スポーツメーカーMizunoによるスニーカーのフラッグシップモデル「WAVE PROPHECY」。その10作目として、アーティスト・空山基がデザインを手がけた「WAVE PROPHECY SORAYAMA」が発売される。
空山基は、エアブラシを用いたハイパーリアリズムを独自の視点で発展させ、人体と機械の美を追求した「セクシーロボット」シリーズなどで知られるアーティストだ。
今回のコラボレーションでは、ミズノの構造的テクノロジーを結集したソールユニット「INFINITY WAVE」を空山監修のもとアップデート。屈曲性の向上と軽量化を図ったほか、「宙に浮いているスニーカー」をイメージし、アウトソールに大きな空洞が設けられているのが特徴だ。
踵部分にはメタリックシルバーのパーツをあしらい、ソール内側には「SORAYAMA」のロゴが落とし込まれている。メインビジュアルと動画は、グラフィックデザイナーのYOSHIROTTENらが手がけた。
またシューズと並行して、トップアスリート向け義足板バネ「KATANAΣ(カタナシグマ)」も福祉機器メーカー株式会社今仙技術研究所と共同開発。空山のアートワークの象徴であるシルバーのカラーリングと、空気孔周囲の造形の処理によってその洗練さと存在感を増している。
「WAVE PROPHECY SORAYAMA」の価格は35000円(税抜)。1月30日、渋谷パルコ「2G TOKYO」、心斎橋パルコ「2G OSAKA」での先行発売を皮切りに、2月6日から一部店舗にて販売される。