MAGAZINE

馬は、神様がつくった傑作。猪熊弦一郎が「馬」と「女性」を描いた作品が集まる展覧会が馬の博物館で開催へ

​​生涯にわたって画業を貫き、身近なものから人の顔、動物、都市、宇宙まで、様々なモチーフを描いた猪熊弦一郎。そんな猪熊がとりわけ好んでいたモチーフである馬と女性にフォーカスした展覧会「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」が横浜・馬の博物館で開催される。会期は10月6日〜12月2日。

NEWS / EXHIBITION

霧のアーティスト・中谷芙二子が日本初の大規模個展を開催。半世紀にわたり霧とビデオで示してきた「抵抗」

純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを手がけ、「霧のアーティスト」として世界的に知られる中谷芙二子。その日本初となる大規模個展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は10月27日〜2019年1月20日。

NEWS / EXHIBITION

夭折の画家、その軌跡を辿る。黒沢聖覇評「中園孔二展 外縁-見てみたかった景色」

2015年、弱冠25歳でこの世を去った画家・中園孔二。その画業をたどる回顧展「中園孔二展 外縁-見てみたかった景色」が横須賀美術館で開催されている。中園にとって初の美術館個展でもある本展を、第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレでアシスタントキュレーターとして中園作品の展示に携わった東京藝術大学の黒沢聖覇がレビューする。

REVIEW

メガギャラリーの巨頭・ペロタンがアジア最大の支店を上海にオープン

フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープン。総面積1200平米の支店は、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展が開催中だ。

NEWS / HEADLINE

2019年の六本木クロッシングは「つないでみる」がテーマ。川久保ジョイ、杉戸洋、田村友一郎やアンリアレイジが参加

森美術館が3年に1度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして開催している「六本木クロッシング」。今回はサブタイトルを「つないでみる」として、対極・異質なものどうしを融合することや、本来備わっているつながりを可視化することを試みている約25組のアーティストが紹介される。会期は2019年2月9日~5月26日。

NEWS / EXHIBITION

印象派の風景を巡る旅。小川康博が現代的な視点から再解釈した写真展がツーリズムEXPOで開催

日仏双方の美術運動に多大な影響を与えた印象派。その風景を巡る「パリ地方とノルマンディー 小川康博 印象派を巡る旅2018夏」展が9月22日と23日に、「ツーリズムEXPOジャパン」フランスブースにて開催される。本展では、モネの《サン・ラザール駅》など、印象派の代表的作品の舞台となった風景を、小川康博が現代的な視点から撮影した写真作品を展示する。

NEWS / EXHIBITION

CINRA主催の「NEWTOWN」が今年も開催。中島晴矢キュレーションの展覧会「SURVIBIA!!」にキュンチョメや原田裕規ら参加

カルチャーウェブメディア「CINRA.NET」が、多摩ニュータウンの旧小学校(現・デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ)を会場に開催する2日間限りのイベント「NEWTOWN」が今年も開催。アーティストの中島晴矢がキュレーションする展覧会「SURVIBIA!!」の内容が明らかになった。会期は11月10日、11日。

NEWS / EXHIBITION

アジアのアートアワードの現在を探る。 服部浩之評「APB シグネチャー・アート・プライズ 2018」

世界各地で開催されているアートアワード。シンガポールで、アジア圏内の46の国と地域から113作品がノミネートされる大規模なアートアワード「APB Foundation Signature Art Prize 2018」のファイナリスト展が開催された。本アワードにノミネーターとして参加したインディペンデント・キュレーターの服部浩之が、その内容に迫る。

REVIEW

森山大道の個展がスタート。写真集『宇和島』の収録作品全点と未発表の近作20点から成るインスタレーションとは

日本を代表する写真家として知られる森山大道の個展「宇和島」が、東京・青山のAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催中。本展では、写真集『宇和島』の収録作品全点のオリジナルプリントおよび12年に撮影された未発表作品20点がインスタレーションとして公開されている。会期は11月17日まで。

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