日本のファッション史をたどる世界初の大回顧展が開催へ。「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」を通じて未来を考える

日本のファッション史の変遷と背景をたどる展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」が、島根県立石見美術館と国立新美術館で開催される。本展は、75年という長いスパンで日本のファッション史をたどる世界初の大回顧展だ。その見どころとは? ※本稿は2020年2月27日の改訂版です

NEWS / EXHIBITION

作品は共生のための「メディア」となりうるか。清水穣評 泉太郎「ex」展

2017年以降国内外での発表が相次ぐ泉太郎が、2020年9月にスイス・バーゼルのティンゲリー美術館で個展「ex」を開催。本展は、ネットワーク社会における「クラウド=雲」をテーマとした新作を軸に行われた。タイトルにも冠された「ex」をキーワードに、アーティストのキャリア、そしてその作品を貫く態度について清水穣が論じる。

REVIEW

芸術祭の「ディスタンス」をめぐる試み。椹木野衣評「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020」「さどの島銀河芸術祭プロジェクト2020」

コロナ禍のなか、全面的にオンラインで開催された「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020」と、佐渡島内の複数箇所で行われ来年本開催を予定する「さどの島銀河芸術祭プロジェクト2020」。「現代山形考〜藻が湖伝説〜」といったプロジェクトを含む前者と、PCR検査を導入したライヴなどを開催した後者のあいだの共通点とは何か? 椹木野衣がレビューする。

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