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地域レビュー(中国):筒井彩評「原千夏個展 ノスタルジア」(THE POOL)、「美と祈り:近現代日本美術に見るキリスト教」(岡山県立美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、筒井彩(ふくやま美術館学芸員)が、「祈りのかたち」をキーワードに、「原千夏個展 ノスタルジア」(THE POOL)と「美と祈り— 近現代日本美術に見るキリスト教」(岡山県立美術館)の2つの展覧会を取り上げる。

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地域レビュー(東京):石田裕己評 松岡はる主宰「ノン 第一回」、芳賀菜々花主催「『牢』vol.3」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューシリーズ。本記事は、石田裕己が昨年11月から今年1月にかけて東京で開催されたパフォーマンスのなかから、松岡はる主宰の「ノン 第一回」と芳賀菜々花個展「前だけ見て進もう My Way」の関連イベントとして実施された「『牢』vol.3」を取り上げる。2025年の東京で同時に出現した、パフォーマンス形式による新たな試みについて考察する。

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地域レビュー(関東):柴山陽生評「鳥本采花 瞳の解釈、希望の声」(GALLABO TOKYO)/「Dear Animals and Plants ―親愛なる仲間たち―」(群馬県立館林美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、柴山陽生(横浜国立大学)が関東圏(東京を除く)で開催された展覧会のなかから、GALLABO TOKYOで開催された「鳥本采花 瞳の解釈、希望の声」と、群馬県立館林美術館の「Dear Animals and Plants ―親愛なる仲間たち―」という、植物と動物に関する2つの展覧会を取り上げる。

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名分とポリフォニー──多言語政治における主体の生成。謝以恭評「恵比寿映像祭2026:あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight」

東京都写真美術館で開催された「恵比寿映像祭2026」は、「あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight」という多言語のタイトルが示す通り、声、言語、そして主体の生成をめぐる問いを提示する。本稿では、美術批評家、アート・アーキビストの謝以恭(シャ・イキョウ)が翻訳や移動の経験、さらには「名分」と多声性(ヘテログロシア)の観点から、本展が浮かび上がらせる多文化社会の複雑な風景を読み解く。

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「貧」しくて「おいしい生活。」変わらない 清水穣評「井上有一の書と戦後グラフィックデザイン 1970s-1980s」展

渋谷区立松濤美術館で開催された「井上有一の書と戦後グラフィックデザイン1970s-1980s」展について、美術批評家・清水穣が評する。「書」というジャンルを超えた前衛美術の文脈で評価を受ける井上有一──彼の書を積極的に起用した戦後の日本のグラフィックデザインとの相関関係を考察する。

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じゆうとほう 椹木野衣評「メタル」展、VMO×飴屋法水「GUN」、「MIKAMI MEME 2025│三上晴子と創造のミーム」

「メタル」展、VMO×飴屋法水「GUN」、そして三上晴子没後10年追悼展「MIKAMI MEME 2025│三上晴子と創造のミーム」。3つの展覧会に共通するメタルとメタ・メタルをめぐる連鎖とは──美術批評家・椹木野衣が、金属をめぐる「じゆうとほう」について考察する。

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地域レビュー(東京):原田美緒評「須田日菜子 空間のひげ」、「場–junction–」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューシリーズ。本記事では、原田美緒(東京都現代美術館学芸員)が、須田日菜子「空間のひげ」(TAKU SOMETANI GALLERY)と、KINJOがキュレーションしたグループ展「場–junction–」(parcel)の2つの展覧会を取り上げる。身体の延長として空間に介入する絵画表現と、都市に散在する痕跡や関係性を展示空間に引き入れる試みを手がかりに、背景化されがちな身体や場がいかに前景化されうるのか、その表現の可能性を読み解いていく。

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地域レビュー(東北):清水建人評「青野文昭展」/「曽根裕 作品展 by ヒメコレ」「M’s コレクション 展」「Moving Image in Contemporary Art」

ウェブ版「美術手帖」の地域レビュー。本稿では、せんだいメディアテーク学芸員・清水建人が、仙台市内のギャラリーで開催された「青野文昭 延命する現在/地縛する過去/分岐する未来」と、同市内で開催された複数のコレクション展を取り上げる。作家の営みと蒐集の実践が交差する場から、仙台に息づく文化の基盤を探る。

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地域レビュー(東海):河村清加評「アートオブリスト2025 ワタナベエイジ展」(大倉公園)/手塚好江個展「In/Out-between」(愛知県立芸術大学 サテライトギャラリーSA・KURA)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では東海地方で開催された2つの展覧会、アートオブリスト2025 ワタナベエイジ展「Morning Monsters/W Eiji」と手塚好江個展「In/Out-between」を取り上げる。「みる」という行為によって引き起こされる曖昧さ、そしてその豊かさについて、河村清加(浜松市鴨江アートセンター)が論じる。

