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INTERVIEW

YOSHIROTTENが個展で探究する、 最小要素で最大効果をもたらすグラフィックの可能性

ファインアートから音楽アルバムのジャケット、空間デザインまで。あらゆる領域で視覚言語を操り、表現を続けるYOSHIROTTEN。現在、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の個展「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」で目指すものとは何なのか。作家本人と個展会場を巡りながら、話を聞いた。

2024.3.19

人の営みの痕跡を描き、風景を供養する。大東忍インタビュー

「VOCA展2024」の大賞を受賞した、現代美術家で盆踊り愛好家の大東忍。祖母の故郷であった限界集落やブロードウェイでの苦い思い出、移住した秋田で出会った民俗行事の数々は、大東の「風景を描く」行為にどのような影響を与えてきたのか。インタビューで話を聞いた。

2024.3.17

椅子研究家・織田憲嗣インタビュー。「織田コレクション」はいかにしてかたちづくられてきたのか

椅子研究家・織田憲嗣(おだ・のりつぐ)は、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群を長年収集・研究し、北海道・旭川を中心として「織田コレクション」を形成してきた。研究資料を含め数万点にも及ぶコレクションをつくり上げてきた織田は一体どのような人物なのか。その経歴と人物像を紐解きながら、コレクション形成に至るまでの道のりについて話を聞いた。

2024.3.16

藪前知子に聞く、過渡期におけるジェンダーの揺らぎと連帯の多様性

女性作家による作品だけを収蔵・展示する世界初の⺠間非営利の美術館「National Museum of Women in the Arts[通称ニムワ、NMWA]」。同館が主催する展覧会「Women to Watch」に今年、日本から初めて参加作家が選出された。3月8日の国際女性デーにあわせ、そのプロセスに寄与したキュレーター・藪前知子に話を聞いた。

2024.3.8

日本橋からアートの新しい物差しをつくる。「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」特別鼎談:藤元明×大巻伸嗣×井上ルミ子

これまで333名のアーティスト・クリエイターを顕彰してきた「TOKYO MIDTOWN AWARD」と、空き物件などの都市の隙間をメディアとして活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」がこのたびタッグを組んだ。日本橋エリアのビルの隙間に拠点を構え、受賞者の制作現場として街に開かれる。ここからどのような新たな価値が生み出されるのか? ソノ アイダ主宰の藤元明、アワードの審査を務めてきた大巻伸嗣、東京ミッドタウンの井上ルミ子に話を聞いた。

PREMIUM

パール・ラム・ギャラリーズはなぜアートフェア東京に出展するのか? ディレクターに聞く

香港と上海にスペースを有するパール・ラム・ギャラリーズ(Pearl Lam Galleries)が、昨年に続いてアートフェア東京に出展する。アジアでも有数のギャラリーはなぜマーケットが小さな東京のフェアに参加するのか? ディレクターの寺島ゆりかに聞いた。

2024.3.4

PwCはなぜ現代アート展を行うのか。CEO・大竹伸明と識者たちが語る「アート✖️ビジネス」の現在地

大手コンサルティングファームのPwCコンサルティング合同会社が初めて開催する現代アート展「How to face our problems」。企業と国が現代アートを求める背景と戦略をビジョナル株式会社取締役CTOの竹内真、元テルモ株式会社代表取締役会長の中尾浩治、文化庁文化戦略官の林保太、PwCコンサルティング合同会社代表執行役CEOの大竹伸明による座談会で解き明かす。

2024.2.19

「CURATION⇄FAIR」が目指す既存の枠組みからの脱却。キーパーソン3人に聞く

東京・九段下の「kudan house」を会場に行われる新たなアートイベント「CURATION⇄FAIR」。展覧会とアートフェアを2部構成で開催し、シニアアドバイザーとして山本豊津が、キュレーターとして遠藤水城が参加する。世界的にも珍しいこの取り組みが狙うものは何か? キーパーソン3人に話を聞いた。

2024.2.19

CCBTとExploratoriumが目指す「学び」のかたち。アートを超えて拡張するラボの力を探る

アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するためのラボ型文化拠点、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]。同施設の伊藤隆之、廣田ふみが、ラボ型拠点の先例と言えるサンフランシスコの「Exploratorium」のラーニングデザイナー・松本亮子と、ラボの力と将来像を語る。

2024.2.16
PREMIUM

チームラボが起こす「認識革命」。猪子寿之が目指すのは「連続的で関係し合う状態の美しい場」

2月9日、麻布台ヒルズに開館した新しい「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。開館に先立ち、この新たなミュージアムのコンセプトや日本初公開の新作、そして連続し合う作品群の背後にある思想について、チームラボ代表の猪子寿之にインタビューを行った。

2024.2.9
PREMIUM

大西康明インタビュー。川原の石を型取ることで、世界を測り直すアーティスト

日常的な素材や工業製品を用いて、空間全体を彫刻に仕立てる作品を手がけてきた大西康明が、箱根山中に佇むポーラ美術館のエントランス付近のアトリウム ギャラリーを「彫刻化」し、場の雰囲気を一変させている。HIRAKU Project Vol.15 「大西康明 境の石」展だ。どのような考えと手法によって場の空気をつくり変えたのか、アーティスト本人の言葉を聞いた。

2024.2.3

困ったらまず「アートノト」をノックして。アーティストや芸術文化の担い手の持続的な活動をサポート

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が2023年10月にオープンした、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」。アーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートするために誕生した同センターの意義や課題感、そして展望について、大塚千枝に話を聞いた。

いま坂本龍一を「トリビュートする」意味とは何か? 鼎談:畠中実×真鍋大度×高谷史郎

2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一をトリビュートする初の展覧会として、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]で開催中だ。この展覧会に携わったキーパーソンである畠中実、真鍋大度、高谷史郎の三人が、坂本の思い出とともにトリビュート展の意義を語る。

2024.1.31
PREMIUM

ホテル業界から異例の転身。ポーラ美術館新館長・野口弘子が語る「ヒューマンウェア」の重要性

2023年7月にポーラ美術館の新たな館長に就任した野口弘子は、「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」総支配人など、ホテル業界でキャリアを重ねてきた人物だ。美術館というまったく異なる業界への転身は大きな驚きを与えた。野口はなぜ美術館業界に足を踏み入れ、何を変えようとしているのだろうか?

2024.1.28

日本のアート界は変えられる。寺田倉庫代表取締役社長・寺田航平が見据えるもの

寺田倉庫がアート事業を加速させている。そのキーパーソンが、2019年より寺田倉庫の代表取締役社長を務める創業家出身の寺田航平だ。かつてはIT企業を起業・一部上場させ、現在は経済同友会副代表幹事を務めるなど財政界とも太いパイプを持つ寺田は、日本のアート界に何をもたらそうとしているのだろうか?

2024.1.10