INTERVIEW

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宇野亞喜良インタビュー。僕がイラストレーターにとどまり続ける理由

90歳でなお、第一線のイラストレーターとして活躍する宇野亞喜良。1950年代のキャリア初期から現在に至るまでの900点超で、仕事の全貌を明らかにする過去最大規模の個展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。展覧会の企画にかかわった記者が、開幕に合わせて、宇野の代名詞ともいえる幻想やエロスの源泉、寺山修司との関わりなどを聞いた。

2024.4.14
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シュ・ビン(徐冰)インタビュー。「芸術の機能は文明の行き先を感じ取ること」

実際には存在しない「偽漢字」を使った作品で世界的に知られる中国のアーティスト・シュ・ビン(徐冰)。国立新美術館の「遠距離現在 Universal / Remote」では、それまでの作品とは大きく異なる映像作品《とんぼの眼》を日本の美術館において初めて発表した。来日した徐冰に、同展キュレーターの尹志慧と同館館長・逢坂恵理子がインタビュー。本作の制作背景に迫った

2024.4.14
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Gallery Trax・三好悦子インタビュー。ゆったりと流れる時間がとらえる現代美術の前線

デザイナーの木村二郎と三好悦子によって1993年、八ヶ岳山麓に誕生した「Gallery Trax」。木村が世を去ったあとも、角田純、五木田智央、ロッカクアヤコ、大森克己、川内倫子といったアーティストの展覧会を開催し続ける三好に、ギャラリーとしての思想、そしてアーティストたちへの思いを聞いた。

2024.4.12
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坂 茂インタビュー。建築と災害支援の両輪を担う建築家

建築家・坂 茂は、フランスのポンピドゥー・センター・メスや、国内では静岡県富士山世界遺産センター、大分県立美術館など、数々の代表的な建築を手がけてきた。そのいっぽうで注目が集まるのは、坂が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)による災害支援活動だ。避難所に赴き、紙管を用いた復興住宅や自身が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」を展開することで、避難環境の改善やプライバシー保護といった精神的な安全性を守ることに従事している。本インタビューでは、その災害支援活動をメインに、紙管建築やPPSの開発、NPO法人の設立のきっかけ、そして坂が現場で感じる課題感について、直近のウクライナ侵攻やガザ紛争、能登半島地震などの事例から話を聞いた。

2024.4.6

マーク・レッキーが《Fiorucci Made Me Hardcore》を通して伝える、アートをつくる「意味」

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、イギリス出身のアーティストであるマーク・レッキーの日本初個展「Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem」が開催されている(〜8月18日)。来日した作家に、映像作家である荒木悠がインタビュー。その作品と制作姿勢に迫る。

「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」が切り開く若手工芸作家と富山県の未来

高い技術力に裏づけられた富山県では、工芸の再構築を目指す取り組みが進められている。2020年度、21年度の「国際工芸アワードとやま」、22年度の「工芸コラボレーション1+1プロジェクト」に続き、23年度は「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」と題して、35歳以下の工芸作家がホスト(工房・企業)とタッグを組み、協同で新しい作品を発表。昨年度に続き、富山県総合デザインセンター所長で富山県美術館副館長の桐山登士樹に話を聞いた。

2024.3.29
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「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」総合プロデューサー・小林武史の思考、そのダイナミズムに迫る

3月23日から千葉県の内房総5市で作品展示やライブパフォーマンスが行われる「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」。その総合プロデューサーは、音楽家として知られる小林武史だ。「利他」のマインドで未来を想像すべく「百年後」と題したり、アンドレ・ブルトンの『通底器』を引いて内房総と東京を結びつけたりするダイナミックな思考と、それを裏付ける実践を紐解く。

2024.3.25
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閉館目前に平田オリザが語った、こまばアゴラ劇場の先駆性。「民間の小劇場としてやれることは限界までやった」

2024年5月末をもって閉館すると発表された、東京・目黒区の「こまばアゴラ劇場」。同劇場の開館から約40年にわたる歴史を、芸術総監督を務める平田オリザにインタビュー。見えてきたのは、演劇を取り巻く時代の変化と場所性、未来を見据えた挑戦の軌跡だった。

