
森村泰昌のパフォーマンスにみる身体の「行為」。新作《高く、赤い、中心の、行為》も発表
「自画像的作品」をテーマにポートレイト作品を作りつづける森村泰昌の、パフォーマンスを含めた過去の作品から新作までを展示する展覧会「高く、赤い、中心の、行為」が恵比寿のMEMで開催される。会期は2018年6月9日〜7月8日。

「自画像的作品」をテーマにポートレイト作品を作りつづける森村泰昌の、パフォーマンスを含めた過去の作品から新作までを展示する展覧会「高く、赤い、中心の、行為」が恵比寿のMEMで開催される。会期は2018年6月9日〜7月8日。

アメリカを代表する美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が同館コレクションを活用した独自のサービスを展開している。「COLLATOR」と題されたこのオンラインサービスでできることとは?

第25回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第25回は、日本神話における性器のシンボリズムを研究する文学研究者・深沢佳那子を紹介する。

アテネのオナシス文化センターで毎年5月に開催されている、国際演劇祭「ファースト・フォード・フェスティバル(FFF)」。ここで発表された藤井光の最新作である演劇的インスタレーションについて、演劇とアートを横断して活動するアートプロデューサー・相馬千秋が考察する。

金沢市内のオルタナティブ・スペース「芸宿」が建物取壊しに伴い移転することとなった。それに際し催されたクロージングイベントで、カタルシスの岸辺が「動画の量り売り」を実践。このパフォーマンスについて、インディペンデント・キュレーターの長谷川新が迫る。

PGIでは夏のギャラリーコレクション展として「Women −through the lens−」を開催。本展は、女性のもつ優雅さ、繊細さ、妖艶さ、そして母としての包容力などをテーマに、モノクローム作品を中心に約35点が展示される。会期は7月12日〜9月1日。

メディア・アーティストとして数々の作品を手がけてきた落合陽一。その最新作を展示した個展「山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」展が東京・表参道のEYE OF GYREで6月28日まで開催されている。様々な領域で活躍する落合は、なぜアートをつくり続けるのか? そのテーマと理由とは? 会場で本人に話を聞いた。

日本でも人気の高い、世界的ショコラティエのパトリック・ロジェ。彫刻家としても活動するロジェの日本初となる個展が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて7月2日まで開催されている。その創作の内容とは?

あいちトリエンナーレ2013の会場のひとつであった旧豊橋駅前文化ホールを舞台に、アートプロジェクト「あしたの情」が7月7日、8日の2日間にわたり開催される。本プロジェクトは、謎のアーティスティッククルー「SOULFUL BROTHERS」の企画により、美術家の山本篤とコーディネーターの加藤慶の2名が、芸術祭後の会場でこれからの「情」のあり方について考察するというもの。

2017年のVOCA賞を受賞し注目を集める画家・幸田千依の個展「より道の灯」が東京・代官山のLOKO GALLERYで開催される。最新の作品群から、現在に至る視野の変化が読み取れる過去作品群を同時に展示。会期は2018年6月22日〜7月28日。

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、中村勇吾が展覧会ディレクターを務める展覧会「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」が開催される。コーネリアスによる音楽を構造物(アーキテクチャ)としてとらえ、音楽への新鮮な視点をダイナミックな空間で発見できる展覧会だ。会期は2018年6月29日〜10月14日。

平安時代から近世に至る醍醐寺の歴史と美術をたどる「京都・醍醐寺展 ー真言密教の宇宙ー」が、東京・六本木のサントリー美術館と福岡・太宰府の九州国立博物館で開催される。会期は2018年9月19日〜11月11日(東京)、2019年1月29日〜3月24日(福岡)。

建築家・白井晟一が計画した「原爆堂」。建設は実現しなかったものの、東日本大震災以降の現代においても様々なことを問いかけてくるこの建築に焦点を当てた展覧会「白井晟一の『原爆堂』展 新たな対話にむけて」が、東京・南青山のGallery 5610で6月30日まで開催中だ。

菱田雄介展「border | korea」が東京・東神田のKanzan Galleryで開催されている。本展は、菱田が2017年に発表した写真集『border | korea』(リブロアルテ)に収録されている作品のプリント展示に加え、「Moving Portraits」と題された新作を含むプロジェクションから構成されている。会期は6月24日まで。

ミヅマアートギャラリーで宮永愛子展「life」が開催。ミヅマアートギャラリーでは5年ぶりの個展となる本展では、新作が発表される。会期は6月20日〜7月21日。

6月27日に開催されるサザビーズ・ロンドンの現代美術オークション。ここに建築家・安藤忠雄と元内閣総理大臣で芸術家の細川護煕とのコラボレーション作品が出品されることになった。落札予想価格は230〜300万円。

諸橋近代美術館がパメーラ・ジューン・クルックの回顧展「Dear Ms.Crook 〜パメーラ・ジューン・クルック展〜」を開催。本展は、前回の回顧展「ハロー・クルック〜共感する記憶」(2016)を機にクルック・コレクションの一層の充実が図られたことを記念し、同美術館所蔵のクルック作品全31点を一挙に紹介するもの。会期は2018年7月8日〜10月21日。

大きく開いた瞳孔や、感情の読み取れない表情、幼児的なポーズ、といった特長的な人物像で知られる日野之彦。抽象的な密室に人物を配したこれまでの作品に対し、個展「外へ」では物語を想起させる屋外を舞台にした新作を発表した。新たな表現に挑んだ、作家の新境地に迫る。

2015年に25歳という若さで早世した画家・中園孔二の個展「外縁ー見てみたかった景色」が横須賀美術館で開催。横浜生まれの中園にとって横須賀はゆかりのある地であり、本展は、中園にとって美術館での初個展となる。会期は7月14日〜9月30日。

古来から人々は「貝」に単なる道具を超えた、特別な価値を見出してきた。そんな「貝」に施された細工を楽しむ事ができる展覧会「貝の道」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は6月23日から9月2日。