アーツ・カウンシル・コリアが、韓国の男性アイドルグループBTSのメンバーでラッパーのRM(キムナムジュン)を「アート・スポンサー・オブ・ザ・イヤー」に認定した。「Art Review」が報じた。
RMは昨年、自身の誕生日である9月12日を記念し、絶版されて入手が困難な書籍などの制作を支援するために、韓国の国立現代美術館(MMCA)に1億ウォン(約890万円)を寄付。この行為が評価され、今回の「アート・スポンサー・オブ・ザ・イヤー」につながった。
RMはSNSでも度々美術館やギャラリーを訪れている様子を公開しており、その投稿からはアートに対する強い興味がうかがえる。
▪️▫️◾◽◼◻ pic.twitter.com/NzWgRc7mgi
— 방탄소년단 (@BTS_twt) August 9, 2020
またBTSとしても近年は国際的なアートシーンに接続する活動を見せており、昨年はアントニー・ゴームリーをはじめとする22組のアーティストと共同で、世界5都市でアートプロジェクト「Connect, BTS」を実施。
8月には、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーのアーティスティック・ディレクターであるハンス・ウルリッヒ・オブリストが1993年に立ち上げた「do it」に参加し、ドキュメントを発表している。