音楽ライブや展覧会、映画上映、 演劇&ダンス公演など様々なイベントが、多摩ニュータウンの旧小学校(現・デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ)を舞台に展開されるイベント「NEWTOWN」。昨年の初回に続き、今年2回目の開催が決定した。
「ただたんに観覧するだけではなく、主体的に参加したり発表をする場」へと発展するという今回の「NEWTOWN」。前回はここで当事者の立場でニュータウン「から」語ることを目指し、石井友人、中島晴矢、原田裕規の3名がディレクションする展覧会「ニュー・フラット・フィールド」が開催された。そして今回、中島が単独でキュレーションを手がける「SURVIBIA!!」が展開される。
「SURVIBIA!!」では、「ニュータウン」にフォーカスした「ニュー・フラット・フィールド」展の要素に多摩南部の「リアリティ」を加え、さらに全国を均質に結ぶ「ロードサイド」の想像力を加味することによって、「郊外」を提示することを試みる。
参加作家は「ground under」展(2017)などを手がけてきた美術家で建築家の秋山佑太をはじめ、ホンマエリとナブチのアートユニット「キュンチョメ」、社会のなかで広く認知されているモチーフを取り上げ議論喚起型の問題を提起する原田裕規など14組。