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SERIES

PREMIUM
第7回

メガギャラリー「ペース」はなぜ日本に進出するのか? CEOマーク・グリムシャーが見据える日本のアートマーケットの未来

2024年春、東京都心に日本初となるギャラリースペースをオープンすることを予定しているメガギャラリー「ペース」。2年以上の熟考を経て、ついに日本への進出を決定した同ギャラリーのCEOであるマーク・グリムシャーにこのスペースや日本のアートマーケットの将来などについて話を聞いた。

第68回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:優しきガーディアンズ

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第68回は、日常で使い捨てられた廃材や廃品を組み合わせ、作品制作を続ける吉田楓馬さんに迫る。

PREMIUM
第1回

東京は新たなアートハブとして成長できるのか? 「Tokyo Gendai」のディレクター、Eri Takaneに聞く

豊かな芸術・文化資源を有している東京。ソウルなどアジアに新たなアートハブが台頭するなか、東京はいかにしてその競争力を高めることができるのか? 本連載では、アートフェア・ディレクター、ギャラリスト、コレクターなど、東京のアート・エコシステムに深く関わる人物への取材を通じ、その可能性を探りたい。第1回目は、今年7月に初めて開催されたアートフェア「Tokyo Gendai」のディレクター、Eri Takaneに話を聞いた。

PREMIUM
第16回

芸術家たちはなぜ「光」を描き続けてきたのか? 「テート美術館展」の担当キュレーター、マシュー・ワッツが語る

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第16回は、テートのコレクションから「光」をテーマに厳選された約120点の作品を紹介する展覧会「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」(国立新美術館)の担当キュレーター、マシュー・ワッツ(テート美術館アシスタント・キュレーター)が、何世紀にもわたって芸術家たちを魅了してきたテーマ「光」と、テートのコレクションを日本で紹介する意義について語る。

2023.9.10
第4回

けんすう流、NFTの使い方とその現在地。現代アートとNFTの関係性をどう見るか?

テクノロジー企業「アル」を経営しながら、様々なNFTサービスを開発・ローンチしているけんすう。けんすうがいまNFTに注力する理由は何か。そしてNFTアートの現在地は? Adam byGMOがお送りするスペシャルインタビュー。(PR)

第62回

書評:シリーズを通して作家の探究にふれる。大澤慶久『高松次郎 リアリティ/アクチュアリティの美学』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2023年7月号では、大澤慶久『高松次郎 リアリティ/アクチュアリティの美学』を取り上げる。高松の作品群を「リアリティ」「アクチュアリティ」の対概念から読解を試みる本書を、美術批評・中島水緒が書評する。

2023.9.8
第61回

書評:コードが絡み合ったままなぞって読み解く。加藤瑞穂『田中敦子と具体美術協会』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2023年7月号では、加藤瑞穂『田中敦子と具体美術協会 金山明および吉原治良との関係から読み解く』を取り上げる。具体美術協会のメンバーのひとり・田中敦子の作品を、その周縁との関係性を読み解くことで分析を試みる本書を、キュレーター/リクルートクリエイティブセンター・檜山真有が書評する。

2023.9.6
PREMIUM
第26回

WORLD REPORT「光州」:Water:やわらかく浸食するひろがり──第14回光州ビエンナーレに流れる力

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年7月号の「光州」では、「第14回光州ビエンナーレ」を取り上げる。光州事件を歴史的背景とするこの地で、「soft and weak like water」をテーマにした国際展は、現在の地球や人間社会の在り方にどのような視点を提示するのか、石橋財団アーティゾン美術館学芸員の内海潤也が論じる。

2023.9.3
PREMIUM
第25回

WORLD REPORT「シャルジャ」:いま、歴史的に考えるこの世界と向き合う「コンタクト・ゾーン」

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年7月号の「シャルジャ」では、今年2月に開催された「第15回シャルジャ・ビエンナーレ」をリポートする。ポストインターネットやポストコロナ、ロシアによるウクライナ侵攻などの変化にさらされる不安定な現代において、ビエンナーレが何を提供できるのか。中東のシャルジャという土地ならではの事例を紹介する。

2023.9.3
PREMIUM
第24回

WORLD REPORT「サンパウロ」:アートを武器に闘うブラジル先住民たちのいま

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年7月号の「サンパウロ」では、サンパウロ美術館で開催された3つの先住民アート展や、モレイラ・サーレス財団による写真と映像の展覧会から、アートを武器に闘う先住民系アーティストらの姿やその取り組みを紹介する。

2023.9.2
PREMIUM
第3回

第3回「アール・デコ」と「未知なるもののデザイン」──テクノロジーはどのような装いをしてきたのか?

「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第3回は、デザイナーでリサーチャー、ライターの青山新が1920〜30年代に興ったデザイン様式「アール・デコ」について「SF映画」を切り口に考察。現代におけるデザインの事例もあわせて紹介し、テクノロジーがどのような姿で表現されてきたかについて論じる。

第3回

art for all「アーティスト報酬ガイドライン」の制定のために。韓国の文化政策から学ぶ

美術のつくり手と担い手によるネットワーク「art for all」。「アーティスト報酬ガイドライン」の制定を目指す同団体が、ガイドラインを考えるために韓国の文化政策を学ぶレクチャーを開催した。その内容をレポートしたい。

第67回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:トリックスターとしての怪獣たち

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第67回は、2016年以来、7年ぶりに訪ねた八木志基くんのいまに迫る。

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第6回

安藤正子のアトリエを訪ねて。「そのときどきの自分の関心や心の動きが絵になるので、人生がそのまま反映されてしまう」

アーティストは日頃どんな場で、何を考えどう制作を進めているのか。「創造の現場」を訪ね、問うてみたい。あなたはどうしてここで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、愛知県にある安藤正子さんの創造の現場である。

2023.8.19
PREMIUM
第23回

WORLD REPORT「ロンドン」:古代から現代、時代間の差異から見つめる。知と富をつくり出すプロセスと代償

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2023年7月号の「ロンドン」では、オリバー・ビアの「アルビオンの波」展、マイク・ネルソンの「絶滅を告げる指標」展、ヨハンナ・ビリングの「一瞬一瞬に起きていることが示される」展を取り上げる。現代の視点から歴史を紐解くアーティストらは、得られた記録や遺物をもとにどのように自身の作品へと昇華するのか。橘匡子がリポートする。

2023.8.13
PREMIUM
第22回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:テクノロジーとコンテクストの接続からイメージ「表現」の行方を考える

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年7月号の「ニューヨーク」は、写真専門のアートフェア「ザ・フォトグラフィー・ショー」や「NFT.NYC 2023」の事例を取り上げる。人工知能(AI)やNFTといった新たなテクノロジーと人間が紡ぎ出すコンテクストが融合することで、「表現」にどのような可能性を生み出すことができるのか、國上直子が考察する。

2023.8.12
PREMIUM
第9回

[ARTIST IN FOCUS]テリー・ウィンタース:生命の情報と絵画の物質性によって積層される、豊かなイメージの時空間

自然界に存在する生命の情報とシステムから想像されるイメージを、抽象絵画表現によって描き出す画家テリー・ウィンタース。「IMAGESPACE」と名付けられた東京での個展に際して、その作品に潜む、生命と情報、世界と絵画の抽象性、そしてイメージの空間性について話を聞いた。

2023.8.6
PREMIUM
第9回

原美術館ARC、ミュージアムショップの「原点」を訪ねて

美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第9回は、群馬・伊香保にある原美術館ARCのミュージアムショップを取り上げる。

2023.8.5