2005年の初開催から来年で14回目を迎える「アートフェア東京」(以下AFT)。その概要が明らかになった。
次回は「Art Life」をテーマに掲げ、会場である東京国際フォーラムロビーギャラリーでの展示面積を2倍に拡張する(ギャラリーセクションの会場はホールE)。
ここでのメインとなるのが、今回新設されるセクション「Crossing」だ。同セクションでは、「多彩なアートが交差する場」として国内百貨店をはじめ、地方工芸団体やアウトサイダーアートなど、様々なジャンルの作品を展示・販売。とくに、日本の美術市場で大きな存在感を示す百貨店を巻き込むことで、より活発な作品売買を促す。
このほか、ロビーギャラリーでは各ギャラリーが新進の若手作家を個展形式で紹介する「Projects」と、各国駐日大使が推薦する各国代表の若手アーティストのグループ展「World Art Tokyo」、国内芸術系大学の学生が連携しつくりあげるグループ展「Future Artists Tokyo」が継続して開催される。