森美術館が、約3ヶ月の改修工事期間を経て4月22日にリニューアルオープン。同日、「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」も開幕する。
今回のリニューアルに伴い、「アナザーエナジー」展から新たなチケットシステムが導入。オンラインでのチケット販売、無人券売機の設置、キャッシュレス対応、QRコード認証の活用などにより利便性の向上を図りつつ、非対面・非接触化を推進する。
また、展望台「東京シティビュー」との共通チケット制としていた従来の入館料を改め、森美術館単独チケット制を開始。平日料金、土日・休日料金、また専用オンラインサイトでのチケット購入による割引料金も新たに設定し、混雑の緩和を図る。
加えて施設面では、チケット売り場の換気を強化し、自然光を取り入れた明るく開放的な空間に生まれ変わったほか、ミュージアムショップを増床。4月28日には、これまでの「六本木ヒルズアート&デザインストア」跡地に、ミュージアムショップの旗艦店「森美術館 ショップ」がオープンする。
入館料がかからないこのエリアでは幅広い商品を取り揃え、ZINEコーナーを常設で展開。イベントスペースでは展示などの企画を年間で20本程度開催する予定だ。
なお同ショップではオープン記念として、奈良美智のドローイングを印刷した「奈良美智 モレスキン カイエジャーナル」や、ウィスット・ポンニミットによる「マムアンちゃん」の限定版画などの限定オリジナル商品も販売される。