EXHIBITIONS

ファンシーの切断面 そして、無人の待合室

 パープルームギャラリー ダイエー海老名店で「ファンシーの切断面 そして、無人の待合室」が開催される。

 本展は、ギャラリーに隣接していた婦人服店シノンの閉店を契機に構想された企画。当初は婦人服を中心とした展示が検討されたが、最終的に天然石やガラス玉を用いたアクセサリーを制作する山崎令美の作品を起点とし、複数作家によるグループ展として構成された。

 佐藤英里子はウォータレスリトグラフによる版画作品を展示し、藤田道子は色鉛筆、糸、木片、シルクスクリーンなどをもちいた作品を発表する。室井佳世は日本画の技法を基盤とし、岩絵具を活かした作品を展示。

 本展では、これらの作品を通して、美術、日本画、アクセサリー、生活に関わる要素が同一空間に提示される。