2020年から先の東京を考える。「WHY Tokyo Biennale? 東京ビエンナーレ2020構想展」がアーツ千代田 3331で開催

アーツ千代田 3331で「WHY Tokyo Biennale? 東京ビエンナーレ2020構想展」が開催される。本展は「東京ビエンナーレ2020」の構想と企画プランを紹介するとともに、1970年の「日本国際美術展」の資料展示等を行うもの。会期は9月22日~10月14日。

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 「日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」は1952年に創設され、東京・上野で開催された国際美術展。70年の第10回展では「人間と物質」をテーマに、批評家の中原佑介がコミッショナーを務め、もの派やアルテ・ポーヴェラ、コンセプチュアリズムなどの動向をいち早く紹介。その後の美術史に大きな足跡を残した。

 本展では、2020年に新たにつくり出す「東京ビエンナーレ」の構想および取り組み、対象エリアの多層的な歴史を紹介。また、企画プランの一部を絵画や映像を用いてプレゼンテーションする。第10回展の資料もあわせて展示。多角的な視点で「東京ビエンナーレ2020」のビジョンを浮かび上がらせる。

 東京ビエンナーレ市民委員会・共同代表は小池一子(十和田市現代美術館館長)と中村政人(アーツ千代田 3331統括ディレクター、東京藝術大学教授)のふたり。また、キュレーターの四方幸子、建築家の竹内昌義、メディア・アーティストの八谷和彦など、様々な分野から企画ディレクターが集まった。

 アート、デザイン、建築、まちづくりなど、あらゆる方向から東京を見つめる本展。会場では各ディレクターによるプレゼンテーションのほか、ディスカッションイベントの開催が予定されている。

編集部

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