INTERVIEW / OIL

「コミック・アブストラクション」を実践する2人のアーティスト。水野健一郎×ラッセル・モーリスインタビュー

今年3月にOIL by 美術手帖ギャラリーで開催された、水野健一郎とラッセル・モーリスの2人展「ALTERED STATE - 変更された状態 -」。アニメーションやマンガからの影響を起点に制作する水野と、80年代初頭から関わるグラフィティをルーツにもつモーリスによる、新作と初の共作が発表された。本展のキュレーションを務めたC.C.P.(CHILDHOOD、CALM & PUNK)の安部憲行、そして出展作家の2人に、展覧会について、そしてマンガ・アニメとグラフィティの新たな接点となる動向「コミック・アブストラクション」について話を聞いた。

2021.10.3

「来迎図」からの着想を現代絵画としてかたちにする。舘鼻則孝インタビュー

KOSAKU KANECHIKAにて「Descending Painting」展が開催中の舘鼻則孝。大学の卒業制作で手がけた「ヒールレス・シューズ」がレディー・ガガの専属スタイリストの目に留まり、ステージやミュージックビデオで着用される靴のデザイナーとして注目された。それが今回、ペインティングも靴も同じスタンスで制作をしていることがインタビューから伝わってきた。

2021.9.28

平面と立体という「遅いメディア」で現在のリアリティを表現。東慎也、岡本秀、米村優人インタビュー

京都のCOHJU contemporary artで開催中のグループ展「ジェットストリーム論法」。東慎也、岡本秀、米村優人という3人の気鋭の作家が、平面(油画、日本画)、立体(彫刻)というオーソドックスなメディアを用いて、2021年現在のリアリティを作品に表現する。会場で3人にインタビューを行った。

2021.8.26

存在しない線をキャンバスに描く。三瓶玲奈インタビュー

抽象と具象を行き来するように絵画を手がける三瓶玲奈。様々な季節、時間帯に通い、スケッチを繰り返しているある場所の風景から線を引き出し、キャンバスに描くことは可能か。シリーズ「線を見る」より新作ペインティングを発表している彼女に、個展会場のYutaka Kikutake Galleryで話を聞いた。

2021.8.20

「白」の色調、イメージ、質感の幅を多様なメディアで感じる。浜名一憲、尹煕倉(ユン・ヒチャン)インタビュー

京都の艸居アネックスを会場に、「白」と題するグループ展が開催されている。素材も表現方法も異なる8名の作家が手がけた白の作品を展示し、白が空間につくり出す無限性や白の概念にもとづく内面性が提示されている。本展参加作家のうち、浜名一憲と尹煕倉にインタビューを行った。

2021.7.9

絣から感じるズレの美しさを、視覚を惑わすグリッドペインティングに表現。川人綾インタビュー

日本の伝統工芸の染織技術と脳科学の世界で研究が進められる錯視効果への興味から、「制御とズレ(Controlled and Uncontrolled)」をテーマにグリッドペインティング行う川人綾。工芸と科学という要素を絵画で融合させる試みについてインタビューを行った。

2021.6.29

人との関係性の始まりであり、すべてとつながる起点となる「顔」を描く。佐藤未希インタビュー

既存の画像にドローイングを重ねることで生み出した新たなイメージを、油彩でふたたび描き出すことで「人の存在」のあり方を問い続ける佐藤未希。6月2日よりYoshimi Artsで開幕した個展「沈黙の声」の出展作の話を交えながら、制作プロセスやコンセプトなどについてインタビューした。

2021.6.16

闇に異物を混入させる描写が、鑑賞者の目の動きを誘発する。谷原菜摘子インタビュー

「自身の負の記憶と人の闇を混淆した美」を命題に表現を続ける谷原菜摘子。2017年の五島文化記念文化賞美術新人賞の受賞で得た1年間のフランス研修滞在、その成果報告展が2会場で同時開催されている。新作のパステルドローイングを中心に展示する「紙の上のお城」と、新作をメインにベルベットを支持体とする油彩作品で構成する「うきよの画家」。「紙の上のお城」展会場のMEMでインタビューを行った。

2021.6.14

私が描きたいのは「渋い」世界。ムラタ有子インタビュー

GALLERY SIDE2の「小さい空」(4月6日〜5月28日)、ザ・ギンザ スペースでの「白樺の庭」(会期終了)、東京ミッドタウンISETAN SALONE Art Wallでの「散歩道」(4月21日〜6月1日)と3ケ所で個展が同時開催されたムラタ有子。動物と風景画で知られる彼女が、新たなかたちの絵画を発表した。そのコンセプトを聞いた。

2021.5.28

磁土で現代陶芸を拡張していく二人。松村淳、川端健太郎インタビュー

京都のギャラリー、現代美術 艸居のメインギャラリーとアネックスで、2名の現代陶芸家が新作を発表した。透明感のある白磁の曲線を組み合わせてシャープな造形を行う松村淳と、手びねりによる成形とガラスや石などを練り込んだテクスチャーを融合させる川端健太郎。ふたりの展示とアトリエを訪れ、取材を行った。

2021.4.28