富山県美術館で、今日のポスターデザインの状況と成果を紹介する国際公募展「第14回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2024」(IPT)が開催されている。会期は12月15日まで。
本展は、1985年に創設された国際的にポスター作品を公募・選抜する日本で唯一の国際公募展で、3年に一度のトリエンナーレ方式で開催されている。
14回目の開催となる今回は、紙媒体のポスターを対象としたA・B 部門、若手対象のデータ応募によるU30 + Student 部門の全3部門で作品を募集。世界78の国と地域から、4557点のポスターが寄せられたという。
会場では、2024年4月から実施されてきた審査で選ばれたグランプリや入選作品、実行委員・審査員作品を含む約400点が展示されており、世界のポスターデザインにおけるその現在地を見ることができるだろう。