた。
岡山県岡山市を舞台に、国際的な現代アーティストたちが集う「岡山芸術交流」。3回目となる今年はどのような作家たちが参加するのだろうか?
東北における美術を考えるチュートリアル活動「東北画は可能か?」の展覧会「東北画は可能か?-生々世々-」が、カイカイキキギャラリーで開催される。会期は7月8日〜7月28日。
6月19日に閉幕したアート・バーゼル2022では、4000万ドル(約54億円)のルイーズ・ブルジョワの彫刻をはじめ、数々の高額作品が取引された。その様子をオンラインでの取材をもとにお届けする。
京都岡崎 蔦屋書店に新たなアートスペース「GALLERY EN」がオープン。国内の若手現代アーティスト作品を中心に紹介するこのスペースのオープンを記念し、増田将大の個展「散在し接続されている」が開催される。会期は7月8日~25日。
アート・バーゼルとUBSが毎年公表している「The Art Basel and UBS Global Art Market Report」。アジアのアートマーケットの可能性やNFTブームの行方、そしてウクライナ戦争やコロナ禍による燃料価格の高騰やサプライチェーンの混乱がもたらす影響について、レポートの著者クレア・マカンドリュー博士にオンラインでインタビューを行った。
非営利団体「weMORI」が、アーティスト・コムアイとアートディレクター・村田実莉とタッグを組み、今年4月にNFT作品をローンチ。作品販売を通してその売上の50パーセントをマダガスカル島の森林保護へ寄付するという仕組みだ。NFTマイニングのために大量な電力が消費され環境負荷が危惧されるなか、NFT×環境問題について改めて3人に話を聞いた。
「素知覚」(そちかく)と自ら名付けた、五感に分類できないありのままの知覚でとらえた世界を絵画で表現する畑山太志。個展「空間体」を開催中のギャラリー、EUKARYOTEで話を聞いた。
新型コロナウイルスの影響によってリアル開催が見送られてきた「六本木アートナイト」が、9月17日~9月19日の会期で開催される。テーマは「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」。
ドイツ中部の街カッセルで5年に1度開催される、世界最大級の現代アートの祭典「ドクメンタ」。その第15回目となる「ドクメンタ15」が6月18日に開幕した。今回はインドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパがアジア初の芸術監督として迎えられ、あらゆる意味でこれまでとはまったく異なるドクメンタが、大きな話題を呼んでいる。前後編で現地からレポート。重要なキーワードも解説する。
2023年7月、国際水準のアートフェア「TOKYO GENDAI」がパシフィコ横浜で初開催される。これまでアジアを中心に数々のフェアを手がけてきた「The Art Assembly」のマグナス・レンフリューが音頭を取り、Google Arts & Cultureで日本のアートシーンとも関係を築いてきたEri Takaneがフェアディレクターを務めるこのフェア。その狙いや日本のマーケットに対する考えを聞いた。
2022年に開催されるドクメンタ15の芸術監督を務めることになったインドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパ。2000年に1軒の家を拠点に6名の作家が集り始まったその実践は、都市問題に応答しながら拡大してきた。彼らがどのように社会とともに活動してきたのか、拠点とするジャカルタで話を聞いた。
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第6回は、東京国立博物館で開催中の「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」を担当した三笠景子が、東京国立博物館の琉球コレクションの歴史や本展の展示の意義を語る。
今週開幕した/閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい6つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。拾ってきた子犬に名前が付いた。
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