INTERVIEW / OIL

若手キュレーター、アーティストに活動の「場」を。「biscuit gallery Curator Projects」が美術界で果たす役割

東京・渋谷のbiscuit galleryで9月8日から開催されている「影をしたためる notes of shadows」展。2020年の開廊以来、同ギャラリーではオーナーが企画を手がけ展示を開催してきたが、このたび若手キュレーターが企画を行うプロジェクト「biscuit gallery Curator Projects」を立ち上げた。その初回のキュレーションを手がけたのはキュレーターの松江李穂。出展アーティストに菊谷達史と前田春日美を迎え、新たな取り組みに挑む3人に話を聞いた。

2022.9.10

【DIALOGUE for ART Vol.7】日常で感じた心の動きを見逃さない。「物語」に展開しそれぞれの表現へ

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。京都を拠点に活動する高瀬栞菜と天牛美矢子は、ともに京都市立芸術大学出身で世代が少しだけ違う。2人の共通項は「物語性」。「負」の感情から発するものを物語のちからによって独自のスタイルに昇華させた両者の世界が、対話を通して明らかになるだろう。

2022.9.8

【DIALOGUE for ART Vol.6】本当にやりたいことを表現するために。ミレニアム世代とZ世代が感じたアートとの健やかな向き合い方

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト同士の対談企画。福岡県出身・在住の浦川大志と、岩手県出身・京都府在住の松田ハル。両者はともに1990年代生まれ。たがいをリスペクトする2人の若手作家が、それぞれの制作、自分たちの世代に感じることから作家としての生き方まで、熱く語り合った。

2022.7.20

【DIALOGUE for ART Vol. 5】美術史と向き合いながら、共有アトリエで新しい具象/抽象表現を目指すふたり

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。武蔵野美術大学(以下、武蔵美)の同期で、現在、東京・渋谷のbiscuit galleryで開催中の個展「ノンフィクション・イメージ/それを隠すように」に向けて制作中であったふたりに、出会いから現在までについて話を聞いた。

2022.6.3

【DIALOGUE for ART Vol.4】美大生の青春から美術家として活躍するまで、ふたりが描いた真逆の軌跡

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。京都在住の加納俊輔と、大阪在住の安田知司は、嵯峨美術大学出身の同期生だ。加納がロジカルに作風とキャリアを積み重ねてきたのに対し、安田の作家歴は迷走と愚直さに満ちている。対照的な個性と深い友情で結ばれた彼らが、たがいの軌跡と作品について語り合った。

2022.5.13

【DIALOGUE for ART vol.3】理性先行と感性先行のふたりが刺激を与え合い、たがいを補完する

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)と同大学院の同期生で、プライベートでもパートナーである小谷くるみと山本捷平は、いつもアートのことを考え、アートについて話しているという。3日前に入居したばかりの埼玉県のアトリエで話を聞いた。

2022.3.11

目指すは現代アートの「ライブハウス」。1周年を迎えるbiscuit galleryの新たな取り組み

Bunkamuraと渋谷区立松濤美術館を結ぶ道に面したビルの、1階から3階に空間を構えるbiscuit gallery。1周年を記念して開催するグループ展「grid」では、約50名の作家を迎え、前後期に分けて作品が展示される。代表の小林真比古と、マネジメント契約を結ぶ作家のひとりである那須佐和子に話を聞いた。

2022.3.2

【DIALOGUE for ART vol. 2】アーティスト同士だからこそ話せる、制作の細部や心の葛藤がある

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。今回は、Kotaro Yamadaと中西伶が登場。陶や金属など様々な素材を用いて立体をつくるYamadaと、グラフィックをはじめ多彩な手法を駆使して平面を築き上げる中西。数年にわたって交流を深め、創作上の悩みを吐露し合うほど気心の知れたふたりに、Yamadaのアトリエで対話してもらった。

2022.2.28

【DIALOGUE for ART vol. 1】動物を描くふたりのインスピレーションソースは、東洋美術と「たべっ子どうぶつ」

「OIL by美術手帖」がアーティストの対談と作品紹介を行う企画をスタート。第1弾では、上野裕二郎とsumaが登場。沖縄県立芸術大学の先輩と後輩にあたるふたりは大学卒業後、ともに東京藝術大学の大学院に進学。現在は、アトリエをシェアしながら制作を続けるふたりの、アートにかける思いをお届けする。

2022.2.4

「日本画」と現代アートの隔たりはなぜ生まれたか。グループ展「re」 座談会

東京・渋谷のbiscuit galleryで1月6日から23日まで開催されるグループ展「re」。大学で日本画を専攻し現代美術作家として活動する7名の作品が3つのフロアで展開される。参加作家から古家野雄紀、菊地匠、大庭孝文の3名とギャラリー代表の小林真比古による座談会を、本展企画に協力した奥岡新蔵のモデレーションで実施した。当日参加が叶わなかった作家の出口雄樹には、後日電話取材を行った。

2022.1.6

写真を通して行われた「往復書簡」。藤井保、瀧本幹也インタビュー

商業写真の世界の第一線で長く活躍し、また、クライアントワークではない写真作品も高く評価されてきた藤井保と瀧本幹也。1994年から98年にかけて瀧本は藤井のアシスタントを務め、ふたりは師弟関係にあたる。初の2人展の開催に向けて2019年6月からメールでの往復書簡が始まり、展覧会と書籍に結実した。

2021.10.30

「コミック・アブストラクション」を実践する2人のアーティスト。水野健一郎×ラッセル・モーリスインタビュー

今年3月にOIL by 美術手帖ギャラリーで開催された、水野健一郎とラッセル・モーリスの2人展「ALTERED STATE - 変更された状態 -」。アニメーションやマンガからの影響を起点に制作する水野と、80年代初頭から関わるグラフィティをルーツにもつモーリスによる、新作と初の共作が発表された。本展のキュレーションを務めたC.C.P.(CHILDHOOD、CALM & PUNK)の安部憲行、そして出展作家の2人に、展覧会について、そしてマンガ・アニメとグラフィティの新たな接点となる動向「コミック・アブストラクション」について話を聞いた。

2021.10.3