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和光を次の100年につなぐ 「アーツアンドカルチャー」

東京・銀座4丁目のランドマークであり、東京を象徴する存在でもある和光本店。渡辺仁建築工務所によるネオ・ルネッサンス様式の建築で広く親しまれているこの建物の地階が、杉本博司・榊田倫之の新素材研究所によってリニューアル。ハードとソフト、両面から新たな時代へと歩み出した和光に注目だ。

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アートの創作・流通・コレクションを加速させる。デジタル証明書「clarus ID」とは何か

アート作品の真正を見定めるのは古来、至難の業だった。しかし現代のテクノロジーを活用して、この課題を解決せんとするサービスが誕生した。AIによって贋作すり替えの有無を見極め、ブロックチェーンで書き換え不可のデジタル証明書を提供する「clarus ID」だ。4月には、京都 蔦屋書店での個展にて利用されることとなる。サービスを開発運営する株式会社clarus代表取締役の東原達矢、サービス利用の現場である京都 蔦屋書店の荒川玲衣、そして今回初めてサービスを利用するアーティスト井村一登に、clarus IDの意義や使い心地について語りあってもらった。

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「ARTISTS’ FAIR KYOTO」は アーティストが生きる手立てを身につける場。名和晃平と前田紗希が語る

2018年にスタートしたARTISTS' FAIR KYOTO(AFK)はその名の通りアーティストが主体となるアートフェア。制作から値付け、接客、プレゼンテーション、販売までをアーティスト自身が手がけるので、若手アーティストにとって格好の教育機会であり、アーティストの「熱」を直に感じつつ新しい作品と出逢える場となっている。アートフェア乱立の時代にあって独自の立ち位置をとり注目されているAFKはどんな意味と影響があるのか。アドバイザリーボードとして立ち上げ時から関わってきた名和晃平と、ARTISTS' FAIR KYOTO 2024のサテライト展示に参加する前田紗希に、対談を通して解き明かしてもらった。

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天野喜孝が語るアルフォンス・ミュシャの魅力

世界中で根強い人気を誇るアルフォンス・ミュシャ。そのミュシャに魅了されたアーティストのひとり、天野喜孝に、ミュシャとの関わりやその魅力について語ってもらった。世界初のミュシャ財団公認ブランド「MUCHA」がお送りする、スペシャルインタビュー。

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アートを通じてシャブリの魅力を再発見。「シャブリワインアートアワード」が伝えるその歴史と革新

ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)が開催する、アート公募展「When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード」。シャブリワインのピュアな魅力を伝えるアーティストたちの作品にかける思いや、審査のなかで見えてきたシャブリの魅力に迫る。

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蔡國強が福島・いわきで見せた白天花火《満天の桜が咲く日》。 亡き人々への鎮魂と自然への畏敬の念を胸に

福島県いわき市にある四倉海岸が、蔡國強による白天花火《満天の桜が咲く日》で彩られた。蔡が30年前に日本の友人たちと協働して実現させた爆発プロジェクト《地平線プロジェクト 環太平洋より:外星人のためのプロジェクトNo. 14》の再来となる今回の作品は、いかに実現したのだろうか?

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記憶の糸で縫い上げられた一枚の布。宮前義之と西野壮平が語る

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEより、写真家の西野壮平と協働した「TYPE-VI Sohei Nishino project」が6月15日に発売される。西野の《Diorama Map Tokyo》(2014)と《Diorama Map Kyoto》をジャカード織機で織りあげ、「一枚の布」を制作。《Diorama Map Tokyo》は大きなポケットを施したステンカラーコートに、《Diorama Map Kyoto》は、5ポケット仕様のパンツとバケットハットになった。<br> <br> 旅をし、そこでスナップした写真を組み合わせて巨大な1枚の都市像をかたちにする西野の「Diorama Map」シリーズは、やはり旅から多くのものを吸収し、旅するプロセスとものづくりを重ねて考える宮前義之を大きく刺激した。Bunkamura ザ・ミュージアムで開催された「東京好奇心 2020 渋谷」で西野の作品と出会い、強い印象を持ったという宮前に、西野と協働するに至った経緯から話を聞いた。

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「MACC」が思い描くメディア芸術の未来形を探る

メディア芸術領域の現状をより深く広く伝えるための文化庁のウェブメディア「Media Arts Current Contents(MACC)」がローンチ。新たに撮り下ろされたヴィジュアル・イメージのメイキングを通して、本メディアのコンセプトやその目指すべきところを探る。

