丸龍文人と山縣良和。「ファッション イン ジャパン」展に集ったふたりが語るファッションアーカイヴと服飾の未来

6月9日より東京・六本木の国立新美術館で開催される「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」。そのプレイベントとしてふたりのファッションデザイナー、丸龍文人と山縣良和による「フミト ガンリュウ」のランウェイショーとインスタレーションが開かれた。ショーが目指したもの、ふたりのファッションへの考え、そして展覧会の見どころについて、担当研究員の本橋弥生を交えた3人に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

灰色のシングルピクセルNFTが約1.5億円で落札。サザビーズ初のNFTセールが約18億円の売上高を記録

サザビーズが匿名のデジタルアーティスト・Pakと共同で開催したNFTセール「The Fungible Collection」が、1680万ドル(約18億円)の売上高を達成した。オープンエディションの「Cube」が合計約1400万ドルで販売されたほか、一点物のNFT作品「The Switch」と「The Pixel」はそれぞれ144万4444ドルと135万5555ドルで落札された。

NEWS / MARKET

室町時代から近代までの絵師が集結。「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展がサントリー美術館でスタート

約9500点の日本美術を収蔵しているアメリカのミネアポリス美術館のコレクションから、中世から近世にいたる日本絵画の変遷をたどる展覧会「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」が、東京・六本木のサントリー美術館で開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。

NEWS / REPORT

SNS時代に考える、言葉/文字に宿る魂とは。荒井保洋評「文字模似言葉(もじもじことのは)」展

具体美術協会での活動でも知られる美術家の今井祝雄がアート・ディレクションを務める「文字模似言葉(もじもじことのは)」展が、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀)で開催中だ。現代の情報社会において、文字や言葉のあり様を再検討する本展について、滋賀県立美術館学芸員の荒井保洋が論じる。

REVIEW

フィリップスがNFTに参戦。MAD DOG JONESの自動生成型作品を100ドルから販売

世界三大オークションハウスのひとつである「フィリップス」が、その歴史上初となるNFTアート作品の販売をスタートさせた。カナダ人アーティストのMAD DOG JONESによる《レプリケーター》と題された同作は、7つのユニークな世代の作品で構成され、28日ごとに新しい作品が自動的に生成されるというもの。入札は100ドル(約1万1000円)から。

NEWS / MARKET

草間彌生のモノクローム作品に注目。草間彌生美術館が「神秘と象徴の中間」展を開催へ

草間彌生のモノクローム作品に着目した展覧会「神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム」が、4月29日〜12月26日の会期で草間彌生美術館で開催される。本展では、初期から現在に至るまで草間が制作を継続している多様なモノクローム作品を紹介し、その独自のモノクロームの世界を概覧する。※政府による緊急事態宣言の延長を受け、4月29日~6月2日まで臨時休館

NEWS / EXHIBITION

銀座の三愛ドリームセンターに「RICOH ART GALLERY」が誕生。こけら落としで梅沢和木の個展を開催

東京・銀座4丁目交差点に面した三愛ドリームセンターの8階・9階に、株式会社リコーによる新しい「RICOH ART GALLERY」が4月28日にオープンする(※緊急事態宣言発令のためオープン延期)。オープニング展覧会では、梅沢和木の個展「画像・アラウンドスケープ・粒子(Image, Aroundscape, Particle)」を開催。梅沢と同社発のアートプロジェクト「StareReap」との共創によって生まれた作品を紹介する。

NEWS / HEADLINE

「イルフ」が夢見た新しい芸術。 長谷川新評「ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画」

福岡の美術の系譜のなかで特異な存在感を放つ前衛美術グループ「ソシエテ・イルフ」。その約30年ぶりとなる回顧展として、福岡市美術館では、イルフの視覚表現の広がりを感じさせる写真作品や絵画、そして各メンバーが作品を寄せたカメラ雑誌などの関連資料が一堂に会した。「イルフ」は何を目指して前進し、歩みを止めたのか。本展をインディペンデントキュレーターの長谷川新がレビューする。

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