「KAMU kanazawa」が6つ目のスペース「KAMU k≐k」をオープン。オープニングを飾るのは諏訪綾子の新作

金沢の私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」が、6番目のスペース「KAMU k≐k(カム ケーケー)」を12月17日にオープンさせる。多目的企画展示スペースとして作られた「k≐k」の初回企画は、フードアートの分野で活躍する諏訪綾子の新作「TALISMAN in the woods(タリスマンインザウッズ)」を公開する。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

ロニ・ホーンインタビュー:作品体験の半分は観客のなかに、もう半分は見えているもののなかにある

現代アメリカを代表するアーティストのひとり、ロニ・ホーン。日本の美術館での初個展となった、ポーラ美術館(神奈川)での「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展に際し、孤独や自然、文学といった発想の源泉について聞いた。

INTERVIEW

人間と環境の関係性を問いかける。第2期「インター + プレイ」展が示唆するものとは?

十和田市現代美術館が2010年に完成させた「Arts Towada」プロジェクトの10周年を記念し、全3期にわたる企画展「インター + プレイ」が開催中。第2期では「バルーン」と「クモ」をキーワードに、アルゼンチン出身のアーティストであるトマス・サラセーノの新作や近年の代表作が紹介されている。会期は2022年1月10日まで。

NEWS / REPORT

なぜゴヤの名作は盗まれたのか? 史実に基づく映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が22年2月公開

フランシス・ゴヤの名作《ウェリントン公爵》が1961年、展示されていたロンドン・ナショナル・ギャラリーから盗まれた。犯人は年金暮らしの老人、ケンプトン・バントン。この稀代の盗難事件を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が22年2月25日より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

第1回

ビジネスリーダーたちのアートコレクション:「アートは投資ではない」竹内真(CTO・経営者)インタビュー

自宅で保管できないアートコレクションを万全の環境にて、低額から預けることのできる「美術倉庫」。自身もコレクターであるコバヤシマヒロが、同サービスでコレクションを管理するアートコレクターのなかからとくにビジネスの世界で活躍する人々にインタビューを実施。コレクションの魅力やアートとビジネスの関係を探ります。

「語りの複数性」展が提示する「見ること」とは何か?川内倫子×中川美枝子×田中みゆき

様々な語りのあり方と、その語りを紡ぎだす身体を想像する展覧会「語りの複数性」展が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催されている。8名のアーティストが参加して「語り」を表現した同展のなかでも、川内倫子の写真絵本『はじまりのひ』を触図や「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」による鑑賞体験を経たテキストなどとともに展示している部屋は、本展を象徴する展示だ。この展示が目指したものを担当キュレーターの田中みゆきに聞くとともに、参加作家の川内と、本展覧会の取り組みとして目の見える人と見えない人により行われた『はじまりのひ』の読書会に参加した中川美枝子が、展覧会を通じて得たものを語る。

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