
「FACE 2025」グランプリ受賞者・齋藤大インタビュー。描いたのは、「人が融合する風景」
「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」たる公募形式の展覧会「FACE展」が、13回目の開催を迎える。今年、グランプリを受賞した齋藤大の作品タイトルは《キャンプファイヤ》。東北芸術工科大学大学院に在籍し、現在も研鑽を積む作家に話を聞いた。
「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」たる公募形式の展覧会「FACE展」が、13回目の開催を迎える。今年、グランプリを受賞した齋藤大の作品タイトルは《キャンプファイヤ》。東北芸術工科大学大学院に在籍し、現在も研鑽を積む作家に話を聞いた。
東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で「evala 現われる場 消滅する像」が開催中。「See by Your Ears」をコンセプトとする空間的作曲プロジェクトによって「耳で視る」ことを探求するサウンド・アーティストのevalaと、本展を担当したICC主任学芸員の畠中実に話を聞いた。
3年以上におよぶ大規模改修工事を経て、全面開館を迎えた横浜美術館。2020年から同館館長を務める蔵屋美香に、現代のあるべき美術館像を聞いた。
アートセンター「BUG」で、第1回BUG Art Awardグランプリ受賞者・向井ひかりによる個展「ザ・ネイムズ・オン・ザ・ビーチ」が2月19日〜3月23日の会期で開催される。展覧会準備にまつわる実際の経験や、個展開催への想いについて話を聞いた。
『オオカミの家』(2018)で大きな話題を呼んだチリ出身の監督クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャによる2作目『ハイパーボリア人』が2月8日より全国で順次公開される。本作のテーマ設定や制作手法、チリのアニメーションシーンについて、アニメーション研究者・田中大裕が話を聞いた。
2014年にパリで設立された「AWARE: Archives of Women Artists, Research & Exhibitions」。18世紀〜20世紀の女性アーティストたちを再評価し多言語でその業績を公開、現代における創造性の振興に国際的に寄与してきている。この非営利団体の特筆すべき活動、「AWARE - 日本」設立の背景、そして2月東京で開催されるイベントについて、共同設立者兼エグゼクティブ・ディレクターのカミーユ・モリノーと国際プログラム責任者のニナ・ヴォルツに話を聞いた。
昨年に続き、展覧会とアートフェアで構成されるアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」の第2回がスタートした。東京・九段下に位置するメイン会場の「kudan house」にて、シニア・アドバイザーを務める山本豊津(東京画廊+BTAP)、キュレーターの遠藤水城と岩田智哉、出展ギャラリストの小西哲哉(中長小西)、ローゼン美沙子&ジェフリー(MISAKO & ROSEN)、藤城里香(無人島プロダクション)の座談会取材を実施した。
電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」が昨年11月に東京都内で開催。その関連イベントとして実施された「ETERNAL Art Space」では、ベルリン在住のオーディオ・ヴィジュアルアーティスト 黒川良一による2作品《ground》《re-assembli》が上映され、大きな反響を呼んだ。黒川の経歴やオーディオ・ヴィジュアルに対する考え方、そして2000年代以降から現在に至るまで、日本のメディア・アートにおいてサウンドという要素がどのように展開したのか。同イベントをきっかけに、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員 畠中実との対談をお届けする。
「ポーランド派」の筆頭的な存在として、世界にポーランド映画を知らしめた巨匠、アンジェイ・ワイダ(1926〜2016)の大回顧展が国立映画アーカイブで3月23日まで開催されている。展覧会を担当する国立映画アーカイブの岡田秀則主任研究員にその魅力と日本とのつながりについて話を聞いた。
東京・六本木の森美術館で開催中の「ルイーズ・ブルジョワ展」(森美術館)で、美術手帖プレミアム会員限定のトーク鑑賞会が開催された。脚本家・吉田恵里香と本展キュレーター・椿玲子によるトークのハイライトをお届けする。
2025年、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、兵庫県立美術館では企画展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」と注目作家紹介プログラム チャンネル15「森山未來、梅田哲也《艀(はしけ)》」を開催している。双方に関わる森山未來、梅田哲也に作品について、そして災害についての思いを聞いた。
国内最大級のフリーランス当事者ネットワーク「フリーランス協会」。フリーランスの活動を支えるサービスを多数提供する同協会は、アーティストやデザイナーにとっても強い味方となる。自身もフリーランスとして活動した経験を持つアーティスト/イラストレーターのfoxcoとして活動する渡邉香織に、同協会のサービスを見ながらフリーランスとして生きる表現者の課題や喜びを聞いた。
今年10月、国立西洋美術館が手話による常設展解説動画のタブレット貸出サービスを開始した。これらの映像コンテンツをはじめ、様々な文化施設にてろう者向けのアクセシビリティ向上をサポートする取り組みを行っているのが、映画監督・映像クリエイターの今井ミカが代表を務める株式会社サンドプラス(SANDO+)だ。ろうの当事者としてもこれらに携わる今井にとって、現在の日本の文化施設はどのように映るのだろうか。また、今井が思い描く未来とはどのようなものか。インタビューのなかで話を聞いた。
絵画の伝統的な形式とデジタルによる印刷技法を融合する制作方法で知られる作家 ウェイド・ガイトン。彼の日本初個展「Thirteen Paintings」に合わせて、脳科学者・中野信子との対談イベントを開催。脳科学の視点から見る作品の魅力とは。
ヴァン クリーフ&アーペルが取り組むモダン/コンテンポラリー・ダンスの祭典「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」が、11月16日までロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、彩の国さいたま芸術劇場で展開された。日本を代表する劇作家のひとり、岡田利規が本公演の(ラ)オルド+ローンとアレッサンドロ・シャッローニの作品を見たうえで、自身の劇作やコンテンポラリー・ダンスへの期待について語る。
東京都写真美術館で日本国内では2年ぶり、東京の美術館では初の個展となる「アレック・ソス 部屋についての部屋」展を開催中のアレック・ソス。「部屋」をテーマに構成する初めての試みでは、ソスの内面をつまびらかにするような作品が展示されている。彼が語った写真を撮る理由、そしてそこにある相反する思いとは?
CAFAA賞2023グランプリに選ばれ、アメリカNYのブルックリンで滞在研究を行った髙橋銑。現地でホストを務めた非営利団体「ブルックリン実験アート財団」(BEAF)主催者で、CAFAA賞2023の審査員を務めた斯波雅子とアーティストの髙橋に話を聞いた。
おもに木彫を表現領域として巨大彫刻を制作する森靖。長野・安曇野の碌山美術館で個展「森靖展 -Gigantization Manifesto-」を開催中の森に、その制作に対する姿勢や彫刻というメディアにかける思いを聞いた。
東京・中目黒の104 GALERIEを会場に、個展「Cover and Recover」を開催中のドイツ出身アーティスト、ピウス・フォックス。ベルリン芸術大学修士課程を修了し、フランク・バドゥールやピア・フライス(ゲルハルト・リヒターに師事)らのもとで学んだ作家に、個展会場で抽象絵画の表現の可能性について話を聞いた。
南米のアマゾンのウイトト族にルーツを持ち、第60回ヴェネチア・ビエンナーレにも参加したレンベル・ヤワルカーニ。コア・ポアとの2人展となった「Myth In Motion」展(KOTARO NUKAGA六本木)に際し、同氏にインタビュー。先住民族としてアートを生み出す意義やそこに込めた思いを聞いた。