
キュレーターの独自色をもっと強く。東京都美術館新館長・高橋明也インタビュー
今年10月、東京都美術館の新館長として就任した高橋明也。これまでオルセー美術館準備室や国立西洋美術館、そして三菱一号館美術館など様々な美術館で重責を担ってきた高橋は、もうすぐ開館100周年を迎える都美館をどうディレクションするのか?

今年10月、東京都美術館の新館長として就任した高橋明也。これまでオルセー美術館準備室や国立西洋美術館、そして三菱一号館美術館など様々な美術館で重責を担ってきた高橋は、もうすぐ開館100周年を迎える都美館をどうディレクションするのか?

東京藝術大学は26日、同大次期学長として美術学部長・日比野克彦が就任することを発表した。

ポップアートを踏襲し、レトロゲームなどを取り入れた絵画を手がける森洋史の個展が銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUMでスタートした。タイトルは「MORYGON KEWPIE(モリゴンキューピー)」。立体作品がメインとなり、NFTで販売される映像作品も手がけるなど初の試みに満ちている。

ネコをメインモチーフにしたモノクロームの絵画シリーズ「CAT」で知られるアーティスト、TIDE。その新作個展「BLOOM」が東京・神宮前のギャラリー・The Massで開幕した。「CAT」シリーズをはじめ、新作シリーズ「Life is Flat」や立体的なインスタレーションが展示されている。

2022年の沖縄復帰50年を記念し、琉球の歴史と文化をひもとく過去最大規模の特別展「琉球」が東京国立博物館と九州国立博物館で開催される。

自身のマインドに宿すイメージを様々な媒体で表現し、多様な作品を発表してきたアーティスト・松岡亮。その新作個展「暇で育つ。」が渋谷のギャラリー・SAIでスタートした。会期は12月26日まで。

重要文化財となる康勝作《空也上人像》(13世紀)をはじめ、平安から鎌倉時代の彫刻の名品を六波羅蜜寺の歴史とともに紹介する特別展「空也上人と六波羅蜜寺」が、東京国立博物館で開催される。

先週から今週にかけて開幕、または11月28日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。

東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、スペインの画家ジョアン・ミロと日本との関係に焦点を当てた回顧展「ミロ展―日本を夢みて」が開催される。

メガギャラリーとして知られる「ペース」が、NFTを鋳造、展示、収集するための新しいプラットフォーム「Pace Verso」を設立した。第1弾としては、ルーカス・サマラスによるNFT作品を複数回に分けて販売している。

11月29日〜30日、フィリップスが北京のポリー・オークションとともに20世紀&コンテンポラリーアートのセールを開催。クロード・モネやオーギュスト・ロダン、ゲルハルト・リヒターなどの巨匠から現在オークション市場でもっとも注目されている若手アーティストの作品が一堂に出品される。

2020年3月20日の開幕を予定していた「いちはらアート×ミックス2020+」が、コロナ禍での延期を余儀なくされ、ついにスタートした。千葉県市原市の小湊鉄道を軸とする周辺エリアに展開する芸術祭を巡った。

上海とニューヨークを拠点に活動する中国の現代アーティスト、張洹(ジャン・ホァン)。1965年、文化大革命前夜の中国に生まれ、激動の中国現代史とともに生きてきた彼は2020年9月、エルミタージュ美術館で中国人初となる個展『灰の中の歴史』を開催した。インタビューでは展覧会テーマを通して、張氏の歴史観や作品へ託す思いを紐解いていく。

群馬・前橋市のアートホテル「SHIROIYA HOTEL」のパサージュに、⻤頭健吾とコラボレーションしたフラフープのインスタレーションが設置された。夕方以降はライトアップも実施されている。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が開館30周年を機に、新たに公募展「MIMOCA EYE / ミモカアイ」を創設。若手アーティストを支援する。

11月16日のサザビーズでフリーダ・カーロの絵画《Diego y yo》(1949)が3490万ドル(約40億円)で落札。ラテンアメリカ美術と個人のオークションレコードを更新し、女性アーティストのオークションにおける過去2番目の高額を記録した。

アブダビのサディヤット島では、ふたつの美術館が新たに建設されていることが伝えられた。建設がすでに進んでおり、同地区に計画されていた安藤忠雄とザハ・ハディッド設計のふたつの美術館プロジェクトとは異なるという。

70代で本格的に絵を描き始め、80歳で初めて個展を開いたアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860〜1961)。その生誕160年を記念した回顧展「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が世田谷美術館で開幕した。

1998年から毎日欠かさず写真を撮ることを自分に課して、様々な実験的撮影を試み、制度化された眼差しや、写真という媒体の特性とその限界について、考察を重ねてきた写真家・鷹野隆大。その思索の変遷を顧みながら鷹野の実像に迫る展覧会「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」を、愛知県美術館学芸員の中村史子がレビューする。

世界的に知られるドイツ出身のコンテンポラリー・ダンスの振付家、舞踊家であるピナ・バウシュ。その膨大なアーカイブ資料がオンラインでアクセスできるウェブサイトが、11月18日にオープンした。