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すべてはアーティストのために。拡大を続けるgallery UGの目指すかたちとは

2001年に東京・銀座に開廊したgallery UG。2020年には天王洲のTERRADA ART COMPLEX Ⅱにギャラリースペース「gallery UG Tennoz」を、今年2月には「gallery UG Osaka Umeda」をオープンさせた。アーティストとともに成長してきたgallery UGのこれまでの歴史とこれからの挑戦を、代表の佐々木栄一朗とスーパーバイザーの今井友美に聞いた。

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ついに上陸する「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」。ディレクターたちが語るその魅力

ヴァン クリーフ&アーペルによるモダン/コンテンポラリーダンスのメセナ活動「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」(10月4日〜11月16日)が今秋日本で開催される。一部の公演は「KYOTO EXPERIMENT 2024」のプログラムにも組み込まれ、会場は京都芸術センター、ロームシアター京都、京都芸術劇場 春秋座、彩の国さいたま芸術劇場と京都と埼玉にわたる。

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舟越桂の静謐と情熱、そしてレガシーに迫る。学芸員が語る「舟越桂 森へ行く日」(彫刻の森美術館)

日本初の野外美術館として1969年、箱根山中にオープンしたのが彫刻の森美術館だった。開館55周年を記念して現在、「舟越桂 森へ行く日」が開かれている。準備途上の2024年3月、舟越桂氏は逝去。それでも企画実現を強く望んでいた本人の意思を汲み、個展は予定通り開催へと漕ぎつけた。同展および併催の「名作コレクション+舟越桂選」展について、展覧会を担当した彫刻の森芸術文化財団主任学芸員・黒河内卓郎と東京事業部部長・坂本浩章に話を聞いた。

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新たな写真新人賞「夜明け前|New Photography Award」始動。審査員たちが期待することとは?

写真によって新たな時代を切り開く表現者を発掘・支援するアワード「夜明け前|New Photography Award」が始動した。今回、審査員を務める写真家の鈴木理策、出版社・赤々舎代表の姫野希美、ベンチャーキャピタルANRI代表パートナーの佐俣アンリの3人に、アワード設立の経緯やそれぞれの思いを聞いた。

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フィリップ・パレーノ インタビュー:すべては関係性の中に

ポーラ美術館で個展「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」を開催中のフィリップ・パレーノ。ニコラ・ブリオーが著書『関係性の美学』においてその代表的な作家として言及したこの作家は、どのような思考で展覧会と向き合っているのか? 批評家・石川卓磨が話を聞いた。

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コレクターミュージアムの意義とは何か? UESHIMA MUSEUM館長・植島幹九郎×彫刻家・名和晃平

今年6月、渋谷教育学園敷地内(東京)にオープンしたUESHIMA MUSEUM。館長の植島幹九郎は、2年ほどの間に680点あまりの作品を収集してきた注目のコレクターだ。圧巻のコレクションを体験できるこのミュージアムのなかでも存在感を放つのが名和晃平の作品。今回は植島が名和を対談相手に迎え、その作品やコレクターがミュージアムをつくる意義について語り合った。

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建築家✕学芸員の対話でひも解く「ポール・ケアホルム展」(パナソニック汐留美術館)の魅力。田根剛✕川北裕子

パナソニック汐留美術館で開催されているデンマークのデザイナー、ポール・ケアホルムの仕事を振り返る「織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」。本展の見どころについて、会場設計を担当した建築家・田根剛と、担当した同館学芸員の川北裕子に話を聞いた。

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「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」(SOMPO美術館)の魅力とは。世界最大級のロートレック紙作品のコレクター夫妻の言葉

19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)の展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が東京・新宿のSOMPO美術館で9月23日まで開催中だ。ロートレックの紙作品の個人コレクションとして世界最大級となるフィロス夫妻のコレクションによって構成された本展。このコレクションと展覧会の魅力を夫妻に聞いた。

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機会を創るひと、活かすひと。リクルートの芸術文化支援は「江副記念リクルート財団」、アートセンター「BUG」の両輪で回る

東京駅八重洲南口に面したビル1階で、リクルートホールディングスにより昨年オープンしたのがアートセンター「BUG」。同スペースで6月から開催される小林颯個展「ポリパロール」(6月26日〜7月21日)は、新しい「場」にふさわしい大胆なチャレンジに満ちた展示であり、個展を担う小林は公益財団法人江副記念リクルート財団の支援を受けたアーティストでもあるのだ。リクルートが長らく継続してきた若き才能への支援活動と、BUGに象徴される「場づくり」の取り組みとはどんなものか。その歴史と実態を、運営側とアーティスト双方の声から探る。

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エイベックスがつくる「アート」としての大麻布。現代社会を刺激する大麻布ブランド「majotae」とは?