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「万博」は何をもたらしたのか。山本浩貴評「エヴ・カデュー J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」

奈良にあるMOMENT Contemporary Art Centerで開催されたカナダ出身の写真家エヴ・カデューによるアジア初個展「J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」を文化研究者・山本浩貴がレビュー。世界各地に点在する万博跡地を撮影した代表シリーズ「J’AI VU LE FUTUR(私は未来を見た)」が、万博イヤーに開催された意味を読み解く。

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地域レビュー(東京):山﨑香穂評「もつれのパターン / Patterns of Entanglement」「知覚の大霊廟をめざして──三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事は、山﨑香穂(東京都写真美術館学芸員)が昨年12月に東京で開催された展覧会のなかから、「もつれのパターン / Patterns of Entanglement」「知覚の大霊廟をめざして──三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」を取り上げ、テクノロジーやメディアの発展による人間を取り巻く環境や知覚の変化について考察する。

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地域レビュー(東北):長尾衣里子評「コスモスの咲くとき」「90年目の狂詩曲」(青森県立美術館)/アーティスト・イン・レジデンス プログラム2025「CAMP」(国際芸術センター青森)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、長尾衣里子(十和田市現代美術館チーフ・キュレーター)が、青森県立美術館で開催されたコレクション展「コスモスの咲くとき -地域に学び、平和を刻む教育版画の“いま”」「90年目の狂詩曲 -工藤哲巳、寺山修司」と、国際芸術センター青森(ACAC)によるアーティスト・イン・レジデンス・プログラム2025「CAMP」の3つを取り上げる。

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地域レビュー(四国):塚本麻莉評「神山アーティスト・イン・レジデンス2025」、「コレクション展 戦後80年─画家と戦争」(徳島県立近代美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、塚本麻莉(高知県立美術館主任学芸員)が、徳島県・神山町で1999年から開催されている「神山アーティスト・イン・レジデンス 2025」と、徳島出身の画家・山下菊二を中心に紹介する「コレクション展 戦後80年─画家と戦争」(徳島県立近代美術館)の2つを取り上げる。

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地域レビュー(関東):柴山陽生評「熱気の向こうの白と黒-ビッグ錠と風間サチコ異食なふたり」(藤沢市アートスペース)/コイズミアヤ「孤独な粒子」(obi gallery)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、柴山陽生(横浜国立大学)が関東圏(東京を除く)で開催された展覧会のなかから、藤沢市アートスペースで開催された「熱気の向こうの白と黒-ビッグ錠と風間サチコ異食なふたり」と、obi galleryのコイズミアヤ「孤独な粒子」の2つを取り上げる。

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地域レビュー(東京):黒沢聖覇評「マリーナ・タバサム・アーキテクツ展」、「MAMスクリーン022:イキバウィクルル」、「石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューシリーズ。本記事では、黒沢聖覇(キュレーター)が、東京で開催されている3つの展覧会を取り上げながら、「Resilience(回復力)」、「Resonance(共鳴)」、「Regeneration(再生)」という3つの「Re」を軸に、災害や暴力の記憶がなお現在をかたちづくり続ける場における表現のあり方を探る。

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地域レビュー(東北):村上由鶴評「東松照明と土門拳」(土門拳写真美術館)/エルヴィン・ヴルム「人のかたち」(十和田市現代美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、村上由鶴(写真研究/美術批評)が、土門拳写真美術館で開催の戦後80年記念特別展「東松照明と土門拳-語りつぐ写真-」と、十和田市現代美術館の「エルヴィン・ヴルム 人のかたち」の2つを取り上げる。

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地域レビュー(北海道):佐藤拓実評「北海道アンモナイト研究史 ~研究者と愛好家が紡いだ物語~」(三笠市立博物館)/鷲尾幸輝「milk」(salon cojica)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では佐藤拓実(神田日勝記念美術館学芸員、画家)が、「北海道アンモナイト研究史 ~研究者と愛好家が紡いだ物語~」(三笠市立博物館)と鷲尾幸輝「milk」(salon cojica)の2つを取り上げる。

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回帰する写真 清水穣評 鷹野隆大「bodies」展、武田陽介「STRUCT.RE:CALL」「Lost in Translation」展、岡本明才「ピンホールカメラ・エクステンデッド」展

Yumiko Chiba Associatesで開催された鷹野隆大「bodies」展、KOSAKU KANECHIKA 天王洲で開催された武田陽介「STRUCT.RE:CALL」「Lost in Translation」展、kanzan galleryで開催された岡本明才「ピンホールカメラ・エクステンデッド」について、清水穣が評する。

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