
上村洋一+黒沢聖覇、飯沼珠実による展示などを開催。TOKASの「OPEN SITE 5 Part 2」をチェック
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の企画公募プログラム「OPEN SITE」。5回目となる2020年度のPart 2として、5企画が開催されている。会期は2月7日まで。

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の企画公募プログラム「OPEN SITE」。5回目となる2020年度のPart 2として、5企画が開催されている。会期は2月7日まで。

目を閉じ、身体感覚を研ぎ澄ませながらパフォーマンスを行ってきた村田峰紀。その個展「effect」が、群馬県高崎市のrin art associationで開催されている。本展ではライブパフォーマンスから離れ、日々ドローイングと対峙した村田の新しいフェーズを目撃することができる。会期は3月21日まで。

2月27日、広島市に新たなアートスペース「THE POOL」がオープン。展覧会やイベントの開催を通じ、地域に開かれたアートの実践・批評の場を目指す。こけら落しは永井天陽の個展「フープとホール」(4月30日まで)。

3回目の開催を迎える 「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者に、竹内公太と志賀理江子が選出された。

2019年10月に新たな拡張を遂げたニューヨーク近代美術館(MoMA)が、昨年常設展示を大幅に変更した。この展示替えでは日本の「具体」「もの派」がその展示に加えられたが、その狙いとは何か?

第3回
日本最大のエスニックタウン、東京・新大久保。多様な背景を持つ人々が行き交うその路地の一角に、昨年10月、新しいアートスペース兼コミュニティセンター「新大久保UGO」が誕生した。「烏合の衆」から取られたその名の通り、この場所には、日々、さまざまな職業や国籍の人たちが集まり、展示やイベント、パーティを楽しんでいる。UGOが目指そうとする、コミュニティのかたちとはどのようなものか? 「UGO実行委員会」の磯村暖、丹原健翔、中尾一平、ぱにぱにぱにぱにともちんぱ、三好彼流、山縣瑠衣に話を聞いた。

静謐なヌード写真で知られる写真家の野村佐紀子。2020年11月に発表された新作写真集『春の運命』は、祖母の死をきっかけに、亡くなった友人たちへの追慕の気持ちをまとめたものだという。

ベルリンを代表するケーニッヒ・ギャラリーが、塩田千春の新作個展「I HOPE...」をオンラインで公開。巨大インスタレーションをVRで楽しむことができる。

京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で、美術批評家の椹木野衣を企画・監修に迎えた展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が開幕。平成の美術を14の「密」なアーティストグループによって展覧する。会期は2021年1月23日〜4月11日。

アート業界における温室効果ガスの排出量を削減するため、ロンドンを拠点にするギャラリストやアート専門家からなる有志のグループが2020年10月、非営利団体「Gallery Climate Coalition」(ギャラリー気候連合)を設立した。気候変動に対処するためにアート業界は何をすべきか? 同団体のマネージング・ディレクター、ヒース・ロウンズに聞いた。

超絶技巧の切り絵アーティスト・盛田亜耶の個展「オフィーリアのために」が、東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで開催されている。会期は1月20日~2月27日。

平成の美術は、アーティストにとってはどのようなものだったのか。1月23日より京都市京セラ美術館の新館・東山キューブで行われる展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」の参加作家のなかから、美術の世界に関わるようになった時期の異なる松蔭浩之(Complesso Plastico)、中ザワヒデキ(人工知能美学芸術研究会[AI美芸研])、梅津庸一(パープルーム)、李晶玉(突然、目の前がひらけて)といった4名に、それぞれの体感を通して、この30年の美術の特徴と「平成美術」展での展示について、語ってもらった。

東京・銀座の資生堂ギャラリーにて、同社による公募プログラム「shiseido art egg」の入選者のひとり、藤田クレアによる個展が開催された。様々な素材を組み合わせたインスタレーションにより、世界における差異やコミュニケーションのあり方を想起させる作家による試みを、アート・トランスレーターの田村かのこがレビューする。

2月10日、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋内にオープンするエスパス ルイ・ヴィトン大阪のオープニング記念展として、「Fragments of a landscape (ある風景の断片) 」展が開催される。会期は2月10日〜7月4日。

令和元年東日本台風によって収蔵庫の浸水と収蔵品の被災を受けた川崎市市民ミュージアム。川崎市は同館所蔵の資料約4万点について廃棄処分すると発表した。

「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」をモチーフとするアーティスト・大山エンリコイサムの個展「夜光雲」。神奈川県民ホールギャラリーでの過去最大級となる大山の個展を、横浜美術館館長の蔵屋美香が作品の持つ構造と身体性から論じる。

今週スタートした展覧会と終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

コロナによる渡航制限などの影響で、世界最大級のアートフェアとして知られるスイスの「アート・バーゼル」が、今年のフェアを6月から9月に延期すると発表した。

2020年7月にグランドオープンした青森県の弘前れんが倉庫美術館で、2021年度の春夏プログラムが開催。ケリス・ウィン・エヴァンスの新作コミッションワークを起点に、第一部は「りんご宇宙 ―Apple Cycle / Cosmic Seed」として多彩なアーティストが参加する。会期は4月10日〜8月29日。

アメリカ・シカゴ市が、地元のアーティストや芸術団体に約250万ドル(約2億5000万円)の助成金を拠出することを発表。大規模なパブリック・アート・プロジェクトの委託制作や小規模な地元プロジェクトへの支援などに充てられる。