
日本のファッション史をたどる世界初の大回顧展が開催へ。「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」を通じて未来を考える
日本のファッション史の変遷と背景をたどる展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」が、島根県立石見美術館と国立新美術館で開催される。本展は、75年という長いスパンで日本のファッション史をたどる世界初の大回顧展だ。その見どころとは? ※本稿は2020年2月27日の改訂版です

日本のファッション史の変遷と背景をたどる展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」が、島根県立石見美術館と国立新美術館で開催される。本展は、75年という長いスパンで日本のファッション史をたどる世界初の大回顧展だ。その見どころとは? ※本稿は2020年2月27日の改訂版です

第46代アメリカ大統領に就任したジョー・バイデン。アメリカでは歴代大統領の肖像画を残す伝統があるが、バイデンの肖像画は誰が描くことになるのだろうか? ここでは歴代大統領の肖像画を振り返り、その傾向を考える。

昨年12月に開業した前橋のアートホテル「SHIROIYA HOTEL」に、杉本博司と建築家・榊田倫之による新素材研究所が設計した特別個室「真茶亭」が完成した。

イタリアのリヴォリ城現代美術館は、同館3階の展示室を新型コロナウイルスワクチンの接種施設として転用すると発表した。

アートディーラー・渡木章浩が代表を務める有限会社CURIO(キュリオ)。世界中のギャラリー、ディーラー、オークションハウスとのネットワークを持ち、アートの購入や売却をサポートするそのサービスを紹介する。

韓国のアーツ・カウンシル・コリアが韓国の男性アイドルグループBTSのメンバーでラッパーのRM(キムナムジュン)を「アート・スポンサー・オブ・ザ・イヤー」に認定した。

1950年代のわずか7年ほどに多くのフォトコラージュ作品を制作した「幻の作家」岡上淑子。そのシルクスクリーン作品による岡上淑子展「呼び声」が、大阪・肥後橋のThe Third Gallery Ayaで開催される。

スポーツメーカーMizunoによるスニーカーのフラッグシップモデル「WAVE PROPHECY」の10作目として、アーティスト・空山基がデザインを手がけた「WAVE PROPHECY SORAYAMA」が発表。1月30日から2G TOKYO、2G OSAKAで先行発売がスタートする。

あいちトリエンナーレ2019で展示されたモニカ・メイヤーの《The Clothesline》の単独展示が、愛知県の刈谷市総合文化センターで始まった。このプロジェクトの狙いとは?

アートマーケットの分析会社「ArtTactic」が発表した2020年のオークション市場の分析レポートによると、サザビーズ、クリスティーズ、フィリップスといった世界の3大オークションハウスの昨年の売上高は74億1000万ドル。前年比で約26パーセントの減少にとどまった。

ニューヨーク近代美術館は、同館のオンラインショップで稀少本を販売。新型コロナウイルスで収益が落ち込むなか、売上は展覧会開催の経費などに充てられる。

現代美術作品は著作権法でどこまで保護されるのか? 地裁と高裁で結論が逆転した注目の裁判「金魚電話ボックス事件」についてArt Lawを専門領域とする弁護士の木村剛大が両判決を比較しつつ、独自の視点を交え解説する。

横浜市民ギャラリーあざみ野で、「あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの」が開催。コロナ禍における写真表現の新たな表現形態を探る7名の若手作家を紹介する。会期は1月23日〜2月14日。

3月6日〜7日に開催を予定している「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021」。そのサテライトイベント「ARTISTS' FAIR KYOTO:SATELLITE 2021」が1月下旬から3月下旬にかけて、京都の各所を舞台に開催される。

2017年以降国内外での発表が相次ぐ泉太郎が、2020年9月にスイス・バーゼルのティンゲリー美術館で個展「ex」を開催。本展は、ネットワーク社会における「クラウド=雲」をテーマとした新作を軸に行われた。タイトルにも冠された「ex」をキーワードに、アーティストのキャリア、そしてその作品を貫く態度について清水穣が論じる。

コロナ禍のなか、全面的にオンラインで開催された「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020」と、佐渡島内の複数箇所で行われ来年本開催を予定する「さどの島銀河芸術祭プロジェクト2020」。「現代山形考〜藻が湖伝説〜」といったプロジェクトを含む前者と、PCR検査を導入したライヴなどを開催した後者のあいだの共通点とは何か? 椹木野衣がレビューする。

自ら制作したオブジェなどのモチーフを配置し、仮設の風景として絵画を描くことで知られるペインター・千葉正也。その個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。

東京・神楽坂の√K Contemporaryで、美術家・梅津庸一が監修を務めた『美術手帖』2020年12月号「絵画の見かた」特集を副読本とした展覧会、「絵画の見かた reprise」が開幕した。会期は1月16日〜31日。

第36回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第36回は、尾道で私設美術館「ふりむき館」を運営してきた小川卓一を追悼する。

桑久保徹の公立美術館における初の個展「A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12」が茅ヶ崎市美術館で開催されている。展示されているのは、美術史に輝く巨匠の人生を1枚の画面に表現し、12枚でつづった「カレンダーシリーズ」。制作を通じて感じたペインティングの可能性について、桑久保に聞いた。