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トランジットジェネラルオフィスがNFTアート分野に参入。「NFT市場の底上げ」狙う

様々な空間プロデュースなどを手がけるトランジットジェネラルオフィスを有するTRANSITグループが、新たにNFTアートに特化した株式会社NEW FACTORY TOKYOを発足させた。

NEW FACTORY TOKYOロゴ

 カルチュラル・エンジニアリング・カンパニーとして、食、ファッション、アート、建築、デザイン、音楽、イベントをコンテンツに「遊び場」を創造してきたTRANSIT GENERAL OFFICE(代表:中村貞裕)を中心としたTRANSITグループがNFTへの参入を発表した。

 同グループでは、新たにNFTアートに特化した日本発のNFTプロデュースカンパニー「株式会社NEW FACTORY TOKYO」を今年1月に発足。様々なアーティストとタッグを組むことで、良質なNFT作品を今春より随時リリースしていくという。

 第一弾プロジェクトのアーティストは、前澤友作がISSに作品を飾ったことでも話題となった現代美術家・井田幸昌。井田にとっても初のNFTプロジェクトとなる。

井田幸昌

 同社では、このほかにもアーティスト発掘プロジェクトや、国内におけるNFTの認知向上と、正しいNFTの知識が学べることを目的としたエンタテインメント性の高いイベントをオンライン、オフラインの両軸で実施。日本のNFT市場の底上げを行うとしている。

 NFTについてはアート東京が独自のマーケットプレイスをローンチ。またグラフィティとストリートアートに特化した世界初のNFTオークションハウス「TOTEMO」が設立されるなど、様々なプレイヤーが参入を活発化させている。

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