メガギャラリーの巨頭・ペロタンがアジア最大の支店を上海にオープン
フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープン。総面積1200平米の支店は、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展が開催中だ。
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フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープンした。
ペロタン上海は、築81年の「琥珀ビル」という3階建のレンガと木製の歴史的建造物に位置している。また、ギャラリーの所在エリアは、ロックバンド美術館、フォスン・アートセンター、クリスティーズ上海などの美術機関と近接しており、上海アートシーンにおいてもっとも重要なブロックのひとつ。
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総面積1200平米のスペースには、4つの展示スペースとオフィスが設けられており、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。6メートルの木製天井を含む建築のオリジナルな要素と、モダニズムとエレガンスが調和したこの新しいスペースは、国内外のアーティストに大規模な展覧会やアートプロジェクトなどの多様な展示スタイルを提供するものだ。
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こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展を開催する。本展では、デルボアが過去15年間に制作した30以上の代表作を展示。日常的なオブジェクトや美術史上のシンボルを通して、美術の伝統と消費社会の慣例を再解釈し、過去の美術作品とスタイルに対する揶揄や解釈を表す。