
多摩美術大学による作家活動支援。 ウェブサイトをリニューアルした 「アキバタマビ21」の活動とは?
多摩美術大学が卒業生支援のために運営するオルタナティブ・ギャラリースペースのアキバタマビ21(アーツ千代田3331内)が6月にウェブサイトをリニューアルした。また、アキバタマビ21では6月15日~7月23日の会期で、短編アニメーションの上映・展示「ANIME SAKKA ZAKKA anthology」が開催される。

多摩美術大学が卒業生支援のために運営するオルタナティブ・ギャラリースペースのアキバタマビ21(アーツ千代田3331内)が6月にウェブサイトをリニューアルした。また、アキバタマビ21では6月15日~7月23日の会期で、短編アニメーションの上映・展示「ANIME SAKKA ZAKKA anthology」が開催される。

2018年10月27日より、ノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンクの代表作を一堂に公開する回顧展「ムンク展—共鳴する魂の叫び」が開催される。100パーセントムンク作品で構成される本展の見所とは?

太宰府天満宮が2006年より実施している「太宰府天満宮アートプログラム」。様々な分野の作家が太宰府にまつわる作品を発表する同プログラムの第10回を務めたのは、フランスの作家ピエール・ユイグ。プログラムの会期後も恒久展示されることとなった境内の「庭」について、大阪新美術館建設準備室学芸員の大下裕司が迫る。

ライアン・ガンダーの最新個展「Moonlighting」が東京・東神田のTARO NASUで開催中。本展は、「パブロ・ピカソ」のセルフプロデュースについて考察するというもの。伝説的アイコンを通して、いったい何を問いかけるのか。会期は6月16日まで。

ファイバーアートの黎明期からテキスタイルアートを手がけ、国内外で高く評価される草間喆雄(くさま てつお)の個展が、京都・現代美術艸居で6月30日まで開催中だ。ファイバーアートの表現方法の可能性を押し広げ、空間そのものの再構築に挑む草間の新作20点を見ることができる。

「禅僧の交流ー墨蹟と水墨画を楽しむー」展が、東京・青山の根津美術館で開催される。本展は、禅僧たちの交流のなかで生まれた「墨蹟」と「水墨画」の名品約50点を紹介するもの。会期は9月1日〜10月8日。

木原眞人の審美眼のもとに集められたコレクション「木原文庫」の魅力を紹介する展覧会「うるわしき美人画の世界—木原文庫より―」が岩手県立美術館で開催される。会期は2018年6月30日〜8月19日。

藤田嗣治の没後50年を迎える2018年、大規模な回顧展が東京藝術大学に隣接する東京都美術館で開かれる。同大、そして同館にゆかりがある藤田を、幅広い世代の作家が「トリビュート」する企画「1940ʼs フジタ・トリビュート」が東京藝術大学陳列館で開催される。会期は7月28日から8月15日まで。

第2次世界大戦前後の大きな価値転回に立ち会い、ルポルタージュ絵画、前衛芸術、宇宙の成り立ちをテーマとした絵画など、約70年にわたって多彩な作風を展開してきた池田龍雄。170作品を通してその活動を振り返る展覧会が練馬区立美術館で開催中(4月26日〜6月17日)だ。この回顧展を通して見えてくるものとは? 美術家の中ザワヒデキがレビューする。

明治元年(1868)から起算して満150年にあたる今年、岐阜県美術館では「明治150年」を記念し、明治期に活躍した山本芳翠の作品を中心とした所蔵品特別展が開催されている。展示そのものの歴史を紐解きながら、その特性について愛知県美術館学芸員の副田一穂がレビューする。

人気イラストレーター・山口はるみの仕事の変遷を追う「Harumi's Summer」がギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。本展は、山口自身の意向で、気鋭のグラフィックアーティストでアートディレクターのYOSHIROTTENとコラボレーション。今夏限りの組み合わせに注目が集まる。会期は7月6日~8月25日。

フィンランドを代表する建築家であるアルヴァ・アアルトの個展「アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然」が、神奈川県立近代美術館 葉山にて開催される。個人の邸宅や教会、図書館などをはじめ、万博のパヴィリオンや家具なども手がけるなど、幅広く活動したアアルトの作品を多角的に見ることができる展覧会だ。会期は2018年9月15日~11月25日。

フランスの田舎町のとある家庭の屋根裏部屋に無造作に保管していたという靴箱の中から、中国陶磁器が発見された。オークションで予想落札価格を大幅に上回る21億円で落札された、その作品とは?

世界的メゾン・エルメスがこの夏、国立新美術館でこれまでにない試みを見せる。「彼女と。」と題されたこの展覧会で鑑賞者はどんな体験ができるのか? 会期は7月11日〜30日。

フランスを代表する映画作家、アニエス・ヴァルダの個展「Bord de Mer」が東京・原宿のBLUM & POEで開催中だ。アニエスにとって東京では初の個展開催となる本展では、映像インスタレーションおよび初期の写真作品が発表されている。会期は8月4日まで。

川口市立アートギャラリー・アトリアが企画する公募展「第7回公募 新鋭作家展」(2017)の優秀者である力石咲と津田隆志の2作家が、今夏開催される企画展「見しらぬ故郷/なじみの異郷」に向けて、川口市内で制作を進めている。会期は7月14日~9月2日。

デザイン的思考を伝えるNHK Eテレの番組「デザインあ」のコンセプトを体験することができる展覧会「デザインあ展」。その第2弾がついにお台場・日本科学未来館で開催される。会期は7月19日~10月18日。

ヨーロッパの熟練した職人が手作業で生み出してきたアンティーク・レース。その超絶技巧から時には城や宝石をしのぐほどの価値を持ち、歴史の変化とともに様々な顔を見せてきたこの芸術品を堪能できる展覧会が渋谷・松濤美術館で開幕した。優美なレースとともにヨーロッパの歴史を感じ取れる本展の見どころをお届けする。

第1回
5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第1回は東京大学大学院総合文化研究科准教授・加治屋健司の論考。

美術史上の有名絵画や、有名人などになりきったセルフ・ポートレートで知られる森村泰昌の、最新マルチプル作品を展示する「森村泰昌の絵画館」が東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催される。会期は6月9日〜24日。