東京・新宿にある1969年に制作された宮下芳子によるパブリックアート《新宿の目》が、約55年の時を経て12月24日〜1月4日に復活点灯する。
新宿西口地下広場を都庁方面へと向かう角にある《新宿の目》は、彫刻家・宮下芳子が1969年に制作した西新宿を象徴するパブリックアート。当初は地上にあるスバルビルのためにつくられたものだが、同ビル解体後も作品は残され、新宿西口のアイコンとして存在し続けている。瞳の高さ約3.4メートル、横幅約10メートルで、かつては内部に組み込まれた照明が点灯し、瞳が回転する構造を備えていた。

なお、12月31日の21時30分からは、「Happy New Year Tokyo 2026」の一環として、東京都庁舎の壁面に蜷川実花 with EiMによるプロジェクションマッピング作品《Tokyo Rebirth ― 都市の魂が巡る、深淵と再生の旅》が投影。本作には《新宿の目》が映像として登場する予定だ。






















