
太田記念美術館が 落合芳幾の画業の全貌に迫る 世界初の展覧会を企画。
東京・渋谷の太田記念美術館が今夏の企画展で取り上げるのは落合芳幾(おちあいよしいく)。本展は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・落合芳幾の知られざる画業の全貌を紹介する世界初の展覧会となる。出品数は80点以上。会期は8月3日〜26日

東京・渋谷の太田記念美術館が今夏の企画展で取り上げるのは落合芳幾(おちあいよしいく)。本展は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・落合芳幾の知られざる画業の全貌を紹介する世界初の展覧会となる。出品数は80点以上。会期は8月3日〜26日

「ジャン=フレデリック・シュナイダー」展が東京・東神田のTARO NASUで開催される。本展は、60年代後半より画家として活動しているジャン=フレデリック・シュナイダーの画業をたどるもの。会期は7月6日〜8月4日。

全国389の国公私立美術館が加盟する全国美術館会議(会長:建畠晢)は19日、「美術館と美術市場との関係について」と題した声明を発表した。これは5月に報道された政府案「先進美術館」構想に対するもの。

アートを通じて市民の社会参加を進めるアメリカの団体「フォー・フリーダムズ(For Freedoms)」が立ち上げた企画「50 State Initiative」が、注目を集めている。実現すれば、アメリカ史上最大のパブリック・アートとなる。

アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの大規模回顧展「ゴードン・マッタ=クラーク展」が6月19日より東京国立近代美術館で開催されている。アジアでは初となるこの回顧展では何が展示されているのか? その見どころをお届けする。

2016年にTOTOギャラリー・間で開催され反響の大きかった鈴野浩一と禿真哉による建築家ユニット、「トラフ建築設計事務所」による展覧会「トラフ展 インサイド・アウト」の巡回展が、北九州市のTOTOミュージアムで開催される。会期は8月21日〜12月23日。

2016年に22の国と地域から85組のアーティストが参加して行われた「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 」。延べ77万人以上(主催者発表)を動員し、新たなアートエリアとしての地位を確立しつつあるこの地域で、「茨城県北地域おこし協力隊」の募集が始まった。この地域滞在型のプログラムの魅力とは?

第117回
福島市内の高校で美術教員を務めながら、2011年の福島第一原発の事故後の福島市の写真を取り続ける赤城修司の個展「Fukushima Traces, 2017」展が、東京・新宿のphotographers’ galleryで開催された。震災後の赤城の活動を追い続けてきた椹木野衣が、本展をレビューする。

トップクリエイターと凸版印刷が協力し、新たな印刷表現を探る企画「GRAPHIC TRIAL」が開催される。13回目となる今年のテーマは「Passion」。つねに創作の源とされてきた「パッション」を、感性と技術に注ぎ込んだ作品群が展示される。参加作家は宇野亞喜良、サンティ・ロウラチャウィなど。会期は6月16日~9月17日。

初来日となるミケランジェロの大理石彫刻2点を中心に、古代ギリシャ・ローマとルネサンスで追求された「理想の身体表現」を紹介する展覧会「ミケランジェロと理想の身体展」が、東京・上野の国立西洋美術館にて6月19日に開幕。その見どころをお届けする。

徹底した数学的精度・美学を通して音の本質と視覚化を追求、視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断する電子音楽家、ビジュアル・アーティストの池田亮司。東京・表参道のスパイラルでは「Ryoji Ikeda concert pieces」として、これまでに発表したオーディオ・ビジュアル作品3作を7月27日〜29日の3日間にわたってオールナイト上演する。

大分県全域で10月6日〜11月25日に開催される国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭「おおいた大茶会」のメインのプロジェクトである「アニッシュ・カプーア in BEPPU」の続報が発表された。今回は世界初公開となるパビリオンをはじめ、日本未公開のカプーアの代表作などが展示される。

東京・上野の東京国立博物館の東洋館内にある人気施設「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」。ここで過去に人気のあったVR作品のなかから、投票によって再上演作品を決定することが発表された。投票受付期間は7月22日までで、東京国立博物館および特設ウェブサイトから参加できる。

溶けゆく過程にあるような人体のモチーフをメインに、海、光、生命といった曖昧なもの、計り知れない無限性の描画を試行してきた興梠優護(こうろぎ・ゆうご)。「普遍的な存在」をテーマに、スペイン全土を巡るリサーチのなかで手がけた新作が成山画廊にて発表される。会期は6月23日〜7月28日。

第2回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本のなかから毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年6月号の「BOOK」2冊めは、東京都写真美術館学芸員を経て現在ブリヂストン美術館副館長を務める笠原美智子の『ジェンダー写真論 1991-2017』を取り上げる。

東京を中心に活動をしている写真家・原田直宏の個展「三つ目の部屋へ」が東京・六本木の禅フォトギャラリーで6月22日~ 7月14日の会期で開催。写真におけるふたつの技法を混ぜ合わせながら、ひとつの架空の物語を編み上げる制作スタイルを取った作品が展示される。

第1回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本のなかから毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年6月号の「BOOK」で取り上げる1冊目は、塗師の赤木明登が民藝について書いた『二十一世紀民藝』。

自主刊行の批評誌『アーギュメンツ』が、千葉県松戸市のアーティスト・イン・レジデンス、PARADISE AIRの主催によって刊行記念イベントを7月16日に行う。2017年、書き手の居場所をSNSで確認して直接会いに行くことで購入できるというユニークな流通形態で話題になった同誌。最新号刊行記念イベントとしては今回が関東初の機会となる。なお、同日は同誌即売会のほか、PARADISE AIRと松戸市内のツアーも行われる。

「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展が東京・上野の東京国立博物館で開催される。本展は、大報恩寺が誇る「慶派」の名品を通覧できる貴重な機会となる。会期は10月2日〜12月9日。

第1回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった新連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1972年11月号から、特集「コミューンへ―精神の 生活の」を紹介。