MAGAZINE

「札幌国際芸術祭2027」のテーマが「PLANET SNOWーupas mintar/upas nociw」に決定。アドバイザーに宇宙飛行士の山崎直子が就任

「札幌国際芸術祭2027」が2027年の1月から2月にかけて開催。テーマは「PLANET SNOW(プラネット・スノー)ーupas mintar(ウパㇱ ミンタㇻ)/upas nociw(ウパㇱ ノチウ)」に決定し、アドバイザーに宇宙飛行士の山崎直子が就任した。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

第2回

「個」から「公共」へ。MACAアートセンター創設者・車宣橋が描く、支援と共存のアートエコシステム

アートマーケットや文化支援の現場で、着実に存在感を増しつつあるミレニアル世代のアートコレクターたち。本連載では、彼らの価値観や活動を通じて、アートと社会のこれからを見つめていく。第2回は中国・上海を拠点に活動する車宣橋。個人コレクターとしてキャリアをスタートさせ、非営利機関MACAアートセンターの創設を経て、“公共性”を重視したアート支援のあり方を模索し続けている。

PREMIUM

トランプ大統領がスミソニアンの「反アメリカ的」な展示を問題視。批判を受けた展示内容とは?

今年3月27日、ドナルド・トランプ大統領は「アメリカの歴史に真実と平静を取り戻す」と題する大統領令に署名。近年における歴史の見直し運動を批判し、その矛先はスミソニアン協会にも向けられた。トランプ大統領によってとくに指摘を受けた展覧会は、一体どのような内容だったのか。國上直子がレポートする。

INSIGHT

渋谷慶一郎×サー・ウェイン・マクレガー、国際舞台制作を始動。舞台美術に妹島和世を迎え、2027年の世界初演を目指す

音楽家・渋谷慶一郎と振付家・サー・ウェイン・マクレガー、そして建築家・妹島和世という異なる分野のクリエイターが集結し、音楽、ダンス、建築、そしてテクノロジーの領域を横断する国際共同制作の舞台作品が始動した。

NEWS / HEADLINE

問い直される「太陽」としての女性。笠原美智子評「『元始女性は太陽だった』のか?」展

1911年、平塚らいてうは「元始女性は太陽であった」と高らかに書き記した。2025年、その言葉の意味がいま、再び問われている。KOTARO NUKAGA Threeで開催中の「『元始女性は太陽だった』のか?」展(〜6月14日)では、異なる世代・視点を持つ3人のアーティストが、戦争と母性、制度と記憶、そして未来の身体をめぐって問いを投げかける。本稿で評論家・キュレーターとしてフェミニズム展を牽引してきた笠原美智子(長野県立美術館館長)は、展覧会の構成をたどりながら、現代日本におけるフェミニズムの現在地と、その可能性を考察する。

REVIEW

「はじめての古美術鑑賞 ―写経と墨蹟―」(根津美術館)レポート。国宝・重文の名品で学ぶ日本の書の楽しみ方

初心者に向けて古美術へのアプローチを手ほどきしてくれる根津美術館のシリーズ企画「はじめての古美術鑑賞」が始まった。今年は「写経と墨蹟」。渋いテーマながら、展示品の全件が国宝と重要文化財という贅沢なラインナップで、楽しみ方のポイントを示してくれる。※写真は美術館の許可を得て撮影しています

NEWS / REPORT