2024.3.24
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「北欧の神秘」展キュレーターに聞く、北欧絵画の見どころと魅力

3月23日に始まったSOMPO美術館「北欧の神秘」展は、本邦初となる本格的な北欧絵画展だ。北欧絵画の黄金時代とされる19世紀末~20世紀初頭の画家47名を取り上げるなど、早くから美術ファンの間で注目されてきたこの展覧会。その開催を前に、北欧絵画の魅力について、展示を担当した武笠由以子主任学芸員、古舘遼学芸員に話を聞いた。

2024.3.24

化粧用パール剤が画材となり、絵画の未知なる奥行きが生まれる。対談:アーティスト・高屋永遠 × 山脇竹生

東京・代官山のLurf MUSEUMで、アーティスト・高屋永遠の個展「It calls: shades of innocence」が4月8日まで開催中だ。高屋は絵画制作を通じて、自らが存在する空間の根源を探り、鑑賞者が作品を前にして「大いなる自然の循環の一部」としての自己を感じられるような、没入的空間を探求している。そんな高屋は資生堂みらい研究グループとともに、化粧用パール材を画材に用いた新たな絵画表現の考案に挑戦。本展ではその成果が新作として展示されている。アーティストと化粧品会社の共同研究から生まれた新たな描画方法とはいったいどのようなものなのか。高屋と資生堂研究員・山脇竹生に話を聞いた。

2024.3.22

YOSHIROTTENが個展で探究する、 最小要素で最大効果をもたらすグラフィックの可能性

ファインアートから音楽アルバムのジャケット、空間デザインまであらゆる領域で視覚言語を操り、表現を続けるYOSHIROTTEN。現在、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の個展「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」で目指すものとは何なのか。作家本人と個展会場を巡りながら、話を聞いた。

2024.3.19

人の営みの痕跡を描き、風景を供養する。大東忍インタビュー

「VOCA展2024」の大賞を受賞した、現代美術家で盆踊り愛好家の大東忍。祖母の故郷であった限界集落やブロードウェイでの苦い思い出、移住した秋田で出会った民俗行事の数々は、大東の「風景を描く」行為にどのような影響を与えてきたのか。インタビューで話を聞いた。

2024.3.17

椅子研究家・織田憲嗣インタビュー。「織田コレクション」はいかにしてかたちづくられてきたのか

椅子研究家・織田憲嗣(おだ・のりつぐ)は、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群を長年収集・研究し、北海道・旭川を中心として「織田コレクション」を形成してきた。研究資料を含め数万点にも及ぶコレクションをつくり上げてきた織田は一体どのような人物なのか。その経歴と人物像を紐解きながら、コレクション形成に至るまでの道のりについて話を聞いた。

2024.3.16

藪前知子に聞く、過渡期におけるジェンダーの揺らぎと連帯の多様性

女性作家による作品だけを収蔵・展示する世界初の⺠間非営利の美術館「National Museum of Women in the Arts[通称ニムワ、NMWA]」。同館が主催する展覧会「Women to Watch」に今年、日本から初めて参加作家が選出された。3月8日の国際女性デーにあわせ、そのプロセスに寄与したキュレーター・藪前知子に話を聞いた。

2024.3.8

日本橋からアートの新しい物差しをつくる。「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」特別鼎談:藤元明×大巻伸嗣×井上ルミ子

これまで333名のアーティスト・クリエイターを顕彰してきた「TOKYO MIDTOWN AWARD」と、空き物件などの都市の隙間をメディアとして活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」がこのたびタッグを組んだ。日本橋エリアのビルの隙間に拠点を構え、受賞者の制作現場として街に開かれる。ここからどのような新たな価値が生み出されるのか? ソノ アイダ主宰の藤元明、アワードの審査を務めてきた大巻伸嗣、東京ミッドタウンの井上ルミ子に話を聞いた。

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パール・ラム・ギャラリーズはなぜアートフェア東京に出展するのか? ディレクターに聞く

香港と上海にスペースを有するパール・ラム・ギャラリーズ(Pearl Lam Galleries)が、昨年に続いてアートフェア東京に出展する。アジアでも有数のギャラリーはなぜマーケットが小さな東京のフェアに参加するのか? ディレクターの寺島ゆりかに聞いた。

2024.3.4