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2022年、ICOM(国際博物館会議)が新たな「ミュージアム」の定義を採択した。時代とともに変化するミュージアムの世界を、博物館学の専門家である東京藝術大学大学美術館の熊澤弘准教授がご案内する。初回はイントロダクションとして、ミュージアムの基本要素をおさらい。

世界中で絶大な人気を誇る、「水玉の女王」草間彌生。その作品が常設展示されている国内の美術館をピックアップしてお届けする(すべての作品画像/All images of works:© YAYOI KUSAMA)。 ※本稿は2018年8月の記事を改訂したものです

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年1月号の「ロンドン」では、イラン生まれのアッバス・アカヴァンの個展「庭のための研究」ほか4つの展覧会を紹介する。権力や社会といった大きな主語にとらわれない、一人称の声に耳を傾ける。

「Midjourney」や「Stable Diffusion」などの画像生成AIが話題を集め、誰もが簡単に「作品」を制作できる時代に突入した。だが、AIが生成した作品の本当の作者は誰に当たるのだろうか? また著作権の帰属先は? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点からAI作品を分析する。

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第6回は、現代アートを象徴する潮流である「コンセプチュアル・アート」にフォーカスして、現代アートの多様性を紐解く。