EXHIBITIONS

ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界

2026.04.22 - 06.21

河鍋暁斎《地獄太夫と一休》(1871-89)イスラエル・ゴールドマン・コレクション Photo: Ken Adlard 通期展示

 サントリー美術館で「ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界」が開催される。

 河鍋暁斎(1831〜89)は数え2歳のときに家族とともに江戸に移り住み、7歳の頃から浮世絵師・歌川国芳に手ほどきを受ける。その後、駿河台狩野派の前村洞和・狩野洞白陳信のもとで修業を積み、19歳の時に洞郁陳之の号を授かった。安政4年に絵師として独立すると「狂斎」を名乗り始め、肉筆画、浮世絵版画を数多く制作した。

 本展では、イギリス在住のイスラエル・ゴールドマンの所蔵作品より、コレクションを代表する名品や、日本初出品の貴重な肉筆画、版画など約110件を展示する。狩野派の訓練で培った技量と諧謔精神を組みあわせた独自の画風による、神仏画から妖怪画、動物画、風俗画、戯画にいたるまでの多岐にわたる作品を紹介。また、明治3年に投獄され、放免の翌年に号を「暁斎」と改めて以降の全盛期の画業や、エミール・ギメ、ジョサイア・コンドルら欧米人との交流についても注目する。

 なお、会期中に作品保護のため展示替えを行う。