
第5回
世界23のミュージアムが参加。200万人が視聴したTikTokの「#MuseumMoment」を振り返る
去る5月18日、TikTokは「国際博物館の日」を記念し、フランスのオルセー美術館やオランダのアムステルダム国立美術館、日本の森美術館など世界各国の美術館・博物館とともにリレー生配信「#MuseumMoment」を開催した。12ヶ国から計23館の美術館・博物館が参加し、19時間にわたった配信はどのようなものだったのか、そのダイジェストをリポートする(PR)。

第5回
去る5月18日、TikTokは「国際博物館の日」を記念し、フランスのオルセー美術館やオランダのアムステルダム国立美術館、日本の森美術館など世界各国の美術館・博物館とともにリレー生配信「#MuseumMoment」を開催した。12ヶ国から計23館の美術館・博物館が参加し、19時間にわたった配信はどのようなものだったのか、そのダイジェストをリポートする(PR)。

京都市京セラ美術館で、フランスの彫刻家、フランソワ・ポンポン(1855〜1933)の日本初の回顧展が開催される。会期は7月10日~9月5日。

ポンピドゥー・センターが、そのアメリカにおける初となるポップアップを2024年初頭にジャージー・シティにオープンすることを発表した。

ニューヨーク・ブロンクスにあるニューヨーク植物園で、草間彌生の個展「KUSAMA: Cosmic Nature」が開催されている。植物園というユニークな会場で開かれる本展の様子をお届けする。

日本への入出国や在留手続きに関する出入国管理法などの改正案は、野党や国内外批判を受けて採決が見送りとなり、事実上の廃案となった。この改正案に反対する声を上げたアーティストにインタビュー。アーティストが果たすべき役割や今後の展開について話を聞いた。

2019年のヴェネチア・ビエンナーレへの参加や、写真集『GIFT』での木村伊兵衛写真賞受賞など、国内外で活躍の場を広げる片山真理。自身が育った太田市で開催されたグループ展「HOME/TOWN」展を機に、写真への向き合い方や、川や水というテーマ、身体をめぐる表現について話を聞いた。

『美術手帖』4月号特集「アーカイヴの創造性」関連トークイベントが開催。修復家・田口かおりのレクチャー(5月26日)に続き、6月10日には上崎千と奥村雄樹の対談が行われる。

身体の表象を軸に、性や人種、人と植物や機械、有機物と無機物などの境界を問う作品を制作する、写真家・細倉真弓の企画による展覧会「ジギタリス あるいは1人称のカメラ」がTakuro Someya Contemporary Artにて開催された。石原海、遠藤麻衣子、長谷川億名、そして細倉自身が参加し、一人称的な視点とその境界を問いかける本展を、キュレーターの飯岡陸がレビューする。

今年、欧米の有力なギャラリーが次々とソウルにスペースをオープンし、「フリーズ」も来年9月にソウルで新たなアートフェアを開催することを発表するなど、韓国の美術市場はいま大きな注目を集めている。韓国の市場ブームの要因や、それが日本に与える影響とは?

今年2月にオープンした日本で2つ目のエスパス ルイ・ヴィトンとなる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」のオープニング展覧会として開催されているジョアン・ミッチェルとカール・アンドレの2人展「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」。本展のうち、5月に新たに2作品が追加されたジョアン・ミッチェルについて、国立国際美術館上席研究員の安來正博が美術史の視点からその重要性を読み解く。

国際的に活動する現代アーティスト・小泉明郎が、東京五輪の聖火リレーを題材にした映像作品《AntiDream #2 (聖火儀礼バージョン)》を突如としてYouTubeで公開した。「あなたは感染しています」といった様々な人工音声と、聖火リレーの映像が重なり合った本作で小泉が伝えようとしたものは何か?

映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンド・アートなど、多様な表現形態の作品を発表してきたナイル・ケティング。新型コロナウイルスのパンデミック以降、ケティングが何を考え、作品を通じていかに問いを投げかけてきたのか、話を聞いた。

東京・六本木の国立新美術館で9月15日より開催予定だった展覧会「マティス 自由なフォルム」が来年以降に延期されることとなった。

今週スタートした展覧会と6月6日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

現代美術ギャラリーのNANZUKAが、新たなフラッグシップ・ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」を渋谷区の神宮前3丁目に竣工させた。6月5日からのオープニング展覧会はモリマサトの新作個展「Lonsdaleite Year」。

国際博物館の日を記念し、スペイン・マドリードにあるプラド美術館が「Around the corner」と題されたプロジェクトをスタート。この3週間限定のプロジェクトが目指すものとは?

サザビーズは6月29日の「印象派・近代・現代美術オークションイブニングセール」にてワシリー・カンディンスキーの傑作で半世紀にわたり個人が所蔵してきた《TENSIONS CALMÉES》(1937)を競売にかける。予想落札価格は27億〜37億5000万円。

東京・銀座の三愛ドリームセンター内に「RICOH ART GALLERY」が6月5日にオープン。オープニングを飾るのはリコーの立体印刷技術を使用した梅沢和木の新作個展「画像・アラウンドスケープ・粒子」だ。会期は6月5日〜7月3日。

レオナルド・ダ・ヴィンチの追随者が17世紀初頭につくった《モナ・リザ》の複製画が、6月11日〜18日にクリスティーズのオンラインセールに出品。「ヘッキングのモナ・リザ」とも呼ばれる同作の予想落札価格は約2700万〜4000万円。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、5月に公開された全12本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。