世界の優れたデザイナーが生んだ名作家具を紹介するイベント「TOKYO MODERNISM 2022」が都内の3会場を舞台に開催される。
会場となるのは「ATELIER MUJI GINZA」(無印良品 銀座6F)、「IDÉE TOKYO」(東京駅構内)、「MUJI HOTEL GINZA」の3会場で、各会場では異なる趣向でイベントが開催される。
主催は株式会社良品計画、企画協力は活動の原点のひとつにミッドセンチュリー期のデザインがあるという中原慎一郎(ランドスケープ・プロダクツ ファウンダー)と、黄金期のモダンデザインを広く伝えようと「MODERNISM SHOW」を開催してきた郷古隆洋(Swimsuit Department)が名を連ねる。
それぞれの会場でのプログラムを紹介したい。「ATELIER MUJI GINZA」では「Modernism Gallery」が開催される。 全国のミッドセンチュリー期を中心とした家具の素晴らしさを伝えるギャラリーやショップのオーナーが持つ逸品が紹介され、その品に対する想いやデザイナーのストーリーを紹介する。
「IDÉE TOKYO」では「Modernism Auction #Chairs」が開催。「TOKYO MODERNISM 2022」に参加するショップオーナーやクリエイター、アーティストが、愛着を持って使用してきたイスを次につなげようとするオークション企画だ。
そして「MUJI HOTEL GINZA」では「Modernism Show」が行われる。 国内約30店舗のギャラリーやヴィンテージショップが、ホテルの7〜8階の客室を店としてショーを展開。モダンデザインの名品がそろう、本イベントのメイン企画となる。
これまで、国内では大規模なイベントが開催されてこなかったモダンデザインのエキシビションやマーケット。優れたプロダクトの価値を後世に伝えていくイベントとして注目が集まりそうだ。