東京・六本木の森美術館が、同館理事長の交代を明らかにした。
現理事長の森佳子氏は今年12月31日で退任し、25年1月1日付で現在理事の森京子氏が新たな理事長となる。森佳子氏は、夫の故・森稔氏とともに森美術館を創設。開館時から理事長を務めてきた。今後は名誉理事長として同館に関わるという。
新理事長の森京子氏は、19年6月から同館理事、22年6月から公益財団法人大林財団の評議員、23年6月から公益財団法人東京交響楽団理事などを務めてきた。
同館は、新たな体制移行後も開館当初からのミッションである「現代性」と「国際性」を追求しながら「アート+(アンド)ライフ」の実現を目指すとしている。