MAGAZINE

学芸員・大内曜インタビュー:いくつもの「場所」と「時間」を共鳴させ、東京都美術館の100年を語り直す

東京・上野の東京都美術館で、開館100周年記念企画の一環として、「この場所の風景―上野・大牟田・ブエノスアイレス」展が開催されている。日本初の公立美術館として誕生し、日本の近現代美術の展開とともに歩んできた同館が、その歴史を振り返るとともに、そこから遠く離れた場所で私的に展開されてきた美術活動も丹念にたどる本展。ここでは、美術のもつ根源的な価値と美術館の今後の在り方までを問う試みがなされている。企画を担当した東京都美術館学芸員の大内曜に、展示に込めた思いを聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

庄司紗矢香と杉本博司が再び共演。ロームシアター京都で1日限りの特別公演「バロックの光 ヴィヴァルディの今」開催

ヴァイオリニストの庄司紗矢香と現代美術作家・杉本博司による特別公演「バロックの光 ヴィヴァルディの今」が、ロームシアター京都で開催される。マックス・リヒターがヴィヴァルディ《四季》を再構築した作品を、杉本による舞台美術のもとで上演する。開催は2027年1月31日。

NEWS / HEADLINE

第94回

第94回:藤本伸樹「さらば対立軸、おいで融和の環」

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第94回は、63歳から創作を始め、不自由さをユーモアと工夫で乗り越え表現を続ける藤本伸樹の活動を考察する。

地域レビュー(東北):村上由鶴評「風間サチコ展:方丈ルームの1000里眼」展(弘前れんが倉庫美術館)/「日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで」展(八戸市美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では村上由鶴(写真研究/美術批評)が、東北エリアで開催された展覧会から「風間サチコ展:方丈ルームの1000里眼」展(弘前れんが倉庫美術館)と「日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで」展(八戸市美術館)の2つを取り上げる。

REVIEW

「リシンク –舘鼻則孝と手しごと– 展」が女子美アートミュージアムで開催。創作活動15周年を記念しその軌跡をたどる

神奈川県相模原市の女子美アートミュージアムで、美術家・舘鼻則孝の創作活動15周年を記念する展覧会「リシンク –舘鼻則孝と手しごと– 展」が開催される。代表作から最新作までを通し、活動の軌跡を「手しごと」から紐解いていく。会期は9月10日〜10月6日。

NEWS / EXHIBITION