
第57回
「私はフライパンで卵を焼くのと同じ次元で、『誰かに何かを言おう』としているんです」。インタビュー:ローレンス・ウィナー
雑誌『美術手帖』2018年2月号より、ローレンス・ウィナーのインタビューを公開。2021年12月に逝去した世界的なコンセプチュアル・アートの作家を追悼し、来日時に取材された貴重なインタビューをアーカイブとしてお届けする。

第57回
雑誌『美術手帖』2018年2月号より、ローレンス・ウィナーのインタビューを公開。2021年12月に逝去した世界的なコンセプチュアル・アートの作家を追悼し、来日時に取材された貴重なインタビューをアーカイブとしてお届けする。

昨年、リニュアルオープンしたばかりのコートールド美術館で行われている、ゴッホの自画像展。彼が生涯に描いた自画像の大半が展示されるのは今回が史上初となる。16点の自画像を通して、彼の人生と自画像に込めた思いを紐解いていく。

ダニエル・アーシャムとポケモンとのコラボレーションによるアートプロジェクトの第3弾「A Ripple in Time(時の波紋)」がついに始まった。東京の5会場での展覧会にあわせ、『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』(美術出版社)も刊行。そのなかから、ダニエル・アーシャムのインタビューをお届けする。

現代スペインの巨匠として知られるジョアン・ミロと日本の深いつながりを紐解く展覧会「ミロ展―日本を夢みて」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。

馬喰町のギャラリー「PARCEL」が、2月26日に隣接するビルに新たなスペース「percel」をオープンさせる。こけら落としとなるのは、ラッセル・モーリスの個展「Insect Technology and Other Small Things」。

第23回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1982年9月号の特集「シュルレアリスムの30年代」を紹介。

今週開幕した展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

2月10日の大雪のため、ポーラ美術館や彫刻の森美術館など、箱根にある美術館が臨時休館することがわかった。

JR東日本が主催する、山手線を起点にまちの個性を引き出すプロジェクト「東京感動線」。その一環としてアートと音楽の祭典「HAND!in YAMANOTE LINE」が山手線各駅やウェブで開催中だ。この催しのなかでもとくにアートに関連した取り組みに注目し、イベントをピックアップして紹介する。

能登半島の先端に位置する石川県珠洲市を舞台に、2020年秋に予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響により2021年秋に延期して開催されることになった「奥能登国際芸術祭2020+」。16の国と地域から53組のアーティストが集まったこの芸術祭で得た知見を、詩人で情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授の松井茂がレポートする。

「豊田市近代の産業とくらし発見館」と「豊田市郷土資料館」を統合し、2024年秋に開館を予定している愛知県豊田市の新博物館。その詳細が明らかになった。

大規模な修復プロジェクトを経て、当初背景に描かれていたキューピッドの絵が出現したフェルメール《窓辺で手紙を読む女》。本作とともにドレスデン国立古典絵画館の所蔵するオランダ絵画の名品を紹介する展覧会「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、東京都美術館で2月10日に開幕した。

単一のコレクターが保有する最大級の「CryptoPunk」コレクションから104の「CryptoPunk」NFTがシングルロットとしてサザビーズに出品される。予想落札価格は2000万ドル〜3000万ドル(約23億円〜35億円)。

新型コロナウイルス感染者数の再増加などを受け、今年4月23日から分散開催の後半として予定されていた「Reborn-Art Festival 2021-22」の春会期が夏に延期されることが発表された。新会期は8月20日〜10月2日。

1932年2月9日に生まれたゲルハルト・リヒター。その90歳の誕生日にあわせ、ベルリンの新ナショナル・ギャラリーではこれまで刊行されたリヒターのアーティストブックなどの資料を一堂に紹介する展覧会「ゲルハルト・リヒター アーティストブック」が始まった。現地の様子をレポートでお届けする。

今年1月16日まで大阪市立美術館で開催された「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」が、東京の国立新美術館で開幕した。大阪展と比べて本展の見どころを、担当研究員・宮島綾子の言葉とともに紹介する。

昨年11月に死去したファッション・デザイナー、ヴァージル・アブローの没後初となる回顧展「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」がニューヨークのブルックリン美術館で開催される。会期は7月1日〜2023年1月29日。

初台の東京オペラシティ アートギャラリーは、4月1日付で同館の新たなチーフ・キュレーターとして天野太郎が就任することを発表した。

2000年より毎年、世界的な建築家やアーティストにデザインを依頼するロンドン・サーペンタイン・ギャラリーのプロジェクト「サーペンタイン・パビリオン」。今年は、アメリカ人アーティストであるシアスター・ゲイツがそのデザインを手がける。

フランシス・ベーコンがこの世を去ってから30年が経ついま、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツにて14年ぶりに展示が行われる。ベーコンの友人であったマイケル・ペピアットがキュレーターとして参加し、「人と獣」をテーマに初期の作品から晩年のものまでが並ぶ。