エイベックスが手がける、大麻布(ヘンプ)ブランド「majotae(マヨタエ)」。日本古来の大麻布を蘇らせるというこのプロジェクトはどこを目指しているのか。本ブランドに携わる大麻布収集家でアーティストの吉田真一郎に話を聞いた。

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デザインとアートの交点から生まれる、可能性と問い。対談:横尾忠則×鈴木曜

1908年の創業以来、カミソリや包丁を中心とした刃物をつくり続けた貝印。同社が2021年より販売を開始した世界初の「紙カミソリ®」は、その名の通り、紙でできた使い捨てカミソリだ。その「紙カミソリ®」が横尾忠則の「ピンクガール」シリーズとコラボレーション。横尾がその試作品を初めて目にする場で、デザインを手がけた貝印のCMO・鈴木曜との対談を行った。コラボレーションの経緯から、「ピンクガール」の秘話、デザインとアートの魅力、ものづくりにおける思想、そして環境問題まで、幅広く語り合う。

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もの派、そして「触」シリーズへ。学芸員が語る「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」(神奈川県立近代美術館 葉山)

キャリア初期には「もの派」のひとりとして活動し、ほどなくして絵画表現を模索する道を歩んだ吉田克朗。「触」シリーズを精力的に手がけるなか、1999年に55歳で逝去した作家の全貌にせまる大規模な回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」が初めて開催される。展覧会を担当する神奈川県立近代美術館の学芸員・西澤晴美に話を聞いた。

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モンクレールから世界への「夢への招待状」。ドリーマー、ダニエル・アーシャムが見た夢とは?

毎春、ミラノ市内に世界中から最新のデザインが集結するミラノデザインウィーク。フランス発のファッションブランドであるモンクレールが、ミラノ中央駅を中心に「An Invitation To Dream(夢への招待状)」と題するプロジェクトを4月15日〜21日に開催した。同プロジェクトに登場したドリーマーのひとりでアーティストのダニエル・アーシャムのインタビューをお届けする。

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マーク・レッキーが《Fiorucci Made Me Hardcore》を通して伝える、アートをつくる「意味」

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、イギリス出身のアーティストであるマーク・レッキーの日本初個展「Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem」が開催されている(〜8月18日)。来日した作家に、映像作家である荒木悠がインタビュー。その作品と制作姿勢に迫る。

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「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」が切り開く若手工芸作家と富山県の未来

高い技術力に裏づけられた富山県では、工芸の再構築を目指す取り組みが進められている。2020年度、21年度の「国際工芸アワードとやま」、22年度の「工芸コラボレーション1+1プロジェクト」に続き、23年度は「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」と題して、35歳以下の工芸作家がホスト(工房・企業)とタッグを組み、協同で新しい作品を発表。昨年度に続き、富山県総合デザインセンター所長で富山県美術館副館長の桐山登士樹に話を聞いた。

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化粧用パール剤が画材となり、絵画の未知なる奥行きが生まれる。対談:アーティスト・高屋永遠 × 山脇竹生

東京・代官山のLurf MUSEUMで、アーティスト・高屋永遠の個展「It calls: shades of innocence」が4月8日まで開催中だ。高屋は絵画制作を通じて、自らが存在する空間の根源を探り、鑑賞者が作品を前にして「大いなる自然の循環の一部」としての自己を感じられるような、没入的空間を探求している。そんな高屋は資生堂みらい研究グループとともに、化粧用パール材を画材に用いた新たな絵画表現の考案に挑戦。本展ではその成果が新作として展示されている。アーティストと化粧品会社の共同研究から生まれた新たな描画方法とはいったいどのようなものなのか。高屋と資生堂研究員・山脇竹生に話を聞いた。

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