東京・新宿のMaki Fine Artsで、末永史尚、諸泉茂、マンヒルド・ノルダルによる展覧会「framework」が開催される。
末永史尚は1974年生まれ。今年は「サーチリザルト」(Maki Fine Arts)、「Unknown Sculpture Series No.7 #6 ジェネリック・オブジェクト」(galleyr21yo-j)のふたつの個展を開催。本展では、タングラムパズル(正方形を切り分けた形を用いるパズル)をモチーフとした作品を発表する。
諸泉茂は1954年生まれ。90年代から一貫して温度計を用いた作品を手がけてきた。主な展覧会に「カラーハンティング展」(21_21 DESIGN SIGHT、2013)、「℃-Alphabet / 脈動するアルファベット」(ギャラリーBOX、2013)などがある。
そして、今回が日本で初めての展示となるノルウェー人作家のマンヒルド・ノルダルは、建築構造や科学的システムを取り入れた彫刻作品を発表してきた。主な展覧会に「NN-A NN-A NN-A - New Norwegian Abstraction」(アストルップ・ファーンリ現代美術館、オスロ、2015)、「This House」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2013)などがある。
本展では「framework」を手がかりに、これら3作家の代表的シリーズから、旧作と新作を織り交ぜて展示する。