2021.11.24

前橋の「SHIROIYA HOTEL」に⻤頭健吾のフラフープのインスタレーションが登場。夕方にはライトアップも

群馬・前橋市のアートホテル「SHIROIYA HOTEL」のパサージュに、⻤頭健吾とコラボレーションしたフラフープのインスタレーションが設置された。夕方以降はライトアップも実施されている。

⻤頭健吾 Untitled (Fula-hoop) 2021 撮影=木暮伸也
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 廃業した老舗旅館「白井屋旅館」を建築家・藤本壮介の手で再設計した群馬・前橋市の「SHIROIYA HOTEL」。館内でアートを展示するだけでなく、ジャスパー・モリソン、ミケーレ・デ・ルッキ、レアンドロ・エルリッヒ、藤本壮介が内装設計を一から手がけたスペシャルルームを有するアートホテルだ。

SHIROIYA HOTELの外観 撮影=木暮伸也

 昨年12月にオープンした同館が開館1周年を迎えるにあたり、群⾺を拠点に活動する⻤頭健吾による大型のインスタレーション《Untitled (Fula-hoop)》をホテルのパサージュに設置した。

⻤頭健吾 Untitled (Fula-hoop) 2021 撮影=木暮伸也

 約38メートルのパサージュをフラフープが彩る作品は、鬼頭の作品のなかでも最⼤級のものとなる。約2500本におよぶ8⾊のフラフープを組み合わせた展示は、夕方になるとライトアップされ、⽴体的な表情を見せるという。

⻤頭健吾 Untitled (Fula-hoop) 2021 撮影=木暮伸也

 この展示は「アートイルミネーション」と名付けられ、前橋の町中で多くの人が触れられる年の瀬のアートとして企画された。「アートイルミネーション」は来年以降も、毎年アーティストを変えながら実施され、冬の前橋の風物詩に育てていくことを目指す。