
第3回
NEMIKA「根実花書簡」連載3: 歌人・穂村弘 × 写真家・川島小鳥
ファッションブランド「NEMIKA」による連載「根実花書簡」。現代を代表する歌⼈であり、ユーモア溢れるエッセイも⼈気の穂村弘が、気鋭の写真家たちの作品に、ことばを添える。連載第3回は、アート、音楽、ファッションなど様々な分野で活躍し、被写体の輝く一瞬をとらえる写真が人気の写真家・川島小鳥が登場。NEMIKAの象徴であるバラなどをモチーフに撮影した新作を発表する。

第3回
ファッションブランド「NEMIKA」による連載「根実花書簡」。現代を代表する歌⼈であり、ユーモア溢れるエッセイも⼈気の穂村弘が、気鋭の写真家たちの作品に、ことばを添える。連載第3回は、アート、音楽、ファッションなど様々な分野で活躍し、被写体の輝く一瞬をとらえる写真が人気の写真家・川島小鳥が登場。NEMIKAの象徴であるバラなどをモチーフに撮影した新作を発表する。

ソフィ・カルが1999年に原美術館で開催した個展「限局性激痛」を、フルスケールで再現した展覧会「『ソフィ カル―限局性激痛』原美術館コレクションより」が開催される。会期は2019年1月5日〜3月28日。

17世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス。その作品をイタリアとの関わりに焦点を当てて紹介する展覧会「ルーベンス展―バロックの誕生」が国立西洋美術館で2019年1月20日まで開催されている。本稿では、同展の見どころとともに、ヨーロッパ美術史に後々まで大きな影響を与えたルーベンスの芸術の形成過程をアートライターのverdeが紹介する。

第20回
アーティストのミヤギフトシによるレビュー連載。第20回で取り上げるのは、ミヤギがサマセット・モームとともに、ロンドンでのリサーチ中に興味を抱いていたというイギリスの美術史家、アントニー・ブラントの伝記。それは今年ミヤギ自身が企画した「Closed Windows」展にもつながる。

人々との交流を通して風景や土地を知る「フィールドプレイ」という手法を用いて、10年にわたって活動を続けるヒスロム。他者との関係性のなかから生まれたプロジェクトの数々を、せんだいメディアテークの空間全体を使ったインスタレーションのかたちで表した。同展を通して、即座には理解しがたい彼らの活動の本質を、ヒスロムのプロジェクトを企画したことのある青森県立美術館学芸員の奥脇嵩大が読みとく。

世界的なミュージシャン、カニエ・ウェストが東京・八王子にある多摩美術大学に突如登場。同大学のInstagramで発信された画像に注目が集まっている。

「特別な存在(ヒーロー、カリスマ、正義の味方)」と「無名の人々(公衆、民衆、群集)」という対照的な人間のあり方に焦点を当てた展覧会「Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒー口ー&ピーポー」が兵庫県立美術館で開催される。同展は、立場や考え方によって変化し、とらえがたい存在である人々の集団「ピーポー」と、ピーポーの直面する困難や願望を映し出す鏡としての「ヒーロー」、これらが何なのかを問う作品を紹介するもの。会期は2019年1月12日~3月17日。

サラリーマン・アーティストとして日常の様々な実感を作品化してきた二藤建人の個展「ヘルニア」が、東京のギャラリーN神田社宅、愛知県のgallery Nの2会場・2部構成で開催される。会期は第1部が12月1日まで(東京)、第2部が12月8日〜26日(名古屋)。

11月26日、ピエール・オーギュスト・ルノワールによる風景画《Golfe, Mer, Falaises Vertes》が、オーストリア・ウィーンのオークションハウス・ドロテウムで3人の男に窃盗された。同作の最高予想落札額は16万ユーロ(約2100万円)だという。

今年6月21日、東京・お台場に開業したチームラボのデジタルミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」が、開業から5ヶ月で来場者数100万人を突破した。

2020年に第7回の開催を迎える「ヨコハマトリエンナーレ2020」のアーティスティック・ディレクターが、ラクス・メディア・コレクティヴに決定した。同トリエンナーレのアーティスティック・ディレクターを外国人が務めるのは今回が初めてとなる。

愛知県美術館は11月19日、同館のウェブサイトをリニューアルさせた。これにともない、同館が所蔵するコレクション1200件以上を「パブリック・ドメイン」として開放。ユーザーは営利・非営利にかかわらず自由にダウンロードできるようになっている。

「柳宗悦の『直観』|美を見いだす力」展が、東京・目黒の日本民藝館で開催される。本展では、柳が時代、産地、分野を問わず蒐集した民藝品の数々をキャプションの無い空間で紹介。柳の眼差しをたどることを試みる。会期は2019年1月11日~3月24日。

2019年1月18日から20日まで台湾・台北に開催される新しいアートフェア、台北當代(タイペイダンダイ)が、世界の注目を集めている。ガゴシアンやハウザー&ワース、ペロタンなどのメガギャラリーをはじめ、90のギャラリーが集結する同フェアは、「初回のフェアとして最強の出展者リスト」とも言われている。

3人の作家による展覧会「framework - 諸泉茂 / マンヒルド・ノルダル / 末永史尚」が、東京・新宿のMaki Fine Artsで開催される。会期は12月15日〜2019年2月17日。

2016年9月からリニューアルのため2年以上にわたり休館していた福岡市美術館が19年3月21日にリニューアルオープンを迎える。リニューアルオープン記念展は、「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE:Flower Power」に決定した。

1コマずつ線を描いて撮影する「ドローイング・アニメーション」という独自の手法を用いたインスタレーションを手がける映像作家の石田尚志。六本木のタカ・イシイギャラリー東京で行われた個展「絵と窓の間」では、1枚のタブローへの長期にわたる描画行為が、やがて展示空間全体へと波及していく様子を収めた新作を発表した。本展を、横浜美術館主任学芸員の松永真太郎がレビューする。

19世紀末のフランスで、ナビ派の画家として活躍したピエール・ボナールの大規模な回顧展が国立新美術館(東京・六本木)で開催されている。日常の光と色彩を巧みにとらえ、形象を描くことにこだわりを持ち続けたボナールの絵画は、現代でも世界中の作家から愛されている。アーティストの桑久保徹は、ピカソやフェルメールなど尊敬する画家の生涯をひとつの画面のなかに表現する「カレンダーシリーズ」を今年1月に発表し話題となった。その次回作としてボナールの絵にも取り掛かっている桑久保が、ボナールの表現の本質に迫る。

2017年4月に誕生した大阪芸術大学アートサイエンス学科。その新校舎が11月27日、同校内に竣工した。日本を代表する建築家・妹島和世が設計したこの校舎の魅力とは?

2019年7月に第10回の開催を控えるTOKYO ART BOOK FAIRが、これに先駆け銀座で「TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」を開催する。会期は2019年3月8日〜4月7日。