
馬は、神様がつくった傑作。猪熊弦一郎が「馬」と「女性」を描いた作品が集まる展覧会が馬の博物館で開催へ
生涯にわたって画業を貫き、身近なものから人の顔、動物、都市、宇宙まで、様々なモチーフを描いた猪熊弦一郎。そんな猪熊がとりわけ好んでいたモチーフである馬と女性にフォーカスした展覧会「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」が横浜・馬の博物館で開催される。会期は10月6日〜12月2日。

生涯にわたって画業を貫き、身近なものから人の顔、動物、都市、宇宙まで、様々なモチーフを描いた猪熊弦一郎。そんな猪熊がとりわけ好んでいたモチーフである馬と女性にフォーカスした展覧会「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」が横浜・馬の博物館で開催される。会期は10月6日〜12月2日。

1970年に開催された第10回東京ビエンナーレ「人間と物質」。この美術史に名を残す国際展から半世紀となる2020年、まったく異なるかたちで東京ビエンナーレが構想されている。その内容とは?

東北芸術工科大学が主宰する「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」が開催されている。「山のような」をテーマに展開される今年の見どころを紹介する。会期は9月24日まで。

純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを手がけ、「霧のアーティスト」として世界的に知られる中谷芙二子。その日本初となる大規模個展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は10月27日〜2019年1月20日。

2015年、弱冠25歳でこの世を去った画家・中園孔二。その画業をたどる回顧展「中園孔二展 外縁-見てみたかった景色」が横須賀美術館で開催されている。中園にとって初の美術館個展でもある本展を、第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレでアシスタントキュレーターとして中園作品の展示に携わった東京藝術大学の黒沢聖覇がレビューする。

フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープン。総面積1200平米の支店は、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展が開催中だ。

今年没後50年を迎えた、エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治。乳白色の下地の裸婦像などで知られる藤田は、どのようにしてその画風を形成するにいたったのか? 東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」の見どころとともに、藤田の画業に迫る。

2019年で開廊から100周年を迎える東京・銀座の資生堂ギャラリーが100周年記念プロジェクト「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」として2つの特別展を開催する。会期は第1弾が10月19日~12月26日、第2弾が2019年1月16日~3月17日。

2020年冬、3回目の開催を予定している札幌国際芸術祭。そのディレクターチームが明らかにされた。

9月24日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目すべき展覧会3つをピックアップ。この機会をお見逃しなく。

美術家・佃弘樹の個展「199X」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。本展は、佃自身が青春期に影響を受けた映画、漫画、小説を通して触れた世紀末思想をもとに展開される。会期は9月29日まで。

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展シリーズがスタート。12月まで毎月、ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエでグループごとに企画展を開催する。その第1弾、グループAによる「オソレの品種改良」の会期は9月23日まで。

森美術館が3年に1度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして開催している「六本木クロッシング」。今回はサブタイトルを「つないでみる」として、対極・異質なものどうしを融合することや、本来備わっているつながりを可視化することを試みている約25組のアーティストが紹介される。会期は2019年2月9日~5月26日。

日常の違和感を現実と非現実の狭間としてとらえ、作品を通して「心霊」などの不可視なものへの知覚を追求する冨安由真。東京の資生堂ギャラリーで開催され、話題を呼んだ個展「くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」を椹木野衣がレビューする。

日仏双方の美術運動に多大な影響を与えた印象派。その風景を巡る「パリ地方とノルマンディー 小川康博 印象派を巡る旅2018夏」展が9月22日と23日に、「ツーリズムEXPOジャパン」フランスブースにて開催される。本展では、モネの《サン・ラザール駅》など、印象派の代表的作品の舞台となった風景を、小川康博が現代的な視点から撮影した写真作品を展示する。

カルチャーウェブメディア「CINRA.NET」が、多摩ニュータウンの旧小学校(現・デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ)を会場に開催する2日間限りのイベント「NEWTOWN」が今年も開催。アーティストの中島晴矢がキュレーションする展覧会「SURVIBIA!!」の内容が明らかになった。会期は11月10日、11日。

アーティスト活動で注目を集める香取慎吾の初個展「NAKAMA des ARTS」が、フランス・パリのカルーセル・デュ・ルーヴルで開幕した。会場では100点を超える絵画や立体作品が並ぶ。

世界各地で開催されているアートアワード。シンガポールで、アジア圏内の46の国と地域から113作品がノミネートされる大規模なアートアワード「APB Foundation Signature Art Prize 2018」のファイナリスト展が開催された。本アワードにノミネーターとして参加したインディペンデント・キュレーターの服部浩之が、その内容に迫る。

日本を代表する写真家として知られる森山大道の個展「宇和島」が、東京・青山のAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催中。本展では、写真集『宇和島』の収録作品全点のオリジナルプリントおよび12年に撮影された未発表作品20点がインスタレーションとして公開されている。会期は11月17日まで。

アメリカを中心に、海外に複数拠点を構え、グローバルにビジネス展開する「メガギャラリー」が、作品のオンライン販売を始めたことが注目を集めている。新たな販路拡大の動きの背景にある、ギャラリービジネスの最新状況とは?