
第5回
現代美術コレクターへの道:第5回 オークションに参加してみよう
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行う上での基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

第5回
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行う上での基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

「あいちトリエンナーレ2019」に対する文化庁の補助金不交付(のちに減額交付)と、日本学術会議の任命拒否。このふたつの出来事には共通するある「隠されたルール」があった? 文化政策が専門の同志社大学教授・太下義之が読み解く。

展覧会の共同企画や巡回展開催を担う美術館連絡協議会が、その事務局業務を2022年度から停止することが明らかになった。

様々な愛と別れ、知的な発見や冒険を体験し、写真やオブジェなどを手がけた20世紀を代表する芸術家、マン・レイ。その時々に登場する女性たちに焦点を当て、250点以上の作品を展覧する「マン・レイと女性たち」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は7月13日〜9月6日。

企業や海外の大学とも協働し「表現としてのゲーム」が研究・制作される東京藝術大学大学院映像研究科ゲームコースによる、成果展示が開催された。VRを用いた実験的な作品などが発表された本展を、ヴィデオゲームについて執筆や批評を手掛ける葛西祝がレビューする。

ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするアーティスト・KAWS(カウズ)の国内初となる大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」がこの夏、森アーツセンターギャラリーで開催される。その詳細が明らかになった。

慶應義塾大学三田キャンパスの東別館に新ミュージアム「慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)」が4月19日に開館。オープン記念企画「交景:クロス・スケープ」もスタートした。会期は6月18日まで。

カラヴァッジョの弟子作と考えられていた絵画が、カラヴァッジョ自身によって描かれた可能性があるとされ、スペインで行われるオークションの開催前に取り下げられた。

箱根のポーラ美術館は、国内の美術館としては初めてアメリカの現代美術を代表する女性アーティスト、ロニ・ホーンの個展「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展を開催すると発表した。会期は9月18日~2022年3月30日。

2017年、宇佐美圭司の絵画《きずな》(1977)が廃棄処分された東京大学で、その活動を回顧する展覧会「宇佐美圭司 よみがえる画家」が開催される。会期は4月28日〜8月29日(一般公開は7月1日から)。

現在、SOMPO美術館で回顧展が開催され、話題を集めるピート・モンドリアン。その代表作のひとつが、5月11日にクリスティーズ・ニューヨークで開催される20世紀イブニングセールに出品される。

日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2000点以上のアートデータを軸とする事業を展開するへラルボニーが、オンラインギャラリーを期間限定でオープンさせることを発表した。

約3ヶ月の改修工事期間を経て、4月22日に森美術館がリニューアルオープン。入館料の改定や新たなチケットシステムの導入を行うほか、ミュージアムショップの旗艦店「森美術館 ショップ」もオープンする。

1980年代後半より、多様な媒体を用いて古典主義と高度なテクノロジーの両者に触発された作品群を制作してきたアーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤン。その日本で初となるギャラリー個展「CHEMIN VERT」(ペロタン東京)の開催に際し、バーチャルモデルのimmaがヴェイヤンと対談。現代におけるアートとテクノロジーの関係性について話し合った。*The English version is below the Japanese.

アーツカウンシル東京は今年度より、新たな助成制度「スタートアップ助成」を開始する。年4回、新進の芸術家・芸術団体等を対象に上限個人30万円・団体100万円を助成するというものだ。

坂本龍一の過去最大規模の個展「坂本龍一:观音听时|Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」が、3月19日より北京の私設美術館・木木芸術社区(M WOODS HUTONG)で開催中。高谷史郎や真鍋大度らと共同制作した作品を集結した本展の見どころを、北京在住のキュレーター・何競飛(カ・キョウヒ)がレポートする。

アートコレクターとしても知られる前澤友作が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団。同財団が主催する、国内最大級の学生向けアートアワード「CAF賞」が作品募集を5月1日から開始する。応募締め切りは6月30日18時。

イギリスの現代美術家、ライアン・ガンダーが、東京オペラシティ アートギャラリーの収蔵品をキュレーションした「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」が開幕した。会期は6月20日まで。

ブロックチェーン技術を用い、唯一無二性を担保したデジタル・アート(クリプトアート、NFT)がマーケットで盛り上がりを見せるなか、ライゾマティクスがクリプトアートに特化したマーケットプレイス「CryptoArt Experiment」を立ち上げた。その背景にあるものとは何か? 真鍋大度に聞いた。

Akio Nagasawa Gallery Aoyamaで2期にわたる個展「地平線 Horizon」を行っている小村希史。 描いた絵画の油絵具を削ぎ落とす「Subtract」(「取り去る、差し引く」の意)の手法で「描く」画家に話を聞いた。