新芸術校グループ展の第1弾が開催。
鴻池朋子による講評会の中継も

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展シリーズがスタート。12月まで毎月、ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエでグループごとに企画展を開催する。その第1弾、グループAによる「オソレの品種改良」の会期は9月23日まで。

 「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」は、思想家・東浩紀が運営する株式会社ゲンロンが2015年に立ち上げたアートスクール。美術批評家の黒瀬陽平を主任講師に、会田誠、椹木野衣、岡田利規など様々なゲストを迎えて指導を行ってきた。過去の受講生からは弓指寛治、磯村暖などのアーティストを輩出し、それぞれ活動の場を広げつつある。

 9月にスタートしたグループ展シリーズは、4月から8月の学びを踏まえ、受講生が自ら企画・キュレーション・作品制作を行う実践の場。12月までの4ヶ月間、毎月ひとつのグループがゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエで企画展を行う。

 本展はそのシリーズ第1弾で、参加作家は伊賀大、三浦春雨、浦丸真太郎、BeBeの4人。「オソレの品種改良」というタイトルには、自然への「オソレ」を文化の起点として考え、テンプレート化した現代の人間の生き方を「品種改良」する意味が込められているという。

 講評会ゲストはアーティストの鴻池朋子。22日は終日休廊となり、展示と講評会の様子がニコニコ生放送で中継される。

編集部

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