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草間彌生

Yayoi Kusama

草間彌生

「草間彌生 わが永遠の魂」会場風景

「草間彌生 わが永遠の魂」会場風景

「草間彌生 わが永遠の魂」会場風景

「草間彌生 わが永遠の魂」会場風景

草間彌生美術館外観

「アジア回廊 現代美術展」での出品作《無限の網のうちに消滅するミロのビーナス》(1998)

 1929年長野県出身。幼少期から幻視や幻聴を体験し、その体験から網目模様や水玉模様をモチーフにした絵画を制作する。これらの模様は草間の代名詞にもなっており、「水玉の女王」と称されることもある。様々なオブセッションを乗り越え、単一モチーフの強迫的な反復と増殖による自己消滅という芸術哲学を見出している。

 57年に渡米し、細かい網目模様を巨大な画面に描くネット・ペインティングや、男性器をモチーフにしたソフト・スカルプチャー、鏡や電飾を使ったインスタレーションやハプニング、ボディ・ペインティングなど様々な作品を発表し、前衛芸術家としての地位を確立した。66年には第33回ヴェネチア・ビエンナーレに参加するいっぽうで映画製作や新聞の発行などメディアを使った表現も行う。73年に帰国すると小説や詩集を発表するなど活動の幅を広げ、83年には第10回野性時代新人賞を受賞。94年より野外彫刻を世界中で手がけ、その作品が街中で見られるようになる。

 以降も精力的に活動を続け、次々に新作を発表。世界中の美術館で展覧会を開催し、いずれも好評を博すなか、2017年、東京・新宿に草間彌生美術館が開館した。