
ストリートカルチャーとアートを 往来するアーティスト Kenの個展が成山画廊で開催
ストリートアーティスト Kenによる個展「ATTITUDE」が、東京・九段下の成山画廊にて開催される。会期は2018年5月21日~6月9日。

ストリートアーティスト Kenによる個展「ATTITUDE」が、東京・九段下の成山画廊にて開催される。会期は2018年5月21日~6月9日。

世界中の少数民族の姿を写真で切り取り、発信し続ける写真家・ヨシダナギ。その集大成とも言える作品集『HEROES』が刊行されたのにともない、同名の写真展「HEROES」は阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリーで開催される。会期は5月23日〜28日。

何千もの木片を釘や接着剤を一切使用せず、時間をかけて緻密に積み上げてゆく彫刻インスタレーションで知られる現代美術家、アニアス・ワイルダーの個展が大阪のアートコートギャラリーで開催される。会期は5月19日〜6月23日。

第8回
アーティスト・桑久保徹による連載の最終回。2018年1月、小山登美夫ギャラリー(東京)での個展で発表された「カレンダーシリーズ」は、桑久保が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いたシリーズ。美術史の中にいる多くの作家から、桑久保の選んだピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホの6人を表現した。この連載では、その制作にいたった経緯や葛藤、各作家との対話で見えてきた感情、制作中のエピソードが織り込まれた個展のためのステートメントを、全8回にわたってお届けする。最後となる今回は、スーラとの対話から絵の完成まで、そして個展の搬入からスタートまで。

釜山国際芸術祭を前身に、2002年にスタートした「釜山ビエンナーレ」。この第9回となる「釜山ビエンナーレ2018」が、9月8日から11月11日にかけ2会場で開催される。

山口情報芸術センター[YCAM]が、映画監督の三宅唱との共同制作によるインスタレーション《ワールドツアー》を発表する展覧会を開催中。三宅やYCAMのスタッフらがスマートフォンで撮影した日常の映像をもとにした本作について、アニメーション評論家の土居伸彰が論じる。

今年で4回目を迎える、新潟市の「水と土の芸術祭」。地域に密着し、新潟の魅力を様々な企画によって知ることができる本芸術祭の詳細が発表された。芸術祭会期は2018年7月14日〜10月8日。

写真をとおして都市や建築をみつめる作家、飯沼珠実の個展「建築の瞬間 / momentary architecture」がポーラ美術館で開催される。過去の作品から、箱根の地を新たに撮り下ろした作品を展示。会期は2018年5月19日~7月16日。

東京大学中央食堂に展示されていた作家・宇佐美圭司による巨大絵画《きずな》が廃棄されたとして注目を集めていた件に関し、東京大学および東京大学消費生活協同組合は5月8日、廃棄処分を正式に認める謝罪文を公表した。

ファッションブランド・ロエベによる「ロエベ財団」が2016年に創設した「ロエベ クラフト プライズ」。第2回となるこのコンテストのファイナリスト30名から受賞者が決定し、5月3日に発表された。

女性の生き方が多様化し、社会全体でジェンダーに関する価値観や規範が大きく揺れ動いているいま、女性アーティスト・制作者・研究者は、どのようにキャリア構築を行っていけばいいのか。そして、それらの人々のキャリア構築について、芸術系大学ができることは何か。様々な分野で教鞭を執る女性教員が、それぞれの専門分野や大学での経験や知見を語り合うシンポジウムが5月26日、東京藝術大学にて開催される。

現代美術のキュレーターを主人公にした映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が4月28日より公開されている。本作は、美術館を舞台に、現代美術あるいは人間の本質に迫る映画として話題を集め、第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。この映画を、東京都現代美術館学芸員として数々の展覧会を手がけてきた藪前知子がレビューする。

国内外で活躍する現代美術家・土屋信子の個展「30 Ways To Go To The Moon」が、東京・上野のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。SCAI THE BATHHOUSEでの土屋の個展は、7年ぶり3回目。会期は2018年5月29日〜7月14日。

カニエ・ウェストのクリエイティブ・ディレクターで、建築家、アーティスト、デザイナーなど多様な肩書きを持つヴァージル・アブロー。ジャンルを超えて複層的な活動を見せる彼を育んだ背景とはどのようなものか? ファッションブランド「writtenafterwards」を手がけ、展覧会のアートディレクションやファッション学校「coconogacco」の運営を行う山縣良和によるヴァージル・アブロー論。

リニューアル第1号となる5月7日発売の『美術手帖』6月号の特集は、世界と人間の営みを探究してきた人類学と、美術表現の多様な交点を探る「アートと人類学」特集。フィールドワークによる作品から研究機関でのプロジェクトまで、実践の数々を取り上げるほか、五木田智央による特別付録も。

5月7日発売の『美術手帖』 2018年6月号の特集は「アートと人類学」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。

第7回
アーティスト・桑久保徹による連載の第7回。2018年1月、小山登美夫ギャラリー(東京)での個展で発表された「カレンダーシリーズ」は、桑久保が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いたシリーズ。美術史の中にいる多くの作家から、桑久保の選んだピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホの6人を表現した。この連載では、その制作にいたった経緯や葛藤、各作家との対話で見えてきた感情、制作中のエピソードが織り込まれた個展のためのステートメントを、全8回にわたってお届けする。今回は、ピカソ、そしてマグリットとの対峙。しかし、事態は危機的状況に。

美術館にデジタル技術を活用したソリューション提供を行う会社「Cuseum」が、ARを利用して、盗難された絵画を「仮想再現」するプロジェクトで注目を集めている。ARを取り入れることで広がる、美術鑑賞の新たな可能性とはいったいどんなものなのだろうか?

印刷物やウェブサイト上の写真にわずかに写り込んだ「正体不明の何か」に目を向け、調査することで「写されたもの」の認識を問う澤田華。ある本に掲載されていた一人のコメディアンの写真を扱う最新作を、愛知県美術館学芸員の副田一穂が考察する。

山口情報芸術センター[YCAM]が実施している滞在型映画製作プロジェクト「YCAM Film Factory」。第4弾招聘監督である三宅唱とYCAMが共同制作した新作インスタレーション展「ワールドツアー」が現在開催されている。会期は2018年5月27日まで。