
石田尚志が個展「絵と窓の間」で新作を発表。とめどない描画行為に見出される予期せぬドキュメンタリーとは
画家/映像作家の石田尚志が個展「絵と窓の間」を、六本木のタカ・イシイギャラリー東京で開催する。本展では、石田の長期にわたる1枚のタブローへの描画行為が、やがて展示空間全体へと波及していく様子を記録した新作のドローイング・アニメーションが公開される。会期は10月20日~11月17日。

画家/映像作家の石田尚志が個展「絵と窓の間」を、六本木のタカ・イシイギャラリー東京で開催する。本展では、石田の長期にわたる1枚のタブローへの描画行為が、やがて展示空間全体へと波及していく様子を記録した新作のドローイング・アニメーションが公開される。会期は10月20日~11月17日。

アーツ千代田 3331で「WHY Tokyo Biennale? 東京ビエンナーレ2020構想展」が開催される。本展は「東京ビエンナーレ2020」の構想と企画プランを紹介するとともに、1970年の「日本国際美術展」の資料展示等を行うもの。会期は9月22日~10月14日。

アメリカ現代美術に大きな足跡を残したヘレン・フランケンサーラー(1928〜2011)の版画作品に注目した展覧会「ヘレン・フランケンサーラー[エクスペリメンタル・インプレッション]」が、福島県のCCGA 現代グラフィックアートセンターで開催される。会期は9月15日〜12月23日。

ポルトガルの美術家、ジョゼ・デ・ギマランイスの個展「ジョゼ・デ・ギマランイスとアフリカ展(仮称)」が、千葉県の市原湖畔美術館で開催される。本展は、ギマランイスの各年代の作品とともに、作家自身のコレクションであるアフリカ彫刻作品を紹介するもの。会期は10月20日~2019年1月14日。

今年6月に閉店した名古屋の老舗百貨店「丸栄」。その本館エレベーターを彩った東郷青児の扉絵が入札により販売される。入札受付は9月12日から18日の1週間。

イギリス現代美術の巨匠、デイヴィッド・ホックニーの代表作《芸術家の肖像画―プールと2人の人物―》が、11月15日のクリスティーズ・ニューヨークに登場。現存アーティストとしては過去最高額を更新することが予想されている。

「絵画とは何か」という根源的な問いと対峙する11名のアーティストによる展覧会「絵画・運動(ラフ次元)」が、東京新宿区の四谷未確認スタジオでスタートした。会期は9月14日~9月16日(前期)、9月28日~9月30日(中期)、10月13日~10月15日(後期)。

映画監督・美術作家として活動するアピチャッポン・ウィーラセタクンの長編初監督作品『真昼の不思議な物体』(2000)が、加賀市立中央図書館にて35ミリフィルムで上映される。

昨年、金沢21世紀美術館で開催された個展「アペルト06」も記憶に新しい武田雄介。京都のMORI YU GALLERYで現在開催中の個展は、「void」(=無効)と題され、ゲームエンジン「Unity」の世界と物理空間を同一化させるようなアプローチを見せている。その背景にはどのような意図が含まれているのだろうか。インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

2015年のスタートから今年で4年目を数える大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」。アジア10ヶ国から200組を超えるアーティストが参加する本フェアが、9月14日〜16日の会期でスタートした。その見どころをレポートする。

10月28日まで山口情報芸術センター[YCAM]で開催されている「メディアアートの輪廻転生」展。本展はYCAMとアートユニット「エキソニモ」の共同キュレーションによるものとして注目を集めている。各作家が様々な視点でメディア・アートにおける作品の「死」について考えた本展を、国内外でインディペンデント・キュレーターとして活躍する鷲田めるろがレビューする。

絵具メーカーのターナー色彩による、アクリル絵具を用いた作品の公募展「アクリルガッシュ ビエンナーレ」。2016年にスタートし、今年で2度目を迎えるこの公募展が作品募集をスタートする。応募期間は10月1日〜12月4日。

世界27ヶ国350名以上を表彰してきた「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード」が日本で初めて独自開催され、キュレーターの長谷川祐子が賞を受賞。9月13日、都内で授賞式が開かれた。

スコットランド初のデザイン美術館であるV&Aダンディが9月15日に開館を迎える。隈研吾建築都市設計事務所が設計した同館は、建築と自然環境が調和したスタイルが特徴。スコットランドの新しいランドマークや文化的な中心となることが期待されている。

安藤忠雄の大回顧展が、パリのポンピドゥー・センターで開催される。代表作のひとつとして知られる「直島プロジェクト」のインスタレーション形式での展示に加え、安藤の創作の源泉となった鉛筆画、旅行ノート、白黒写真もヨーロッパで初公開となる。会期は10月10日〜12月31日。

ターナー賞受賞の建築集団アセンブルによってデザインされた、ゴールドスミス現代美術センターが先週末新たにオープンした。120年の歴史を持ったビクトリア風の銭湯を改築した同館は、ロンドンの現代美術の欠かせない場所となることを目指す。こけら落としのミカ・ロッテンバーグの個展の会期は11月4日まで。

日本を代表する写真家・森山大道。その最新作となる写真集『東京ブギウギ』が通常版と特別版の2タイプで発売。200部限定の特装版にはすべて異なるプリントが付属する。

没後50年を迎える今年、藤田嗣治の展示が目白押しだ。そんななか、上野で2つの藤田展がこの夏開催された。国内では過去最大規模となる東京都美術館での藤田展と、藤田の出身校である東京藝術大学でのトリビュート展だ。異なる角度から藤田をとらえた2展示を通して、東京国立近代美術館で2度の藤田展を企画した、同館学芸員の蔵屋美香が「新しい藤田の絵画の魅力」に迫る。

東京・中野のシンボル的建築、中野サンプラザが解体されることがわかった。45年の歴史に幕を閉じることとなる。

2010年より、エルメス財団が主催してきたアーティストのレジデンスプログラム。この成果が一堂に紹介する展覧会「眠らない手」が、銀座メゾンエルメス フォーラムでスタートした。