
チームラボ、パリのラ・ヴィレットで新作を含む大規模な展覧会が開幕
チームラボが日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018」の公式企画として、 フランス・パリのカルチャーパーク「ラ・ヴィレット」で 大規模な展覧会「teamLab : Au-dela des limites」(境界のない世界)をスタートさせた。会期は9月9日まで。

チームラボが日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018」の公式企画として、 フランス・パリのカルチャーパーク「ラ・ヴィレット」で 大規模な展覧会「teamLab : Au-dela des limites」(境界のない世界)をスタートさせた。会期は9月9日まで。

美術界を中心に、大きな波紋を呼んだ政府案「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想。この真意について、文化庁の関係者に話を聞いた。

東京・上野の東京国立博物館では、2018年夏のファミリー向け企画として、NHK Eテレの人気番組「びじゅチューン!」とのコラボレーションによる参加・体験型展示を行う。インタラクティブな仕掛けにより作品世界を楽しめるほか、展示室では「びじゅチューン!」に登場した作品の実物も見ることができる。会期は2018年7月24日〜9月9日。

いわさきちひろの生誕100年にあたる2018年、様々な分野の作家7組が「Life」をテーマにいわさきとコラボレーションした展覧会を1年を通して開催。5月19日から7月22日までは、ファッションブランドのspoken words projectとの展覧会「着るをたのしむ」が東京・練馬のちひろ美術館・東京で開催されている。

2015年に開催され、大きな話題と評判を呼んだ東京・原宿の太田記念美術館「江戸の悪」展。その第二弾となる「江戸の悪 PARTⅡ」が2018年6月2日から7月29日まで同館で開催される。江戸を騒がせた実在した悪人から、歌舞伎の人気題目の悪人、そして悪女など、浮世絵に描かれた様々な「悪」の姿を楽しめる本展の見どころをお届けする。

1955 年に「民芸陶器」で第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、世界的にも知られる陶芸家・濱田庄司。世田谷美術館にて、濱田の器に加え、濱田自身が蒐集した世界各地の民窯の器など約200件が集まる展覧会が開催される。会期は6月30日〜8月26日。

パナソニック 汐留ミュージアムが、陶芸家・河井寬次郎の没後50年を記念して大回顧展を開催。本展は、寬次郎の初期から晩年に至るまでの仕事のなかから約130点を紹介。山口大学所蔵の作品も初公開される。会期は7月7日〜9月16日。

日本を代表する絵本作家・いわさきちひろの「絵描き」としての技術や作品の背景を振り返ることができる展覧会「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」が東京ステーションギャラリーで開催される。会期は2018年7月14日〜9月9日。

第21回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が一堂に展示される作品展が、国立新美術館を中心に開催される。多彩な関連イベントや上映会なども予定。会期は2018年6月13日〜24日。

ラグジュアリーブランド「ロエベ」がアメリカ人写真家デイヴィッド・ヴォイナロビッチの作品をプリントしたTシャツを、6月6日より限定で発売。本商品の収益は「ビジュアル・エイズ」に全額寄付される。

厚塗りの絵具によって力強い人物の顔を描いてきた小村希史が、新境地となるシリーズ「Subtract(取り去る、差し引く)」を東京・神宮前のThe Massで発表した。東日本大震災を経て大きな変化を見せた画家の個展を、東京都現代美術館学芸員の藪前知子がレビューする。

建築家・藤村龍至の個展「ちのかたちーー建築的思考のプロトタイプとその応用」が開催される。本展では、2017年に完成したばかりの「OM TERRACE」をはじめ、各プロジェクトで実際に使用した300あまりの模型群を中心に、デザインや映像作品なども紹介。会期は7月31日〜9月30日。

アートコレクターとして知られる前澤友作(スタートトゥデイ代表取締役)が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団が、学生を対象としたアートアワード「CAF賞 2018」の募集を開始した。今回は、いままで設けられていたサイズ制限を取り払い、サイズ・形式ともに自由。最優秀賞1名には賞金100万円が贈られるほか、個展開催の機会が提供される。

東京・江東区のアンドーギャラリーにて、平川祐樹の個展が開催、「Lost Films」シリーズの第三作《映画になるまで 君よ高らかに歌へ》が発表される。会期は6月12日〜7月28日。

江戸期最先端技術の粋を集めた近世城郭御殿の最高傑作「名古屋城本丸御殿」が10年におよぶ復元計画を終え、6月8日に完成公開を迎える。全容を披露するにあたり、このたびスペシャルムービ一が発表された。監督を美術家の山城大督、楽曲を音楽家の蓮沼執太が手がける。

4年間にわたるシベリア抑留の記憶を起点に、絵画や立体作品を通して人間・生命に向き合い続けた宮崎進(しん)が5月16日に逝去。追悼展が現在、京橋の彩鳳堂画廊で開催中だ。会期は5月30日〜6月29日。

赤や緑、青ーー鮮やかな単色とシンプルなモチーフで構成された絵画を手がけるのは、中国の若手気鋭アーティスト、レン・ガンミン。ポスト80'sと称される世代に属する彼の作品は、ステレオタイプの中国現代美術とはかけはなれたイメージを展開している。日本で初となる個展を開催中のMAHO KUBOTA GALLRYにて、作品のテーマや世代感覚について、話を聞いた。

日本の少女マンガ史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都(もと)。群馬・高崎市美術館にて、萩尾が手がけたカラーイラストレーション、コミック生原稿など、約400点の原画が集まる展覧会が開催される。会期は7月14日~9月9日。

時間と空間におけるドローイングの可能性を探求し続ける鈴木ヒラクと、絵画の構造を模索してきた清田泰寛。制作姿勢や個性が異なるふたりの作家の個展から、“ドローイング”の多様な可能性に迫る。

東京・天王洲の山本現代が、今津景の個展『Measuring Invisible Distance』を開催。本展は、約2×4メートルの大作《Swoon(気絶)》を中心に、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻「眠れるミューズ」などを描いた新作で構成される。会期は6月9日〜7月14日。