
ベイルート爆発で美術館やギャラリーの被害状況が明らかに。政府非難や責任追及の声も
8月4日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模な爆発。それにより、ベイルート市内の多くの美術館、博物館、ギャラリーも大きな被害を受けたことがわかった。
8月4日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模な爆発。それにより、ベイルート市内の多くの美術館、博物館、ギャラリーも大きな被害を受けたことがわかった。
室町幕府の滅亡から江戸幕府開府までの30年間に花開いた「桃山美術」。この時代の美術を中心に約230件の名品で紹介する特別展「桃山-天下人の100年」が、東京国立博物館 平成館で開催される。会期は10月6日〜11月29日。
滋賀・近江八幡の旧市街を舞台に2001年から始まった「BIWAKOビエンナーレ」。9回目の開催を迎える今年は新たに彦根エリアも加わり、国内外約60組のアーティストと市民により開催される。会期は2020年10月10日〜11月23日。
8月10日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
森美術館「STARS展」にも参加しているアーティスト・宮島達男。その個展「Keep Changing, Connect with Everything, Continue Forever」が、GINZA SIX6階の銀座 蔦屋書店で始まった。会期は8月31日まで。
東京・お台場の常設ミュージアム「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」に、ふたつの新作が誕生。加えて、一部の季節限定の作品も登場した。
アート市場分析会社「ArtTactic」が7月に発表したレポートによると、2020年上半期の世界主要オークション売上高が28億8000万ドル(約3063億円)で、昨年比約50パーセント減となった。しかし、オンライン・セールの売上高は約500パーセント増で4億1260万ドル(約436億円)。新型コロナの影響が如実に現れている。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品に焦点を当てる展覧会「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」展が、東京・六本木の国立新美術館で開催される(8月12日~11月3日)。本展は、2018年冬にパリのラ・ヴィレットで開催され、31日間で3万人以上を動員した「MANGA⇔TOKYO」展の凱旋展だ。
パリを愛し、パリに愛された写真家、ロベール・ドアノー。音楽をテーマに約200点を紹介する展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は2021年2月5日〜3月31日。
チームラボは、家のテレビで作品が鑑賞可能となる新たなプロジェクト「フラワーズ ボミング ホーム」をスタートさせた。
昨年9月に初めて開催され、アートフェア東京の主催者である一般社団法人アート東京が、京都市や電通などとともに主催した「artKYOTO」。その2回目が、2020年12月4日〜6日に京都の京都国立博物館の明治古都館と世界遺産・二条城を舞台に開催される。
サザビーズが、2020年上半期の売上高を発表した。今年1月1日〜7月31日に記録された売上高は25億ドル(約2640億円)で、昨年同期の33億ドル(約3485億円)に比べて25パーセント減少している。
東京・天王洲にあるTERRADA Art Complexの1階に9月5日、新スペース「MAKI」がオープンする。東京・表参道でMAKI GALLERYを手がける株式会社MAKIが運営し、代表の牧正大のコレクションを展示する「MAKI Collection」と、新作を中心にした企画展を開催する「MAKI GALLERY」で構成される。
若手写真アーティストの発掘やサポート、プロデュースに注力してきた「G/P+abp」。現在、FUJI XEROXとのコラボレーションによって出版する写真集のニュープラットフォーム・プロジェクト「NEOTOKYOZINE」の展覧会が、東京・恵比寿のPOSTで開催されている。会期は8月30日まで。
世界中の美術館、博物館、図書館などで公開されている日本文化に関連するデジタル資料をオンラインで検索できるサービス「Cultural Japan」が、8月1日に公開された。約100万点のデジタル資料を閲覧できるほか、自分だけのバーチャル・ミュージアムをつくることもできる。
東京・渋谷の宮下公園にオープンした商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」のグッチ 渋谷 ミヤシタパーク。この新店舗外面のウインドウに、横尾忠則が制作したアートワークが期間限定でディスプレイされている。
10月25日に金沢に開館する国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)。その名誉館長に就任した中田英寿の役割とは何か?
没後35年を迎えた洋画家・鴨居玲。その画業の軌跡をたどる展覧会「没後35年 鴨居玲展─静止した刻─」が、石川県立美術館で開催中だ。会期は8月30日まで。
東京国立近代美術館工芸館が金沢に移転し、通称「国立工芸館」として10月25日に開館。名誉館長には、中田英寿が就任することとなった。
車内に現代美術作品を設置し、「世界最速の芸術鑑賞」をキャッチフレーズに2016年より上越新幹線で運行してきた「GENBI SHINKANASEN」の運行が、12月19日に終了することが発表された。車両や車内設置作品のその後はどうなるのか。