障害のあるアーティストの作品を発信。へラルボニーがオンラインギャラリーを期間限定でオープン

日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2000点以上のアートデータを軸とする事業を展開するへラルボニーが、オンラインギャラリーを期間限定でオープンさせることを発表した。

「HERALBONY ONLINE GALLERY」より

 株式会社ヘラルボニーは、日本全国の福祉施設に所属する作家の作品をオンライン上で展示する「HERALBONY ONLINE GALLERY」を4月24日に立ち上げる。1年間の期間限定。

 「へラルボニー」は⾃閉症の兄を持つ松田崇弥・文登の双子が「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。松田兄弟が代表を務める株式会社へラルボニーでは、日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2000点以上のアートデータを軸とする事業を展開。また障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」や、建設現場の仮囲いに障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」なども行っている。

 今回ローンチされる「HERALBONY ONLINE GALLERY」では、日本全国の福祉施設に所属する作家の作品を、四半期ごとに20作品ずつ展示。オープン時には、ヘラルボニーが始まるきっかけとなった、岩手県花巻市の「るんびにい美術館」に所属する6作家(小林覚、佐々木早苗、工藤みどり、高橋南、冨澤富士子、八重樫季良)が描いた作品を展示するという。

 同社はこのサイトの立ち上げに当たり、「日本の障害のある作家のなかには、世界で評価を受けている作家もたくさんいます。しかし、日本国内では、まだ”福祉”の領域に止まっているのが現状」とつつ、障害のある作家たちによる作品の魅力を伝えることがサイトの目的としている。

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