ダムタイプにとって18年ぶりとなる「幻の新作」パフォーマンス作品《2020》。そのダイジェスト版が、国際交流基金のYouTubeチャンネルで無料公開されている。
この作品は、昨年3月に「KYOTO STEAM―世 界 文 化 交 流 祭―2020」のひとつとして、ロームシアター京都で上演予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公演が中止。その後、昨年10月にロームシアター京都で無観客で上演され、12月には3日限定でロームシアター京都公式YouTubeチャンネルで配信された。
《pH》(1990初演)をはじめ、《S/N》(1994)、《OR》(1997)、《memorandum》(1999)、《Voyage》(2002)など、伝説的な作品の数々により、日本のみならず世界でも評価が高いダムタイプの新作である《2020》。高谷史郎をはじめ、山中透、池田亮司、古舘健、原摩利彦らのほか、オーディションによって選ばれた10代のダンサー・アオイヤマダも参加するなど、進化し続けるダムタイプの姿を見ることができる。
現在公開中のものは一部シーンをカットしたダイジェスト版。国際交流基金は後日、カットされたシーンを含めたオリジナル配信バージョンを改めて公開予定だとしている。