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ジュエリーと学術標本、 ドローイングから見る鳥の世界。 3人のキーパーソンが語る 「極楽鳥 BIRDS IN PARADISE」

東京大学総合研究博物館と「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」主催の特別展「極楽鳥」が、東京・丸の内のインターメディアテクで開催中だ。「鳥」をテーマにジュエリー、博物資料、ドローイングが集うこの展覧会について、東京大学総合研究博物館の松原始と大澤啓、そしてレコールのディベロップメント&コミュニケーション・ディレクターであるソフィー・ビスカールの3人に、その見どころを聞いた。

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服飾、精神、身体の衝撃と衝動。宮前義之×宮島達男×辻本知彦がつくりあげた「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」

2021年9月に発表された「TYPE-II Tatsuo Miyajima Project」の新シリーズが、「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE(エイポック エイブル イッセイ ミヤケ)」から発表された。デザインチームを率いる宮前義之、現代美術家の宮島達男、そして、メインヴィジュアルでモデルを務めたダンサーの辻本知彦の3名に話を聞いた。

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横尾忠則とともに振り返る、横尾忠則現代美術館の10年とこれから

兵庫県神戸市にある横尾忠則現代美術館が今年、開館から10年を迎える。数多くの展覧会を開催し、横尾忠則の様々な側面を見せてきた同館10年の歩みとこれからについて、前半は同館館長補佐兼学芸課長を務める山本淳夫にインタビュー。後半では、甲南大学文学部教授で元横尾忠則現代美術館学芸員の服部正と横尾忠則のメールインタビューをお届けする。

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「語りの複数性」展が提示する「見ること」とは何か?川内倫子×中川美枝子×田中みゆき

様々な語りのあり方と、その語りを紡ぎだす身体を想像する展覧会「語りの複数性」展が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催されている。8名のアーティストが参加して「語り」を表現した同展のなかでも、川内倫子の写真絵本『はじまりのひ』を触図や「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」による鑑賞体験を経たテキストなどとともに展示している部屋は、本展を象徴する展示だ。この展示が目指したものを担当キュレーターの田中みゆきに聞くとともに、参加作家の川内と、本展覧会の取り組みとして目の見える人と見えない人により行われた『はじまりのひ』の読書会に参加した中川美枝子が、展覧会を通じて得たものを語る。

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現代美術家とファッションブランドとの協業に生まれる新たな可能性。宮島達男×宮前義之対談

2021年3月に始動した新ブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE(エイポック エイブル イッセイ ミヤケ)」。9月23日に「TYPE-II Tatsuo Miyajima Project」を発表し、京都に新たな路面店をオープンするなど大きな動きを見せる。デザインチームを率いる宮前義之と、プロジェクトをともに手がけ、ISSEY MIYAKE KYOTO|KURAで作品の展示も行う宮島達男の対談を取材した。

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アーティストはいかに困難を乗り越え、健康と向き合うのか? 平子雄一に聞く作品の思想と身体

植物や自然と人間の関係性を問いながら、ペインティングを中心にドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、多岐にわたるメディアで作品を発表してきた平子雄一。平子のアトリエにて、作品のテーマや取り組む姿勢、これまで乗り越えてきた困難、自身の健康と制作の関係などについて話を聞いた。

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いまジョアン・ミッチェルを見る意義とは何か。エスパス ルイ・ヴィトン大阪の「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」展を訪ねて

今年2月にオープンした日本で2つ目のエスパス ルイ・ヴィトンとなる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」のオープニング展覧会として開催されているジョアン・ミッチェルとカール・アンドレの2人展「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」。本展のうち、5月に新たに2作品が追加されたジョアン・ミッチェルについて、国立国際美術館上席研究員の安來正博が美術史の視点からその重要性を読み解く。

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演劇のアーカイヴが未来に伝えるもの。舞台美術家・伊藤雅子が紡ぐ「EPAD」とは何か

演劇の映像、資料などをデジタルアーカイヴ化し、配信や公開によって新たなマッチングを生み出すビジネスモデルの構築を目指す「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD)」。舞台資料の収集を、舞台美術家たちに掛け合いながら行ったのが舞台美術家の伊藤雅子だ。伊藤に事業の概要と、プロジェクトの展望を聞いた。

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