SERIES

第32回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:宙を舞うダンボール

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第32回は、ダンボールを素材に大型の立体作品をつくり続ける妹尾宜明を紹介する。

第2回

原初的な感覚を呼び覚まし、世界の深淵に反転する表現。鴻池朋子インタビュー

新型コロナウイルスが感染拡大する前の1月18日に開館したアーティゾン美術館で、石橋財団コレクションと現代美術家が共演するシリーズ「ジャム・セッション」の第1回として開催された「鴻池朋子 ちゅうがえり」展。野生の気配が立ち込め、五感に訴えかけるインスタレーションを会場全体につくり出した作家に、今回の展示について話を聞いた。

第4回

自然素材を扱う游文富と、人気絵本作家の幾米。2人の台湾出身作家が構想する、新たなコミュニティのあり方とは

国際的に大きな注目を集める台湾のアートシーンに、全4回で迫る本連載。最終回となる今回は、「北アルプス国際芸術祭 2020 - 2021」(2021年8月21日〜10月10日)に参加予定2名のアーティスト、游文富(ヨウ・ウェンフー)と幾米(ジミー・リャオ)を紹介する。[台湾文化センター×美術手帖]

第1回

「美術館とは過去と現在を未来につなげていく場所」。アーティゾン美術館副館長・笠原美智子インタビュー

新型コロナウイルスが感染拡大する前の1月18日に開館したアーティゾン美術館。開館から約半年の間に、日本の、そして世界の美術館を取り巻く状況は大きく変化した。都心でもっとも新しい美術館であるこの美術館で副館長を務める笠原美智子は、この半年をどう振り返り、未来をどう眼差すのか?

第3回

ヨコトリで必見。2人の台湾出身アーティストが、コロナ禍のいま問うものとは

国際的に大きな注目を集める台湾のアートシーンに、全4回で迫る本連載。第3回では、「ヨコハマトリエンナーレ2020」(7月17日〜10月11日)に参加している2名のアーティスト、何采柔(ジョイス・ホー)と張徐展(ジャンシュウ・ジャン)の作品の魅力を紹介する。[台湾文化センター×美術手帖]

第10回

日本の文化政策に最適なモデルとは? 世界の現状から考える

新型コロナウイルスの感染拡大によって、アート界は大きな打撃を受けている。文化庁や各自治体は様々な文化支援策を打ち出しているが、その規模ははたして適切と言えるのだろうか? 「パーセント・フォー・アート」をはじめとする世界各国の文化政策を紐解き、現状を照らし出す。

第31回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:閉ざされた薬局で絵と対峙する暮らし

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第31回は、閉店した薬局で独居生活を続けながら、ひたすら絵画を制作し続ける戸谷誠を紹介する。

第14回

プレイバック!美術手帖 2004年5月号 特集「わたしがほしい美術館、いらない美術館」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は2004年5月号の特集「わたしがほしい美術館、いらない美術館」を紹介。

第30回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:トーストは振り返らない

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第30回は、トーストの上に様々なアートを再現する藤本あづさを紹介する。

第2回

台湾原住民族のアーティスト、武玉玲インタビュー

国際的に大きな注目を集める台湾のアートシーンに、全4回で迫る本連載。第2回では、台湾原住民族・パイワン族のアーティスト、武玉玲(アリュアーイ・プリダン)のインタビューをお届けする。「ヨコハマトリエンナーレ2020」(7月17日〜10月11日)にも参加し、代表作群を空間に配置したインスタレーションを発表する作家に話を聞いた。[台湾文化センター×美術手帖]

第28回

【シリーズ:BOOK】1980年代以降の「キュレーション的転回」とは。『キュラトリアル・ターン』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年8月号の「BOOK」2冊目は、1980年代以降の日本のアートシーンにおける「キュレーション的転回」を追う『キュラトリアル・ターン』を取り上げる。

2020.7.30
第27回

【シリーズ:BOOK】「現代美術館」の新たな実践に向けて。『ラディカル・ミュゼオロジー』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年8月号の「BOOK」1冊目は、美術批評家・理論家のクレア・ビショップが「現代美術」の「現代」を問い直し、ミュゼオロジーの方法論を提示する『ラディカル・ミュゼオロジー』を取り上げる。

2020.7.29
第1回

クロスオーバーする台湾現代美術──歴史と記憶、社会へのまなざし

同性婚の法制化や先進的なデジタル行政、そして目覚ましい効果を発揮した新型コロナウイルス対策など、その民主主義に根ざした政治・社会のありようが、国際的に大きな注目を集める台湾。世界のアートシーンにおいても、台湾出身のアーティストたちは、近年その存在感を高めている。本連載では4回にわたり、台湾現代美術の最前線に迫る。第1回となる今回は、躍進する台湾のアートシーンのいまを伝えるレポートを掲載。続く第2〜4回では「ヨコハマトリエンナーレ2020」(7月17〜10月11日)、「北アルプス国際芸術祭2020」(開催延期)参加予定のアーティストたちを紹介する。[台湾文化センター×美術手帖]

第8回

小池寿子が紐解く「死」の表現史──巨人の肩車に載って私たちは何を見るのか

新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちと「死」の距離を急速に縮めた。しかし歴史を遡れば、疫病による死が身近にあった時代は幾度も訪れている。とりわけ14世紀のペスト禍は、ヨーロッパの人口の3分の1とも言われる膨大な犠牲者を生んだ。そうしたなかで、人々はどのように「死」を芸術に表現してきたのか? また、その西洋の死生観には、どんな変遷があるのか? 中世美術の研究者で、ペスト後に隆盛した主題「死の舞踏」に関する著作でも知られる國學院大學教授・小池寿子による特別エッセイをお届けする。

第7回

コロナ禍の時代、アートマーケットはどう変わるのか?

新型コロナウイルスのパンデミックによって、アートマーケットの世界も大きな影響を受けている。これまでマーケットの主要プレイヤーだった巨大アートフェアが中止やオンライン化するなど、変化の波は避けがたい。そこで、長年にわたりアートのECサイト「タグボート」を運営している徳光健治が、今後のマーケットの構造変化を予想する。

第25回

【シリーズ:BOOK】デジタル技術で変化した「写真」の枠組みを探る。清水穣『デジタル写真論』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年6月号の「BOOK」1冊目は、デジタル技術の進歩がもたらした「写真」という枠組みの変化を探る、清水穣『デジタル写真論』を取り上げる。