MAGAZINE

約2万7000人の動員を記録した 「中村佑介展」の巡回展が 池袋パルコで開催中。新作も追加

昨年の夏に大阪芸術大学のスカイキャンパスで開催され、約2万7000人の動員を記録した「中村佑介展」では、人気イラストレーターの中村佑介がこれまで携わってきた仕事のほぼすべてを一堂に展示。現在、池袋パルコではこの「中村佑介展」の内容に、一部新作を追加した巡回展が開催されている。会期は2018年4月20日〜5月21日。

NEWS / EXHIBITION

吉増剛造が沖縄で見せる半世紀の活動。「涯(ハ)テノ詩聲(ウタゴエ) 詩人 吉増剛造 展」が開催

1960年代から日本の現代詩をリードしてきた詩人・吉増剛造。その半世紀にわたる活動を概観し、関連作家の作品とともに紹介する個展「涯(ハ)テノ詩聲(ウタゴエ) 詩人 吉増剛造 展」が沖縄県立美術館・博物館で開催される。会期は4月27日〜6月24日。

NEWS / EXHIBITION

朽ちていく自然の姿に向き合い、その美しさを見出す。彫刻家・七搦綾乃の個展が金沢21世紀美術館で開催

山や森などの雄大な自然や、虹や霧などのはかなく消えていく自然現象をテーマとし、そこに独自の解釈や見立てを交えた作品を木彫で制作する七搦(ななからげ)綾乃。七搦の個展が、金沢21世紀美術館の若手作家を紹介する展覧会シリーズ「アペルト」にて開催される。会期は2018年4月28日〜9月24日。

NEWS / EXHIBITION

浮世絵、近代歴史画約120点が 横須賀美術館に集結。時を超えて 描かれる英雄豪傑たちを追う

「集え!英雄豪傑たち」展が横須賀美術館で開催される。数々の伝説や武勇伝を残した歴史上の人物に注目し、浮世絵や近代歴史画の名品を中心に、現代アーティストの作品も加えた約120点を展示。時代とともに、その意義や性格を変えていく様子を通覧できる。

NEWS / EXHIBITION

真偽を攪乱する、女たちの鏡像。 高嶋慈が見た、 稲垣智子「デカルコマニー/Decalcomanie」展

身体性や女性性をテーマに映像インスタレーションなどを手がける稲垣智子の個展「デカルコマニー/Decalcomanie」が、The Third Gallery Aya(大阪)で開催された。作家自身の過去作品を引用しながら構成された本展を、関西を拠点とし、稲垣の展覧会で企画を担当したこともある若手美術批評家、高嶋慈が論じる。

REVIEW

町工場との出会いから、ものの価値を問い直す。服部浩之が見た、 青田真也「よりそうかたち」展

大阪・西成区に古くからある町工場や商店などをリサーチし、約2年にわたるプロジェクトを行った青田真也の個展「よりそうかたち」。ものづくりに携わる人々や、その作業の痕跡、また使われる道具などを通して、作家は「もの」の価値をどのようにとらえなおし、社会へと接続するのか。

REVIEW

鹿児島睦が語る「ゆかた」の魅力。 道後温泉・銀座三越とコラボレーション

陶芸作家であり、草花・動物をモチーフとした図案が国内外で高い人気を誇る鹿児島睦(まこと)が道後温泉、銀座三越とコラボレーションしたゆかたを発表。道後温泉では旅館・ホテルでのレンタル、銀座三越ではポップアップショップでの販売がそれぞれ5月16日よりスタートする。 道後温泉と銀座の街から着想を得た図案を描き下ろしたというこのプロジェクト《道後温泉 × 銀座三越 × 鹿児島睦のゆかた》について、鹿児島に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

眼と手が複合する絵画。 沢山遼が見た、益永梢子「Daily Routine」展

穏やかな色彩が折り重なる絵画。あるいは、食パンをキャンバスに、バターや食材が抽象的な画面をつくる作品など、多彩な手法を通して絵画の可能性を探求してきた益永梢子。作家が近年取り組む、アクリルボックスとキャンバスからなる作品を中心に構成された展覧会を美術批評家・沢山遼がレビューする。

REVIEW