蜷川実花展 with EiM Light in the Ruin

　株式会社東洋工場跡地で、蜷川実花とクリエイティブチーム・EiMによる展覧会「蜷川実花展 with EiM Lights in the Ruin」が開催されている。

　蜷川にとって岐阜県で初めての展示となる今回のテーマは「地域の未来と可能性」だ。廃工場というユニークな舞台が、蜷川とEiMによる光と色彩のアートで生まれ変わる。とくに注目は、1000以上のクリスタルガーランドを使った新作展示。この作品の一部は、葛西臨海公園での展示でされ、その美しさと独創性が話題となった。

　飛騨の廃工場に差し込む自然光と、クリスタルガーランドの幻想的な輝きが融合し、地域の未来と可能性を象徴する作品が広がる。ほかにも、日本初公開となる《floral resonance》、廃墟と対比をなす鮮やかな色彩の写真展示、自然光と人工光が調和する新作展示などが公開。