PREMIUM

第1回

菅木志雄のアトリエを訪ねて。「日常のなかに、アートへ転換できる動作、行為、状態はいくらでもある」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、半世紀にわたり現代美術の最前線を歩き続ける、菅木志雄さんの創造の現場である。

第49回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:極彩色の神々

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第49回は、仕事の傍ら鮮やかなプラスチック製のオモチャなどによって立体作品をつくり続ける杉澤佑輔さんを紹介する。

【DIALOGUE for ART vol. 1】動物を描くふたりのインスピレーションソースは、東洋美術と「たべっ子どうぶつ」

「OIL by美術手帖」がアーティストの対談と作品紹介を行う企画をスタート。第1弾では、上野裕二郎とsumaが登場。沖縄県立芸術大学の先輩と後輩にあたるふたりは大学卒業後、ともに東京藝術大学の大学院に進学。現在は、アトリエをシェアしながら制作を続けるふたりの、アートにかける思いをお届けする。

INTERVIEW / OIL

女性だけのものではないフェミニズムに向けて。高嶋慈評「ぎこちない会話への対応策─第三波フェミニズムの視点で」「フェミニズムズ/FEMINISMS」

金沢21世紀美術館にて、長島有里枝がゲストキュレーターを務める「ぎこちない会話への対応策─第三波フェミニズムの視点で」展と「フェミニズムズ/FEMINISMS」展が同時開催されている。ともにフェミニズムをテーマとした2展について、美術・舞台芸術批評の高嶋慈がレビューする。

REVIEW