MAGAZINE

第17回

30人が選ぶ2025年の展覧会90:儒烏風亭らでん(VTuber)

数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は学芸員資格を有し、美術館と数々のコラボレーションをしてきたhololive DEV_IS(ホロライブデバイス)所属のVTuber・儒烏風亭らでんのテキストをお届けする。

PREMIUM

DIC川村記念美術館コレクションは市場でどう受け止められたのか。クリスティーズの担当者に聞く

DIC川村記念美術館の閉館と、それに伴うコレクションの大規模な市場放出は、日本国内に大きな議論を呼び起こした。いっぽうで、国際的なアートマーケットでは、この動きをどのように受け止めていたのか。本記事では、同コレクションの出品を前に、9月下旬にクリスティーズ香港で行われたプレビューにて本セールを担当したタン・ボー(21/21世紀美術部門シニア・ヴァイス・プレジデント兼インターナショナル・ディレクター)に話を聞いた。後半では、11月のセール終了後、マックス・カーター(クリスティーズ・アメリカズ20/21世紀美術部門チェアマン)にメールインタビューを通じて、セール結果と市場の反応、そしてディアクセッションをめぐる国際的な視点について話を聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

第33回

没後10年の現在地。籾山昌夫が語る「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む顕彰計画の軌跡

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第33回は、神奈川県立近代美術館 葉山で開催中の「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む、江見絹子の画業を紹介する複数の展覧会を取り上げ、本展の担当学芸員である籾山昌夫(神奈川県立近代美術館普及課長)がその顕彰計画の軌跡を語る。

ヨックモックミュージアムでピカソ・ミロ・バルセロのセラミック展が開催へ。3世代の巨匠が示す陶芸表現と土地へのまなざし

ヨックモックミュージアムで、スペイン美術を代表するパブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、ミケル・バルセロのセラミック作品を中心に紹介する展覧会「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛―」が開催される。会期は2026年2月10日〜12月20日。

NEWS / EXHIBITION

ろう者と聴者が出会う舞台『黙るな 動け 呼吸しろ』レポート。ろう文化と聴文化、その境界に立つ

11月29日、東京・上野の東京文化会館大ホールで「ろう者とろう文化に対する社会的認知」と「ろう者と聴者が互いに共通理解を図ること」を目的とした舞台作品『黙るな 動け 呼吸しろ』が上演された。舞台の内容や観客の様子をレポートするほか、総合監修を務めた日比野克彦(東京藝術大学学長)と、構成・演出を務めた牧原依里(映画作家 / 演出家)のふたりのコメントもあわせて掲載する。

NEWS / REPORT

「大正・昭和‘モード’の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ」(岐阜県美術館)レポート。国立美術館のコレクションを活用する第1弾

国立アートリサーチセンター(NCAR)が立ち上げた「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」の第1回展覧会として、岐阜県美術館で「大正・昭和‘モード’の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ」が開催されている。

NEWS / REPORT

第15回

30人が選ぶ2025年の展覧会90:Avi(耳で聴く美術館)

数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。TikTok、Instagram、Youtubeなどで美術展や作品の紹介動画を発信するアカウント「耳で聴く美術館」を手がけるAviのテキストをお届けする。