
多種多様な糸が織りなす大地の手触り。川島織物セルコンがミラノで発表した「織の地層」が大阪・東京に凱旋
地層の断面に現れる凹凸や粒感、乾いてひび割れた土壁、ゴツゴツとした岩肌、光を透かして深い色をたたえる鉱物。自然物が放つ多様な存在感を、すべて織物で表現できるとしたら──。それを実現したのが、川島織物セルコンが「ミラノデザインウィーク2026」で発表した「織の地層 - Woven Strata -」シリーズだ。一枚の織物が、自然物の手触りや気配を宿すまでに、どれほどの創意工夫が重ねられているのか。11月に大阪と東京で開催される特別展を前に、京都の本社を訪ね、その表現と技術をひもといた。


















